当塾の受講料に関して

 

今回のブログは受講料に関する内容です。

お問い合わせの際に当塾の受講料に関して尋ねられることが多いので,今回はその一部を紹介します。

 

当塾の月額受講料 ( 9月から12月) は,例えば中3生の集団指導コースは38,880円 (税込み),高3生の集団指導コースは45,360円 (税込み) となっています。

中学生は 5科目の指導を基本としているのに対し,高校生は志望校の受験に必要な科目を組み合わせる形です (詳細はこちら)。

なお,中3生や高3生といった受験学年はタームによって週あたりの授業コマ数および時間数が異なるため,月額受講料に変動があります。

 

当塾は 4月から 7月をターム A,9月から12月をターム B,1月と 2月をターム C,そして 8月をサマーターム,3月をスプリングターム として 1年を 5つのタームに分割しております。

ターム A・B・C の間は月額受講料のほか,各タームの初月に関連費 (実力テスト代 (小5生から中3生のみ)・教材費・自習室利用料・補習費等) を別途請求させていただいております。

 

当塾の受講料は近隣の塾や予備校と比べると,「高い」とも「安い」とも見て取れます。

岐阜県内の中学生を対象とする一般的な集団指導塾の月額受講料と比べると,当塾の月額受講料は「高い」水準かもしれません。

高校生に関しては,当塾の場合は集団指導と個別指導を複数科目で組み合わせての受講料ですから,個別指導専門の塾や映像授業を提供する塾と比べると「安い」水準です。

個別指導専門の塾は 2科目から 3科目の受講料で当塾の月額受講料を軽く上回りますし,映像授業を提供する塾は,科目数にもよりますが年間受講料で比較すると当塾のほうが割安です。

 

 

当塾には成績優秀生が数多く在籍しておりますが,そういう生徒たちをいわゆる特待生として扱う受講料の減額制度は設けておりません。

「地域貢献」などと称して特待生制度を設けている塾や予備校もありますが,単にその生徒の合格実績が欲しいだけであって,それは生徒を広告塔と位置づけているケースがほとんどです。

 

また,数日の講習会を受講しただけ,あるいは格安な受講料で数週間通塾しただけ,さらに驚くべきは,自習するスペースを与えただけで「合格実績」に計上する塾や予備校もあります。

これらもある種,特待生制度です。

そもそも,わずか数日,または数週間の受講で劇的に学力が向上するとは考えにくいですから,その生徒が受講以前に培ったものがベースになっていると考えるほうが妥当でしょう。

合格実績を追い求め,そのためには手段を選ばない塾や予備校と,当塾は一線を画しています。

 

もちろん各媒体で公表されている合格実績がすべて上記のようなものではないと信じたいのですが,「実状は闇の中」という表現がぴたりと当てはまります。

何名が受験し,そのうち何名が合格したのか。私立大の受験の場合,重複合格はどの程度あるのか,または合格者の一般入試と推薦入試の内訳はどうなっているのか。

これらを明かすことなく “華やかな数字” だけを踊らせているところは多いのです。

 

上記のようなことを鑑みると,以前のブログでも触れたように,塾や予備校が公表している合格実績を鵜呑みにすることは本当に危険です。

併せて,さも “大勢が難関校に合格しているかのように見せる” 表記,例えば “特定の数校をまとめた表記” をしているケースも同様の事例と言えます。

 

2016.01.04_for blog_000

 

受講料に話を戻します。

 

塾や予備校に対して受講料を支払うのは当然のことではありますが,塾や予備校の受講料の未納は全国的にはかなり多いと聞いております。

進路探究塾 Mirai は開塾から 1年 6ヶ月を迎えますが,この間,各種受講料の未納は一切ありませんでした。

当塾へご子女を通わせておられるご家庭はきちんとしたご家庭ばかりですし,通塾してくれている生徒たちを見ていても,言葉遣いや各種姿勢面などの躾が十分に行き届いていると感じます。

 

当塾は子どもたちの学習面のサポートを行ない,教科指導ならびに対話を通じて生徒たちの夢の実現の後押しをすることを目的に運営しております。

それらに加え,良質な学びの環境を提供することが重要な責務であると考えております。

円滑な運営を行なうためにも各ご家庭から適切な受講料を頂戴することは不可欠なことですから,当塾は今後も受講料を変更するつもりはありません。

 

塾により受講料は異なります。かなり格安と思える受講料設定をしている塾も見受けられます。

しかし,受講料が安いということは,必ず “それなりの理由” があります。

 

ある程度の規模の塾であれば集団指導で教室に生徒を詰め込み過ぎているだとか,昨日のブログでも紹介しましたが,その “歪み” が職員の人件費に影響しているという可能性もあります。

“個別” 指導と謳っておきながら,実際は 5名とか 6名の生徒を 1名の教員が担当しているというようなケースもあります (しかも異学年 (かつ異教科) だったり)。

新規の入塾者に対して「今なら○○無料!」などと煽るやり方も含め,安いということには必ずそれなりの理由があるのです。

 

話が右往左往しましたが,今回のブログは最近感じたことや気づいたことを羅列した,そんな感じです。

駄文,大変失礼しました。