当塾には主要大学の案内冊子 (パンフレット) をまとめて置いてある一画があります。
大学別の案内冊子は高校生に向けて設置しているものですが,私が進路に関する講話をした後や,将来設計指導の後などには,中学生がこれらを閲覧している場面に遭遇することもあります。
彼らにはこういったものに積極的に触れてもらい,高校合格は小さな通過点に過ぎないということを理解してほしいと考えています。
当塾が将来設計指導の一環で設置している冊子は大学案内だけにとどまりません。
その一部が,国家公務員を志望する大学生に向けて省庁が作成しているパンフレット類で,中学生・高校生は普段はなかなか目にできないようなものも当塾にはかなりの数が置いてあります。
これらは,例えば検察庁や人事院のホームページでも全く同じものが閲覧可能ではあるものの,子どもたちが気軽に手に取れることに意味があると私は考えます。
最近,様々な分野で紙媒体が廃止される動きが加速していますが,以前のブログでもお伝えしたように,気軽に手に取ることができることは紙媒体の良さの一つだと思います。
しかし,政府も推奨しているペーパーレス化,または SDGs 達成に向けた取り組み等々,紙媒体は今後どんどん縮小されていくことは確実です。
20年もすれば,上記したような冊子類はすべてデジタル化され,現在のように手に取って見れるものではなくなっているかもしれませんね。