二次対策

 

高3生はセンター試験に向けた学習が一段落したので,各科とも着々と二次対策を開始しています。

 

例えば英語科の二次対策は毎週土曜日に実施しており,ここでは主に私が作成したテキストにて英文和訳と和文英訳の演習と講義,そして答案を回収しての添削指導を行なっております。

これが落ち着いたら長文読解や総合問題演習に入ります。

長文読解や総合問題に関しても私が作成したテキストを使用しますが,これらは大仰なものでもなければ予想問題の類でもない,あくまで基礎を徹底することに終始した内容のものです。

 

 

二次でリスニングが課される大学を受験する生徒もおりますから,上記とは別の時間を確保してその指導も行なっております。

本日は,去る 5月27日のオバマ大統領の広島でのスピーチの聞き取りと,東京大学の過去問題を用いての演習,あとは時間が余ったため慶應義塾大学の長文問題に取り組んでもらいました。

 

東京大学の入試問題は「思ったよりも易しかった」と話していた彼女ら。

実際,東京大学はオーソドックスな出題が多いですから実際その通りですが,それはこれまでに培ってきた日々の積み重ねが効いているのだと思います。

 

彼女らは中学生のころから私が指導してきた生徒たちですが,日頃からコツコツと取り組み,語彙に関しても『速読英単語 上級編』まで仕上げた頑張りが今の学力を形成しているのです。

学力および成績向上のための秘策とでも言うような  “特別な何か” に取り組んだ,または取り組ませたわけではなく,地道な努力の積み上げの結果なのです。

 

以前のブログでも触れたことがありますが,地道な努力を怠って過ごしてきた高3生に「夏からが勝負 ! 」などと謳う無責任な指導は私にはできません。