塾長挨拶・開塾にあたり


塾長挨拶

1997年に塾教員としてのキャリアを開始し,大手進学塾で18年にわたって高校受験・大学受験の英語科の指導を担当するとともに,校舎長や岐阜地区の統括責任者を歴任してきました。

私は当時から,多くの塾が中学生の定期テスト対策や高校受験対策を指導の主軸に据えていることに疑問を感じていました。
そういった風潮を変えるべく,高校合格で終わらない指導,そしてお子さまの将来を見据えた指導を通じて,地域の皆様により大きな “教育における貢献” を果たすことを目標として2015年 3月に進路探究塾 Mirai を開塾しました。

開塾から多くの素晴らしいご家庭と関わらせていただいており,おかげさまで掲げた目標が少しずつ形になってきております。
今後も地域の皆様に必要とされ,愛される塾を目指して参ります。

進路探究塾 Mirai 塾長 伊藤 維亮


開塾にあたり

ますますグローバル化が進む世界の中で,日本のプレゼンスが低下しています。戦後,日本は奇跡の復興を遂げ,Japan As No.1 と称されるまでの経済大国となりました。しかし,バブル崩壊後失われた20年を経た現在,人口減少,少子高齢化,財政危機,社会保障制度問題,国際外交問題等課題は山積しており,このような中,20年後,30年後の社会を担う子どもたちへの教育の変革が急務となっています。

これまでのインプット中心型教育 (暗記教育) は成長過程の日本に確かな成果を生み出し,日本の教育水準を底上げしてきました。しかし,今後の日本を支える人材はそれだけでは不十分であり,インプットした知識をアウトプットする力,自ら課題を見つけ創造的に協同して解決策を見出す能力,自分のミッションを早い段階で見つけ行動する力,英語をツールとして使いこなす語学力を礎としたコミュニケーション能力等が求められます。

私塾においても,もはや有名大学・高校の合格者数だけで競うのではなく,これから世界で求められる考え方と能力を身に付けさせる指導を実践し,未来のリーダーを育成する国内のネットワークの構築が必要であります。わたしたちは,いわゆる学習塾としての機能 (成績向上・志望校合格) に加え,これからの日本と世界をより良い方向に導くために尽力できるリーダーを教育する場として,進路探究塾 Mirai をここに創設します。