日々の研鑽

 

私は中高生に英語を指導するようになって19年目となりました。

キャリアを重ねても,自身の納得できるレベルには程遠い,まだまだであるというのが実状です。

 

リーディングとライティングは問題ありませんし二次レベルの英文和訳や和文英訳の添削は軽く捌けても,やはりリスニングは思うようにいかないというのが実状であります。

恥ずかしながら TOEIC でもリスニングセクションは満点を取れておらず,自分自身でもここには改善の余地があると捉え,今後も努力を継続していく所存です。

 

当塾には東京大や東京外大など,二次でリスニングを課す大学を志望する生徒が在籍しております。

生徒たちも日々必死にすべきことに取り組んでいるわけですから,こういった意識の高い生徒を指導するにあたり,私も日々の自己研鑽を怠るわけにはいきません。

 

写真は私が通勤の車中で聴いているリスニング教材で,『速読速聴・英単語 Advanced 1100』( Z会) という書籍です。

仕事のことを考えずに運転している時は,ほぼほぼこれを聴いています (車の HDD にはピアノやヴァイオリンなどのクラシックか,英語リスニング教材くらいしか入っていないんです… )。

 

この『Advanced 1100』は版を重ねた現在のもので 4版目となりますが,私はこれを初版からすべて取り組んできました。

英文は現地の新聞や雑誌からの引用で良質なものが多く,読んでも楽しめる仕上がりとなっております。

さらに,付録の CD にはその英文が英語圏で放送されるニュース番組と同等の読み上げ速度で吹き込まれており,非常に実地的な仕上がりとなっております。

 

目標は短期的・短絡的なものではなく,長期的にかつ大きなビジョンを持つ。そして,“愉しみながら” 自身の課題に向かって日々の研鑽を続けていく。何事も後回しにしない。

このことは私が生徒たちに日頃から語りかけていることですが,生徒たちだけでなく私たち教員も同じ姿勢で臨むことが重要であると考えます。