確たる信頼関係を築くために

 

時折ではありますが,授業後の時間に生徒たちと談笑することがあります。学校での出来事や昔話など,会話に花が咲いてこの時ばかりは楽しいひと時を過ごします。

写真は当塾の教員が撮ってくれたもので,私と生徒たちが彼らの中学時代を振り返っての話で談笑していた時のものです。

 

生徒とは授業だけのつながりではなく,質問受付や各種相談を受けたり,こちらから様々なことで指示・指摘することもありますし,くだらない話で談笑することもあります。

当塾は少人数定員制を敷いておりますから,生徒一人ひとりに目を届かせることが可能ですし,どの生徒とも分け隔てなく接します。

例えば,いわゆる成績優秀な生徒だけを可愛がるとか,目をかけるという考えは私にはありません。当塾に通う生徒は皆同じ,当然のごとく “一律の扱い” なのです。

私たちは対面教育を行なう塾ですから,とにかく対話を重視する。これに尽きるというわけです。

 

これまでのキャリアにおいても,私は生徒たちに対して同様の接し方をしてきました。

以前に勤めていた塾は高校受験がメインの塾であったものの,私が責任者をしていた校舎では生徒や保護者の方の要望に応える形で高校生もしっかりと学べる環境の整備をしました。

先日のブログでも紹介しましたが,ここに進路探究塾 Mirai の原点があるのです。

結果として多くの生徒と中・高または小・中・高と長きにわたって間柄が続くことになり,卒業後も彼らと塾という枠組みを超えた間柄が継続しているというわけです。

 

生徒たちの人生における数々の成長の瞬間に携わり,人生の岐路となる数々の場面に自分が関われたことは本当に幸せなことだと感じています。

私のもとを離れて以降,社会へ出てからも相談してくれたり,帰省した際は顔を出してくれたりと,私たちの間には非常に深く強い絆があるのです。

 

2015年 3月に開塾したばかりの進路探究塾 Mirai においても,生徒たちの成長をサポートしつつ,確たる信頼関係を礎として生徒たちと共に成長を続けていく決意であります。