『冬特講 2016』 2日目・3日目

 

『冬特講』で恒例となっているのが,高1生から高3生が参加する『学年を縦断して数学 IA の対決』 です。

今年度は35名の高校生がこれに参加しました。

 

センター試験の数学 IA は国公立大を志望する大学受験生にとって最も早く修了する科目です。

高1生にとっては 2年後,高1生にとっては 1年後を見据え,数学 IA は早い段階で完成度を高めておくことが,難関大受験に向けて不可欠です。

 

 

題材は河合出版の『センター試験予想問題パック 2017』で,35名の平均点は 69.7点という結果でした。

上位 5名は以下の通りです。

 

1位 91点 (岐阜高・理系 高3生)

1位 91点 (加納高・文系 高3生)

1位 91点 (滝高・理系 高1生)

4位 90点 (岐阜高・理系 高2生)

5位 88点 (岐阜高・理系 高3生)

 

高3生に交じり,高1生と高2生から 1名ずつランクインを果たしました。

しかし,全体で見ると,問題数が多く処理に時間のかかった生徒もいたこともあって,高1生と高2生は生徒間で得点にかなりの差が出ました。

長い目で見て,ここを埋めていく指導をしっかり行なう必要があると再確認しました。

 

2年間にわたって多くの場数を踏んできた高3生は,学年全体で見て「さすが」という結果でした。

昨年の同様の取り組みではクラス全体の平均点は 70.9点でしたが,ここ最近はクラス全体の平均点が 90点を超える時もあり,1年間で確実に得点力を向上させてきています。

2週間後に控えたセンター試験本番においても,大きな成果を残してくれるものと確信しています。

 

 

本日は卒業生が 4名,当塾へ顔を出してくれました。

現在のそれぞれの学び,生活全般,卒業を見据えての話など,私と彼らの話は尽きませんでしたが,目標を持ち,着実に歩を進めてくれていることが本当に嬉しいです。

 

後輩たちに各科のアドバイスをしたり,志望する大学・学部に通う学生の “生の声” を受験生に聞かせる場面もありました。

こういった機会を通じ,モチベーションを上げるきっかけの 1つにしてくれればと願っております。