高3生 全統マーク模試《2016年 5月実施分・続編》

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先日のブログでお伝えした生徒たちに続き,本日,当塾の高3生の集団指導コースに在籍する 5名の岐阜高生たちから『全統マーク模試』の成績帳票の提出がありました。

 

今回,岐阜高の『全統マーク模試』は学校単位の受験ではなく希望者のみの受験だったようで,受験者数は理系が42名と文系が24名のわずか66名に過ぎませんでした。

次回からは岐阜高も含め,全国的にも受験者数が増えることでしょう。

 

当塾在籍の上記 5名から英語科リスニング,数学 IIB,生物,倫理政経で岐阜高 1位が出ております。

ただ,岐阜高は受験者数が 6名に 1名という状況ですからあくまで参考データに過ぎませんが,例えば出題範囲の狭い課題テスト等で 1位というよりは価値があるのかなあと見ています。

 

以前のブログでも申し上げましたが,私は高校生に定期テストや課題テスト,校内実力テストは結果の聞き取りをしませんし,正直興味がありません。

併せて,上記いずれのテストも各高校でどんな出題がされているかも全く知りません。

出題範囲の狭いテストで得点を獲得するために集中的に時間を費やすことは時間の無駄ですし,何より後につながらない “付け焼刃” の学習になってしまうと当塾は考えているからです。

日頃からきちんと学習に取り組んだうえで,テスト前は取り組んできたことの確認に充てる期間に過ぎないという認識が必要です。

 

過去問や予想問題で “急場凌ぎ” を繰り返していても真の実力はつきませんからね。各種テストは “日頃の学習の成果を発揮する場” くらいに位置づけることが高校生には必要です。

そういう意味では『全統模試』をはじめとする各種模試や,『スタディサポート』も同様です。

ですから,これまでのブログでもたびたびお伝えしているように,模試も直前に過去問や予想問題に集中的に取り組むなどの対策をして臨むことに意味がないというのが当塾のスタンスなのです。

 

話を当塾の塾生たちの『全統マーク模試』結果に戻します。

 

自己採点の時点でも大方判明済みでしたが,当塾の理系のトップは 5教科 7科目で 748点 / 900点 (全国平均は 500.5点) で得点率は 83.1%,偏差値は 67.4 です。

採点ミスがあって自己採点より10点も下がっており,彼女には以後ないようにと厳重注意しました。

まあまあの結果ですが,まだ伸びしろがありますので二次対策も含めて今後も志望校合格に向けて指導を継続していきます。

 

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写真をもう 1枚。

 

当塾の今回の英語科 1位,2位の結果 (いずれも文系) です。非常に頑張ってくれました。

このうち 1名は先日のブログでも紹介したように,私が推す『基本英文700選』『速読英単語 上級編』にも取り組んでくれており,最近はセンターよりもむしろ二次力の強化に力を入れています。

ですから,現役生としては非常に良いペースで仕上がっていると言えます。

 

先日のブログで紹介した生徒たちもそうですが,小学生,中学生の頃から長きにわたって指導している生徒たちが結果を残してくれることは本当に嬉しいです。

このまま入試本番まで慢心する,慢心させることなく,共に頑張っていきます。

 

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改めてにはなりますが,当塾の高校生集団指導コースの指導は “集団指導+個別指導” のダブルメソッドによる “少人数定員制” の指導です。

 

集団指導コースの定員は各学年とも最大16名。各科とも個別指導にて添削などの二次対策をきっちりと行なうには,16名以上の在籍生がいる状態では難しくなります。

良質な指導の維持,ならびに,ゆとりを持った座席配置や集中できる自習室などの良質な環境を維持するためにも,当塾は “運営上の都合” を優先させることはありません。