語彙の習得

 

以前のブログでも申し上げたように,塾長である私の指導科目は英語科です (たまに日本史の代講や理系科目の質問受付で登場しますが (笑) )。

 

英語科の学習において欠かせないものは,何と言っても語彙の習得です。

当塾では小学部から基本語彙の書き取りを徹底させ,中学部では中2生の 9月から中3生の12月まで単語テストを繰り返し,高校部では高2生の12月までに5,000語を到達点として指導しています。

 

難関大の一部や語学に強みのある大学を志望する塾生には5,000語のもう一段上にも取り組ませるものの,5,000語がきちんと身についていれば基本的にはほとんどの大学入試に対応可能です。

 

 

なお,当塾には海外大へ挑戦する塾生も在籍しているため TOEFL iBT の指導も行なっておりますが,やはりこちらも語彙の習得が欠かせません。

私は TOEFL iBT で 6割から 7割の得点を獲得するには少なくとも10,000語が必要だと考えており,塾生には英語で様々なテーマの学術書を読んだり講義を聞いて習得するよう指導しています。

 

10,000語というと大学入試で求められる単語数のおよそ 2倍の数にあたりますから,一般的な高3生にこれを求めるのは非常に酷と言えます。

しかし,TOEFL iBT は英検や TOEIC のように付け焼刃のテクニックで得点できる易しいものではありませんから,海外大を志望するのであれば膨大な数の語彙と向き合わなければならないのです。

 

共通テストを含む大学入試にしても,TOEFL iBT にしても,突き詰めるには語彙の学習は不可欠だということです。