写真は岐阜東高の高3生 (当塾10期生) で,予てから第一志望先だった名古屋工業大学の工学部社会工学科に総合型選抜で合格し,高校の先輩にあたる当塾の国語科教員と記念撮影した際のものです。
彼女は小6生の 9月に入塾し,当塾の小学部・中学部を経て高校に進学してからも当塾の高校部で学び,早いもので入塾から 6年が経過しました。
2年 8ヶ月前の公立高入試では悔しい思いをさせてしまいましたが,大学受験では今日こうして第一志望の合格を勝ち取ることができ,最高の形で受験生活を終えられたことに安堵しています。
11月にこうして早々と大学受験を終える形となったものの,彼女のこれまでの頑張りからすれば 2月の一般選抜でも合格を勝ち取っていた可能性が高かったことは間違いありません。
平日は夕方の早い時間から軽食持参で自習をして夜の授業に臨むサイクルを欠かさず,土曜日も学校のある日でさえ13時30分には塾に到着して22時30分まで授業に自習に励む毎日でした。
以前のブログでもお伝えしたように,高校合格は小さな通過点に過ぎず,大切なのは大学合格とその先です。
当塾の中学部集団指導コースは在籍半数以上が岐阜高・岐阜北高へ進学しますが,残念ながら公立高に不合格となって併願先の私立高へ入学する塾生もいます。
下記は県内の私立高に在籍して高校卒業までの間を当塾の高校部で学び,国立大の現役合格を勝ち取った卒塾生たちです。
[2016年 春] 1期生
岐阜東高 → 岐阜大学 教育学部 (一般選抜・前期日程)
[2017年 春] 2期生
岐阜東高 → 名古屋大学 文学部 (一般選抜・前期日程)
[2019年 春] 4期生
岐阜東高 → 岐阜大学 地域科学部 (一般選抜・前期日程)
[2020年 春] 5期生
鶯谷高 → 名古屋大学 教育学部 (学校推薦型選抜)
岐阜東高 → 名古屋大学 工学部 物理工学科 (一般選抜・前期日程)
岐阜東高 → 岐阜大学 教育学部 (学校推薦型選抜)
[2022年 春] 7期生
岐阜東高 → 奈良女子大学 生活環境学部 食物栄養学科 (学校推薦型選抜)
岐阜東高 → 岐阜大学 応用生物科学部 生産環境科学科 (一般選抜・前期日程)
[2023年 春] 8期生
岐阜東高 → 岐阜大学 社会システム経営学環 (一般選抜・前期日程)
[2024年 春] 9期生
岐阜東高 → 名古屋工業大学 工学部 情報工学科 (一般選抜・前期日程)
岐阜東高 → 岐阜大学 地域科学部 (一般選抜・前期日程)
岐阜東高 → 岐阜大学 地域科学部 (一般選抜・後期日程)
彼らは私立高へ進むことになりましたが,大学入試は納得のいく形で終わらせたいという気概を持って高校卒業まで当塾で学び,それぞれ上記の大学の現役合格を勝ち取りました。
ただ,彼らが不合格となった公立高へ進学した生徒たち全員が,大学入試においても順風だったかと言えばそんなことは絶対にありません。
公立の上位高に合格したからといって胡坐をかいていると,いつの間にか “中学卒業時の序列” が崩れ,取り返しのつかない事態に陥っていることが往々にしてあります。
当塾のチラシにも謳っている通り,高校合格はゴールではなく通過点であるという意識を持つことが重要です。