塾教員としてのやりがい

 

先日,東大の院で学んでいる卒塾生 (当塾 4期生) から就職内定の報告をもらったので,彼女が岐阜へ帰省してきた際にそのお祝いにと食事へ行ってきました。

 

以前のブログでも紹介したように,彼女は小3生の終わりから大学合格までの 9年間を指導した教え子で,当時から何をするにしても努力を惜しまない性格でした。

今回,ご縁があって彼女が強く希望するところに就職内定をいただいたと聞き,当時からの夢を無事に形にしてくれて安堵しています。

 

もちろん彼女の滝の合格や東大の合格も嬉しかったですが,小さい頃からずっと目標にしてきた航空宇宙の道を叶えた今回の方が個人的には嬉しかったです。

 

 

当塾ホームページの『開塾にあたり』でも触れているように,高校は当然ながら大学の合格はどこまでいっても通過点に過ぎませんし,決してゴールでありません。

 

私が塾教員としてのやりがいを最も感じる瞬間は,教え子たちが成績向上や志望校合格を経て卒業後に夢を実現し,彼らが社会で活躍するのを見聞きする時です。

卒塾生の諸君が次々と社会へ出ていきますが,1名でも多くの卒塾生が彼女のように夢を形にすることができるよう,当塾は今後もさまざまな形で指導やサポートを続けていく所存です。

 

二十歳を祝う会 (新成人の式典)

 

本日,各務原市の二十歳を祝う会 (新成人の式典) が開催され,式典後に当塾 7期生の10名が晴れ姿を見せに来塾してくれました。

 

昨年まではコロナ禍による制限がある中での式典の開催でしたが,本日の彼らの笑顔を見ていると以前までの日常が戻った感さえあります。

ただ,元日に震災に見舞われた石川県内は式典を中止せざるを得ない自治体も多数あるなど,世代を超えて様々な思いが交錯していることでしょう。

 

卒塾生の諸君には育ててくれた保護者や地域,ならびに新成人の式典が予定通り開催されたことに感謝するとともに,彼らには改めて新成人としての責任感を持ってほしいと願ってやみません。

 

 

 

こちらはそれぞれ奈良女子大と駒澤大で学ぶ卒塾生で,彼女らは卒塾して以降,お盆や年末年始など帰省の際はいつも顔を出しくれていました。

 

以前から式典後に顔を出してくれると言ってくれていましたから,約束通り晴れ姿を見せてくれて嬉しかったです。

また,奈良女へ進んだ卒塾生は高3生 (当塾 9期生) の諸君にお菓子の差し入れも持参してくれました。本当にありがとう!

 

  

 

7期生は在籍の半数以上が国公立大に合格し,最多進学先は岐阜大の 4名でそれぞれ医学部 (医学科),医学部 (看護学科),応用生物科学部,教育学部へ進学しました。

 

第一志望の国公立大の合格が叶わず併願先に進学した卒塾生もいましたし,再受験 (浪人) する道を選んだ卒塾生も 1名いました。

なお,再受験の卒塾生は 1年間の浪人生活を経て名古屋大の工学部機械航空工学科に合格し,昨春にその報告にも来てくれて,本日も元気な姿を見せてくれました。

 

それぞれが進学した先で充実した時間を過ごせているとのことでしたから,それが私には何より嬉しいです。

 

教え子との再会 Vol. 033

 

お盆前後に卒塾生たちが何名か顔を出してくれたので,まとめてブログに綴ります。

 

1人目は当塾 8期生で,現在は名古屋市立大学医学部医学科で学ぶ卒塾生。

医学部での学びやこの春から始めたというゴルフに関して 2時間ほど話し込みましたが,充実した日々を送れているとのことで安心しました。

 

 

続いては当塾 2期生の 2名で,左は大阪府立大 (現 大阪公立大) を経て現在は獣医師,右は社会人 3年目で名大在学中は当塾でアルバイト講師として活躍してくれた卒塾生。

2名とも中学生だった頃から高校受験を経て,大学合格まで指導した教え子ということもあって彼女らの今の姿は感慨一入です。

 

この代は高校卒業から 6年が経ち,医療系に進んだ卒塾生や院進した卒塾生もこの春から社会人になっています。

それぞれが夢を形にして社会で活躍してくれていることが私には何より嬉しいですし,今の塾生たちも彼女らのように立派に成長してくれたらと願ってやみません。

 

教え子との再会 Vol. 032

 

先日,古い教え子が久しぶりに元気な姿を見せてくれて,3時間ほど話し込みました。

 

彼女は中1生だった頃から高校卒業まで私が指導した教え子で,現在は岐阜県内の大規模病院 (民間) にて勤務する医師です。

当時から頑張り屋さんでしたし,非常に礼儀正しく,人間的にも素晴らしい模範的な存在でしたが,医師となった現在も当時と変わらない気配りや細かな所作が垣間見れて感心しました。

 

以前のブログでもお伝えしたように,教え子たちが立派になっていくのを目の当たりにできることがこの仕事の醍醐味ですし,社会へ出てからも会いに来てくれるのが本当にありがたいです。

当塾から昨春は 1名,今春は 2名が医学部医学科へ進みましたが,彼らにも将来は彼女のような素敵な医師になってほしいと心から願います。

 

二十歳を祝う会 (新成人の式典)

 

本日,各務原市の二十歳を祝う会 (新成人の式典) があり,当塾 6期生の諸君が晴れ姿を見せに来塾してくれました。

 

昨年・一昨年とは異なり,行動制限がない中で式典を行なえたことは非常に良かったと思います。

さらに,今年は例年以上に天候にも恵まれ,旧交を温めつつ二十歳の門出を祝う日としてはこの上ない好条件が揃いました。

 

 

まず,以前のブログでも紹介した上智大で学んでいる卒塾生。

 

今日は共に学んでいたメンバーの晴れ姿を見るため,予定があるところ Mirai へ駆けつけてくれました。

スケジュールがうまく合わなかったために彼女の振袖姿は拝めずじまいでしたが,写真で見せてもらったところ非常に似合っていたので見てみたかったです。

 

なお,彼女には今後の方向性に関して数点アドバイスをしたので,また次に帰省して顔を出してくれた際に話を聞けたらと考えています。

 

  

 

続いて,神戸市外大,岐阜大,南山大で学んでいる卒塾生 3名。

 

3名とも当塾で学んでいた当時から本当にコツコツと努力できる子たちで,現在もそれぞれ将来の夢の実現に向けて歩みを進めていると聞いて安心しました。

今日はゆっくりと話す時間もありませんでしたから,また改めて食事でもしながら話を聞きたいと思います。

 

 

最後は,中学部高校部と当塾で学び,大学へ進学してからは当塾のアルバイト講師として力を貸してくれている 2名。

 

日頃から明るく溌溂と振る舞い,塾生たちのために頑張ってくれている,そして成長しようと努力してくれていることが非常に嬉しいです。

献身的な協力,いつも本当にありがとう。

 

教え子との再会 Vol. 031

 

年末年始は多くの教え子たちが Mirai へ来てくれたのですが,今回のブログは特に印象的だった 2名を紹介します。

 

まず 1人目は名古屋大に通う卒塾生 (当塾 5期生) で,今回は近況報告と後輩たちの激励を兼ねて年末に Mirai へ来てくれました。

私が彼と顔を合わせるのは新成人の式典の日に来てくれて以来で,当塾で学んでいた当時と変わらない元気な姿を見せてくれて非常に嬉しくなりました。

 

今回,大学での学びや今後の方向性に関しても多く話を聞かせてくれましたから,これからも彼の成長と活躍に期待したいと思います。

 

 

先に紹介した 5期生と,中3生 (当塾11期生) が 1年以上ぶりの再会で談笑していました。

 

家が近所でもなければ親族でもない,6学年も離れたこの 2名がなぜこのような間柄なのかと言うと,彼らは 3年前まで “自習室仲間” として毎日のように顔を合わせていたからです。

中3生の彼は小学生だった当時も当塾の自習室へ足繁く通い,当時は高校生だった彼を含む多くの塾生たちに声をかけてもらったり,可愛がってもらっている姿を私たちは幾度となく見てきました。

 

当塾にはこういった “縦のつながり” や “学年を超えた絆” が随所で見られます。

自習室内では上級生が背中で語りかけ,自習室を出れば彼らは良きお兄さん,お姉さんとして下級生たちと関わり,相乗効果で双方の成長が期待できるものです。

 

模範的な存在となる塾生が多く在籍しているからこそ実現できるものと自負しておりますし,これも私が提唱する『知の継承』の取り組みの一環と位置付けています。

 

 

続いて 2人目は駒澤大で学ぶ卒塾生 (当塾 7期生) で,年始に手土産を持って Mirai へ来てくれました。

 

彼女が当塾で学んでいた頃を振り返ると,こちらで取り組むよう指示したものは徹底してやり切ってくれる塾生で,いつも礼儀正しく,きちんと相手の目を見て話すことのできる塾生でした。

顔を合わせたのは久しぶりでしたが,大学での学びと東京での暮らしを楽しそうに話す姿を見て,当時から良い意味で何も変わっていないことが非常に嬉しかったです。

 

また帰省した際は,元気な姿を見せてくださいね。

 

教え子との再会 Vol. 030

 

岐阜大学の医学部医学科に通う卒塾生 (当塾 7期生) が,近況報告と後輩たちの激励を兼ねて Mirai へ来てくれました。

 

以前のブログでもお伝えしたように,私が彼女と知り合ったのはもう10年以上前のことですから,医師になるという将来の夢に向かって着実に歩みを進めてくれていることが非常に嬉しいです。

近況報告からも,彼女が確実に成長していることが伝わってきて嬉しくなりました。

 

 

彼女は中3生から高3生の塾生たち一人ひとりに声を掛けながらお菓子を手渡してくれたのですが,医学科を志望している塾生諸君は特に気合いが入ったようでした。

彼ら,彼女らも,一般入試と比して入りやすいという理由で安易に地域枠という選択をすることなく,彼女のように一般入試で第一志望先に現役合格を勝ち取れるよう頑張ってほしいと思います。

 

教え子との再会 Vol. 029

 

本日,古い教え子たち 4名が子どもたちを連れて Mirai に来てくれました。

 

私が彼女らの指導を開始したのは2004年のことで,当時彼女らは全員中学生でした。

2004年というと今の高3生が生まれた年にあたりますから,時間が経つのは早いと感じるとともに18年という歴史の重みも感じます。

 

子どもたちの可愛い姿が見れて嬉しかったですし,何よりちゃんと挨拶ができることに感心しました。

その姿を見て彼女らが保護者としてきちんと子育てができていることが犇々と伝わってきましたし,それぞれが社会に貢献し,素敵に年を重ねてくれていることが私には嬉しいです。

 

教え子との再会 Vol. 028

 

2日続けて 6期生,7期生の卒塾生が顔を出してくれたので,ブログに綴ります。

 

1人目は当塾 6期生で,現在は上智大で学んでいます。

彼女は大学に入学して以降,お盆前後と年末年始は Mirai に顔を出し,近況および学びの報告をしてくれる律義な卒塾生です。

 

今回は彼女の将来の目標も聞かせてくれましたから,その実現に向けていくつか具体的なアドバイスをしました。

 

 

2人目は,中高の 6年間を当塾で学び,現在は奈良女子大で学んでいる卒塾生 (当塾 7期生) です。

 

彼女から前期の学びの報告を受けた際,嬉しそうに話す姿からも充実した日々を過ごせていることが窺え,彼女に奈良女子大を勧めて本当に良かったと改めて感じました。

まだ入学して 1年も経っていませんが,今後も愉しみながら学びを深め,将来の夢の達成に向けて引き続き頑張ってほしいと思います。

 

 

2名とも元気な姿を見せてくれただけでも十分なのに,私たち教員への手土産だけでなく,彼女らの後輩にあたる現塾生への菓子も持参してくれました。

 

上智大へ進んだ卒塾生は「私たちが塾生だった頃,お盆前後や年末年始に来塾する先輩たちから励ましの言葉を添えてお菓子を手渡していただいたことが嬉しかったので」と話していました。

以前のブログでもその場面を紹介したことがありますが,私としては事あるごとに周囲に対して感謝の念を持つよう伝えてきたことが当塾を卒業した今も心に残っていることが非常に嬉しいです。

 

また,奈良女子大へ進んだ卒塾生は,私が昔から愛してやまない奈良の名店『千壽庵吉宗』の生わらび餅を持参してくれました。

これが私の好物だということは彼女には伝えてありましたが,帰省のタイミングで買ってきてくれるなんてさすが気の利く子です!美味しくいただきます!

 

教え子との再会 Vol. 027

 

本日,教え子が子どもたちを連れて Mirai へ来てくれました。

 

中央に写る彼女は中2生の終わりから高校卒業まで私が指導した教え子で,現在は 3児の母として多忙な日々を送っています。

抱っこしているお子さんは昨年に生まれたばかりの 0歳児で,写真には写っていませんが,もう 2人は 6歳児 (新小1生) と 2歳児です。

 

上の子たちは「ママの先生に会いに行くよ」と伝えられ,今日をとても楽しみにして来てくれたと聞きました。

みんな可愛かったですし,終始お行儀よくしている姿が印象的でした。

 

なお,彼女は写真の向かって右に写っている当塾の社員と同学年 (幼なじみ) という間柄であり,彼女らが中高生だった頃,学業面はもちろん取り組む姿勢も含めて模範的な生徒たちでした。

彼女らが高校を卒業して早いもので14年が経ちますが,以前のブログでも申し上げたように,さまざまな形で教え子の成長を見ることができるところがこの仕事の醍醐味です。

 

子どもたちを連れて来てくれた教え子は母親としての姿も非常に感心するものでしたし,育休が明ける夏からは仕事復帰するとのことで相変わらずパワフルだなあと感じた次第です。

 

 

こちらは先の教え子の妹で,今回,一緒に Mirai へ来てくれました。

 

彼女も中学入学から高校卒業までの 6年間にわたって私が指導した教え子で,岐阜高校を経てお茶の水女子大学の理学部へ進み,現在は大手 IT 企業で勤務しています。

当時から姉妹揃って本当に頑張り屋さんでしたから,彼女らの現在の姿は長い時間をかけてコツコツと築き上げた賜物と言って過言ではありません。

 

彼女らとはもう何年も会っていませんでしたが,久しぶりに元気な姿を見れてとても嬉しかったです。