今冬は昨冬,一昨冬とは異なり,降雪となる日が数回あります。
今春に大学を卒業し,その多くが社会人となる世代のセンター試験の日は降雪と路面凍結により,受験生諸君は大変な思いをしました。
来週はいよいよ共通テストが実施されますので,4年前のような天候にならないことを願います。
今回のブログは「社会人」をテーマに綴ります。
以前のブログでも触れたことがありますが,塾業界は非常に人材が流動的です。
厚生省の統計によれば,新卒で就職しても 3年以内に半数近くが辞めていくという異常さです (詳細はこちら)。
それほど早期に,かつ大量に離職してしまう要因は,勤怠や処遇に対する不満や,業務内容が過酷であることなどが挙げられるでしょう。
こんなはずではなかったという “入社後ギャップ” が,より離職率を高める結果になってしまっているのだと思います。
このブログをお読いただいている,当塾ではなく他へ通わせている保護者の方で,お子さまが通っている塾や予備校の先生が急に変わったなんてことはありませんでしたか。
それが年度途中であれば,異動ではなく退職の可能性が濃厚です。
よく,塾や予備校のチラシや Web で「講師はすべて正社員」といった文言を見かけますが,そう銘打っている塾や予備校の離職率はどのくらいなのか関心があります。
先日のブログでもお伝えしたように,当塾では 2名の正社員が頑張ってくれており,彼女らは当塾で間もなく勤続 6年を迎えます。
離職率が高い塾業界にあって彼女らの頑張りは本当にありがたいですし,何より 2名ともが各務原市の出身で,生まれ育った地域へ貢献できていることが私にとっても誇らしいことです。
また,彼女らに加えて 9名のアルバイト講師たちも,後輩である塾生たちのために,そして自己成長のために当塾で頑張ってくれています。
なお,当塾のアルバイト講師たちは大学卒業まで勤め上げてくれるケースがほとんどで,卒業後は公務員や超がつく一流企業へと就職していきます。
社会人になってからも,彼らは塾生たちにとっての目標であり続けます。