中学生の頑張り《前期期末テスト》

 

中学生の前期期末テスト結果が出揃いました。

 

これまでのブログでも,何度も紹介したことのある当塾の中3生。

入塾前は数学が 8点,英語が18点など 5科合計点で136点と不振だった定期テストの得点は,成長を続けて今回は数学が95点,英語が81点など 5合計点で408点となりました。

ついに400点の大台に乗せ,もちろん合計点においては自己ベストを更新。入塾以来,得点力向上は止まるところを知りません。

 

入塾前と比較して定期テストの 5科合計点はちょうど 3倍。これは,私のこれまでのキャリアにおいても最高の伸び率です。

達成には 1年を要しましたが,途中で投げ出すことなく根気よく頑張った証と言えます。

日々の授業・指導に加え,学習の取り組み方の指導と集中できる環境を提供すれば,頑張ろうという意欲を持っていさえすれば結果は出せるということを証明してくれました。

 

上記の生徒の他にも,中3生のこのタイミングで自己ベストを更新した生徒が 3名おります。

その中に,他塾から移ってきてちょうど 1年が経過し,微増を繰り返しながら前進し続けて,今回の前期中間テストで目標としてきた得点を突破した生徒がおります。

さらに,彼女の素晴らしいところは,今回の結果に満足することなくすぐさま次を見据えた行動が取れているところです。11月の後期中間テストでは,より得点を向上させることと確信しています。

 

やはり,成績向上は時間がかかるものだと改めて感じました。

上記で紹介した生徒たちが残した結果は,過去問や予想問題といった “お手軽なもの” に頼ることなく達成した得点ですから,そういったものを駆使して出した結果とは価値が全く違います。

 

 

ただ,夏の頑張りを遺憾なく発揮できて結果を残せた生徒もいれば,残念ながら発揮できず結果を残せなかった生徒がいるのも事実としてあります。

当塾では各種テストの結果を提出時には一人ひとりにフィードバックを行なっているのですが,決意を新たに次へ向かう姿勢ができている生徒もいれば、悔しくて泣き出してしまう生徒もいます。

 

一人ひとりの生徒としっかりと向き合い,それぞれが目標へ向かうことができるようサポートしていくことが私たちの責務であると改めて感じました。

とは言っても,これさえやっておけば的な “お手軽なもの” 与えるなどして楽をさせるのではなく,コツコツと “真の学力” を積み上げるサポートに徹する。

開塾以来,変わることのない当塾の決意です。