昨日のブログで『中学生の頑張り』を紹介しましたので,本日は『高校生の頑張り』ということで綴ります。
以前のブログ『授業後の様子 ①』と『授業後の様子 ②』でも紹介しましたが,当塾では多くの高校生が日頃から23時頃まで学習に励んでいます。
黙々と自習する生徒,教員に質問する生徒。さまざまではありますが,ダラダラと時間を過ごしたり喋ったりという生徒はおりません。
これは中学生も同様で,兄姉が高校生で当塾に通っているというケースだと,中学生の弟妹も同じ時間まで自習に励みます。
当塾はほとんどの生徒が保護者様の車での送迎で通塾してくれていますから,迎えを 1回でまとめて実施という形です。
よく「今日は23時までね」とか「今,22時45分に迎えに来てもらうよう電話しておいたから」と兄弟姉妹間でやり取りしている光景を目にします。
テスト前だけ頑張っても結果は出ません。日頃からどれだけやり込んでいるかが重要なのです。
日頃は真剣に取り組んでいないのに,テスト直前だけ自習室に来て血眼で取り組み,質問も的を得ていない。挙句の果てにはテストで問われそうなところをピックアップしてほしいと言い出す始末。
これで結果の出せる生徒もいないわけではありませんが,長い目で見た成長はありませんし,いずれどこかで破綻することでしょう。
上記は端的な例ではありますが,私はこれまでのキャリアにおいてもこういった生徒を目にしてきました。
それを踏まえ,当塾では生徒たちに予想問題などの “お膳立て” に安易に頼らせない指導を実践しているのです。
私たちが目指すのは,長期的な目標と広い視野を持って取り組める生徒の育成です。
決まったものや決められた範囲をきっちりと漏れなくやり抜く。この姿勢が子どもたちの将来へつながる成長を促していくのです。
公立高は前期中間テストが終了したというのに,今日も高校生用の自習室は満席になりました。もちろんですが,ここには追試があるから自習室に来たという生徒は 1名たりともおりません。