中3生の成長

2016.08.04_106

 

本日は午前から中3生の集団指導コース生に集まってもらい,夏期講習会 (サマーターム) の一環として高校入試対策講座を実施しました。

 

内容は英語科と数学科の岐阜県公立高の過年度入試問題の演習と解説授業,そして自習および質問受付です。

英語科は2010年度実施分 (一般入試),数学科は2008年度実施分 (一般入試) を時間を計って生徒たちに取り組んでもらいました。

 

ここまで年度の古いものに取り組ませたことには理由があります。

1つは,ここ 2年から 3年の過去問題は「記述式の出題がほぼない」ということと,もう 1つは「あまりに易しすぎる」ということからです。

近年の岐阜県公立高入試の出題レベルであれば,きちんと理解を積み重ねておけば特段の対策を講じる必要もありませんし,はっきり言って,それは時間の無駄だと思います。

寧ろ,特段の対策を講じたり,予想問題に縋らなければ得点できない程度の基礎学力しかないのであれば,高校進学後が本当に不安です。

 

話を戻します。

先日のブログでもお伝えしたように,当塾の中3生はすでに中学内容を全単元修了しておりますから,現時点でも公立高の入試であれば解き切ることができます。

英語を例にとると,中学校ではまだ習っていない関係代名詞や間接疑問文,ask O to do なども当塾の生徒たちは 7月までに習っているものですから何ら問題ありません。

 

自由英作文のセクションは解答用紙を回収し,私が添削を行ないました。

私は日頃から京都大や東京外大といった高い英語力・和文英訳力を求められる大学を受験する高校生の添削指導も行なっていますから,中学生であろうと容赦はしません。採点は辛口です。

これを高校合格のためのスキルではなく,高校進学後のための礎づくりと位置づけて指導にあたっています。

 

本日の英語の最高点は95点で,以降は90点,87点,87点,87点と続き,受講生全体の平均点は78.4点でした。

県教委発表の平均点は65点ということでしたから,入試まで半年以上ある 8月時点にしてはなかなか仕上がっていると言えます。

 

同じく数学の最高点は94点で,以降は93点,90点,89点,82点と続き,受講生全体の平均点は64.5点でした。

県教委発表の平均点は48点で,難易度の高い出題だったようです。

以前のブログでも紹介したことがありますが,この前年まで岐阜県公立高入試の数学は非常に易しかったこともあって面食らったという受験生が多くいたそうです。

 

ご存知の方も多いと思いますが,ここ近年,岐阜県公立高入試は極端に易化しております。しかし,大学入試改革を数年後に控えた今,この傾向が来春以降も続くとは思えません。

実際,他の都道府県に目を向けると来春より高校入試が変わると “予告” している教育委員会もあり,変革の時期が目前に差し迫っていることは明白です。

 

ですから,直近 2年から 3年の入試問題で得点できる,またはそれをもとに作成された予想問題で得点できるからと慢心している受験生は面食らう可能性があります。

先日のブログでも申し上げましたが,当塾が受験生に対して無責任な予想問題を提示しない理由はこれです。

過去問や予想問題に頼らせることなく,各科,そして各単元をきっちりと理解しつつ,大量の演習に頼らせない学力の形成が当塾の指導です。