何のために学ぶのか

 

今日から11月。進路探究塾 Mirai は開塾から 8ヶ月となりました。

多くの方のご支援で 8ヶ月を迎えることができました。本当にありがとうございます。

 

11月は中学生の後期中間テスト,高1生・高2生は同じく後期中間テスト,高3生は学年末テストに各種模試と試験が目白押しです。

とは言え,当塾の実践する教育は眼前の各種試験に向けた小手先の対策ではなく,長い目で見た学力の獲得と,夢を持ち,そしてその夢に向かって頑張れる意識・姿勢を醸成することです。

 

何のために学ぶのか。

それが定期テスト等の各種試験のため,または受験に合格するためというものであれば,以前のブログでも述べたように,いずれどこかで破綻してしまう可能性があります。

大学受験までの学びは,夢をかなえるための,または夢のスタート地点に立つための準備と捉え,手を抜いたり安易な近道を模索したりせずに懸命の努力をすることが重要です。

進路探究塾 Mirai は授業指導や質問受付対応,将来設計指導,そして生徒ならびに保護者様との日々のやり取りを通じてそのサポートを行なう塾なのです。

 

昨日,当塾の個別指導専科コースに在籍する中3生の保護者の方との懇談がありました。その生徒は大学で宇宙理論を学ぶことを希望しており,志望校は東京大です。

彼女の指導をするようになって間もなく 6年になりますが,お母様とも「本当にあっという間でしたね」と振り返っていました。

 

大学で学びたいこと,さらにはその後の目標。彼女はこれらが明確に固まっているからこそ頑張れるのです。

英語は私が担当しており,授業指導と並んで『速読英単語 必修編』の単語テストをすでに開始 (入門編は完了) しているなど,志望校合格に向けた準備は着々と進んでいます。

数学は現在 IIB を指導しており,早い段階で完了した IA はセンター試験型のものであれば 9割を切らないレベルに到達。国語は二次を意識した指導を展開しています。

 

何より “愉しんで” 学べているということ。これが彼女の強みであり,夢をかなえるために必要とされるものなのです。

前述したように,当塾はあくまで生徒たちが愉しんで学ぶことと,生徒たちの夢のサポートをするというスタンスの塾であり,眼前の各種試験の得点獲得のための指導を行なう塾ではありません。

中学生にとっての定期テストや高校受験,高校生にとっての定期テストや各種模試,もちろん大学受験さえも『通過点に過ぎない』という意識を持つことが大切なのです。