進路探究塾 Mirai 塾長のブログです。
塾長ブログ
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12月度の新入塾生を募集しています
当塾は12月度の新入塾生を募集しております (チラシ画像をクリックまたはタップすると拡大します)。
受付学年は集団指導コースが小6生から高2生,個別指導専科コースが中2生・中3生で,各学年とも定員に達した時点で募集を終了します。
なお,集団指導コースの小5生は定員に達したため,高3生は受験直前期のため入塾受付を終了致しました。
受講説明会のご予約はお電話にて受け付けており,受講説明会は一斉の形式ではなくご家庭ごとの実施で,所要時間は約50分間です。
受講説明会と併せ,小6生から中2生のお子さまは入室テスト,中3生から高3生のお子さまは入室面談も同時に実施します。
当面の受講説明会および入室テストの日程は以下の通りです (平日枠は中3生から高3生と,入室テスト免除ラインに到達している中2生のみ)。
・12月13日(金) 19時30分から20時20分
・12月14日(土) 13時30分から14時20分
お問い合わせや受講説明会のご予約は,お電話の場合,毎週火曜日から土曜日の13時30分から19時の時間帯で承ります。
インターネットでの受付は24時間対応ですが,フォームにご入力いただいたお電話番号またはメールアドレス宛へ折り返し連絡後に日時が確定となりますので予めご了承ください。
12月の月次お知らせと冬期時間割
12月の月次お知らせと冬期時間割です (画像をクリックまたはタップすると拡大します)。
いずれも当塾の LINE アカウントで既報のものとなりますが,特に季節講習会時間割は PDF ダウンロードのご希望も多かったことから今後はブログでも月次お知らせと季節講習会日程を掲載します。
以上,宜しくお願い致します。
直近 5ヶ年の国公立大合格状況
春先のブログで当塾の直近 5ヶ年の公立高合格状況を紹介しましたので,今回のブログは直近 5ヶ年の国公立大合格状況を紹介しようと思います。
直近 5ヶ年の卒塾生 (当塾 5期生から 9期生) 総数は57名で,そのうち34名が国公立大に現役合格を勝ち取っています。
これを率で表すと59.6%ですから,当塾は卒塾生のおよそ 5名に 3名が国公立大に現役合格する塾ということになります。
なお,59.6%を細分化すると以下のようになります。
名古屋大など旧帝大に現役合格 … 9名 (構成比 15.8%)
国公立大医学部医学科に現役合格 … 3名 (構成比 5.3%) ※ 3名とも地域枠ではなく一般枠
上記以外の国公立大に現役合格 … 22名 (構成比 38.6%) ※ 名古屋工業大 5名・岐阜大10名を含む
当塾は直近 5ヶ年で旧帝大と国公立大医学部医学科に合わせて12名の合格者がおりますので,これを率で表すと21.1%,つまり卒塾生の 5名に 1名以上がそれらに現役合格している計算です。
なお,開塾からの通算 ( 9ヶ年) だと卒塾生99名に対して旧帝大と国公立大医学部医学科に合わせて17名の合格者ですから,率としては17.2%で近年は向上を続けていると見て取れます。
県内に複数の校舎を構えるような大手塾だと 1学年の在籍数が何百,何千といて,国公立大の合格者数も膨大で,例えば旧帝大だけでも100名を超える規模の合格者がいらっしゃることでしょう。
当塾のような 1学年の在籍数が10名前後の小さな塾は,合格者数ではそういった素晴らしい大手塾さんと全く勝負になりませんから,悲しいことに率でしかそれらに立ち向かうことができません。
ただ,現在の当塾の中学部・高校部に在籍している塾生たちの頑張りや成績状況からすると,旧帝大や国公立大医学部医学科といった難関大への現役合格率は近いうちに30%を超えると見ています。
塾生諸君の頑張りに応えられるよう,授業指導はもちろんのこと自習室や質問受付,添削指導を通じて,彼らにとって居心地の良い学習空間をつくっていけるよう今後も努めて参ります。
後期中間テスト結果など《中1生・中2生》
今回のブログは,直近の定期テストで結果を残した中1生・中2生の得点を紹介します。
[後期中間テスト素点 3傑 (実施形態の異なる蘇原中を除く) ]
475点《桜丘中・中2生 (通塾歴 1年10ヶ月) 》
〔内訳:国語 97点,数学 94点,英語 90点,理科 94点,社会 100点〕
466点《桜丘中・中1生 (通塾歴 0年 8ヶ月) 》
〔内訳:国語 95点,数学 98点,英語 92点,理科 90点,社会 91点〕
462点《中央中・中2生 (通塾歴 2年10ヶ月) 》
〔内訳:国語 91点,数学 96点,英語 80点,理科 100点,社会 95点〕
[蘇原中の10月実施分の中間テスト 3傑] ※ 500点換算
497点 (174点/175点)《中2生 (通塾歴 1年 1ヶ月) 》
〔内訳:国語 100点 (35点/35点),数学 100点 (35点/35点),英語 97点 (34点/35点),理科 100点 (35点/35点),社会 100点 (35点/35点)〕
491点 (172点/175点)《中2生 (通塾歴 1年 9ヶ月) 》
〔内訳:国語 100点 (35点/35点),数学 100点 (35点/35点),英語 91点 (32点/35点),理科 100点 (35点/35点),社会 100点 (35点/35点)〕
480点 (168点/175点)《中2生 (通塾歴 0年 8ヶ月) 》
〔内訳:国語 85点 (30点/35点),数学 100点 (35点/35点),英語 100点 (35点/35点),理科 100点 (35点/35点),社会 94点 (33点/35点)〕
以前のブログでも取り上げたことがありますが,当塾の近隣には定期テスト対策指導に強みがあり,各中学校の学年トップが何名も在籍していることをアピールしている大手塾があります。
そんな塾であれば当塾よりも高得点を収める生徒さんが何百,何千と在籍していらっしゃるでしょうし,当塾は定期テスト対策指導はもちろん高校受験対策指導の全般において足元にも及びません。
当塾は小中学生であっても大学受験や将来の夢の実現に向けた指導を行なう塾ですから,眼前のテストで得点させるために過去問や予想問題を取り組ませることに否定的な立場です。
決められた範囲をきっちりとやり抜いたうえで,子どもたち自身が何をすべきか考えて行動する力を養うことが,高校進学後のみならずその後も成長し続ける礎を築くことにつながるのです。
中3生は公立高入試まで間もなく100日を切りますから,彼らがここから重視すべきは定期テスト結果ではなく実力テスト結果です。
もちろん定期テスト結果は内申確保のために不可欠ではあるものの,岐阜高を志望する塾生,その中でも滝高を併願受験する塾生には定期テストの準備に時間をかけすぎないよう指示しています。
写真は当塾の中3生の返却されたばかりの実力テスト結果帳票で,1年前の入塾以来目標にしてきた450点台の到達に成功しました。
彼が以前に通っていたのは定期テスト対策が充実した高校受験対策指導に長けている大手塾でしたが,不思議なことに当塾へ移ってからのほうが定期テスト結果と内申が向上しているのです。
さらに,1年かけて過去問や予想問題に頼らない姿勢を身につけた結果,実力テスト得点も目に見える形で右肩上がりを続けていますから高校に進学して以降も伸びる可能性を秘めています。
現状に満足することなく,高校受験は小さな通過点に過ぎないという姿勢で取り組む彼を私たちはサポートし続けます。
英文和訳演習 上級編
写真は個別指導専科コースで指導している高2生 (当塾11期生) に,自習用教材として渡した駿台文庫の『英文和訳演習 上級編』という問題集です。
以前のブログでも紹介したように『英文和訳演習 上級編』は私が高校生の頃に取り組んでいた問題集で,左に写っているものが私が実際に使用していた同問題集です。
右に写っているものが今も書店に並んでいる現行のもので,装丁こそ変わりましたが中身は当時ものと全く変わっていません。
先述した11期生がこの10月で,同じく自習用に渡した『英文和訳演習 中級編』を終えたと報告があったので,11月に入って『英文和訳演習 上級編』を渡しました。
私自身が使用していた『英文和訳演習 上級編』に取り組んだ当時の日付を記していて,それを見るとちょうど私も高2生の11月から『英文和訳演習 上級編』と “格闘” を開始していました。
指導にあたっている11期生も当時の私と同じペースで歩みを進めてくれているのが嬉しいですし,彼の志望校の合格に向けては必須と考えられるこの問題集と格闘して成長してほしいものです。
名古屋工業大学合格!
写真は岐阜東高の高3生 (当塾10期生) で,予てから第一志望先だった名古屋工業大学の工学部社会工学科に総合型選抜で合格し,高校の先輩にあたる当塾の国語科教員と記念撮影した際のものです。
彼女は小6生の 9月に入塾し,当塾の小学部・中学部を経て高校に進学してからも当塾の高校部で学び,早いもので入塾から 6年が経過しました。
2年 8ヶ月前の公立高入試では悔しい思いをさせてしまいましたが,大学受験では今日こうして第一志望の合格を勝ち取ることができ,最高の形で受験生活を終えられたことに安堵しています。
11月にこうして早々と大学受験を終える形となったものの,彼女のこれまでの頑張りからすれば 2月の一般選抜でも合格を勝ち取っていた可能性が高かったことは間違いありません。
平日は夕方の早い時間から軽食持参で自習をして夜の授業に臨むサイクルを欠かさず,土曜日も学校のある日でさえ13時30分には塾に到着して22時30分まで授業に自習に励む毎日でした。
以前のブログでもお伝えしたように,高校合格は小さな通過点に過ぎず,大切なのは大学合格とその先です。
当塾の中学部集団指導コースは在籍半数以上が岐阜高・岐阜北高へ進学しますが,残念ながら公立高に不合格となって併願先の私立高へ入学する塾生もいます。
下記は県内の私立高に在籍して高校卒業までの間を当塾の高校部で学び,国立大の現役合格を勝ち取った卒塾生たちです。
[2016年 春] 1期生
岐阜東高 → 岐阜大学 教育学部 (一般選抜・前期日程)
[2017年 春] 2期生
岐阜東高 → 名古屋大学 文学部 (一般選抜・前期日程)
[2019年 春] 4期生
岐阜東高 → 岐阜大学 地域科学部 (一般選抜・前期日程)
[2020年 春] 5期生
鶯谷高 → 名古屋大学 教育学部 (学校推薦型選抜)
岐阜東高 → 名古屋大学 工学部 物理工学科 (一般選抜・前期日程)
岐阜東高 → 岐阜大学 教育学部 (学校推薦型選抜)
[2022年 春] 7期生
岐阜東高 → 奈良女子大学 生活環境学部 食物栄養学科 (学校推薦型選抜)
岐阜東高 → 岐阜大学 応用生物科学部 生産環境科学科 (一般選抜・前期日程)
[2023年 春] 8期生
岐阜東高 → 岐阜大学 社会システム経営学環 (一般選抜・前期日程)
[2024年 春] 9期生
岐阜東高 → 名古屋工業大学 工学部 情報工学科 (一般選抜・前期日程)
岐阜東高 → 岐阜大学 地域科学部 (一般選抜・前期日程)
岐阜東高 → 岐阜大学 地域科学部 (一般選抜・後期日程)
彼らは私立高へ進むことになりましたが,大学入試は納得のいく形で終わらせたいという気概を持って高校卒業まで当塾で学び,それぞれ上記の大学の現役合格を勝ち取りました。
ただ,彼らが不合格となった公立高へ進学した生徒たち全員が,大学入試においても順風だったかと言えばそんなことは絶対にありません。
公立の上位高に合格したからといって胡坐をかいていると,いつの間にか “中学卒業時の序列” が崩れ,取り返しのつかない事態に陥っていることが往々にしてあります。
当塾のチラシにも謳っている通り,高校合格はゴールではなく通過点であるという意識を持つことが重要です。
公立高校の定員に関して
間もなく岐阜県の公立高校の定員が発表される頃かと思います。
先日のブログでもお伝えしたように,当塾の中学部集団指導コース在籍生で公立高を受験する塾生は,そのほとんどが岐阜市の普通科高に進学します。
特に直近 2年間の進学先は岐阜高・岐阜北高・加納高 (普通科)・岐山高 (普通科)・長良高の 5高校のみで,全員が岐阜市内の普通科高へ進学しました。
ただ,現在の各高校の状況を鑑みると,当塾から多くの塾生が進む先ではあるものの,岐阜市内の普通科高は定員を減らすべきだと考えます。
これは岐阜高や岐阜北高も例外とは考えませんし,入試直前のブログでも申し上げましたが,2年以上連続して定員割れとなっている多治見北高,関高,可児高も定員削減を実施するべきでしょう。
なお,県教委が 1月に発表した『県内公立高等学校への進路希望状況』の時点でも,多治見北高,関高,可児高は定員割れとの予測が出ており,結局そのまま入試本番を迎えることになりました。
高校受験をメインに据えている塾は学区トップ高が定員割れする今の状況を歓迎しているのかもしれませんが,これは長い目で見ると大きな損失になることは間違いありません。
前期通知表《中学生》
中学生の前期通知表結果が揃いましたので,ブログにて紹介させていただきます。
当塾の中学部集団指導コースは 1学年の在籍数が10名程度の小所帯ではありますが, 5科でオール 5を獲得してくる塾生が多く在籍しています。
以下は当塾の中1生から中3生で,令和 6年度の前期評定の 5科でオール 5を獲得した塾生たちです。
[ 1位] 9科計 44 ( 5科計 25)《桜丘中・中2生》 ※ 中1の 9科学年評定は45
[ 2位] 9科計 44 ( 5科計 25)《桜丘中・中1生》
[ 3位] 9科計 43 ( 5科計 25)《稲羽中・中3生》 ※ 中1の 9科学年評定は44,中2の 9科学年評定は44
[ 3位] 9科計 43 ( 5科計 25)《中央中・中3生》 ※ 中1の 9科学年評定は34,中2の 9科学年評定は41
[ 3位] 9科計 43 ( 5科計 25)《桜丘中・中1生》
[ 6位] 9科計 41 ( 5科計 25)《蘇原中・中2生》 ※ 中1の 9科学年評定は34
[ 7位] 9科計 40 ( 5科計 25)《中央中・中2生》 ※ 中1の 9科学年評定は39
[ 8位] 9科計 37 ( 5科計 25)《蘇原中・中3生》 ※ 中1の 9科学年評定は29,中2の 9科学年評定は33
上記 8名は定期テストに向けても熱心に取り組んでいる姿を何度も見かけましたし,4月からの頑張りを評価してもらえて嬉しかっただろうと思います。
ただ,9科計で40を超えたものの 5科計は惜しくも24だった塾生が 5名もいましたので,定期テストの得点向上に加えて懇談で後期に向けた改善点を洗い出していこうと思います。
先日のブログでもお伝えしたように,当塾の中学部集団指導コース在籍生の最多合格先は岐高で,在籍の半数以上が岐高・北高へ進学します。
通知表の 9科40超というのは岐高の合格を目指すにあたり一つの目安になりますから,定期テスト結果はもちろん,授業中の姿勢や提出物に至るまで手を抜くことはできません。
なお,塾生全体の平均を算出したところ,5科が22.6,9科が38.1という結果となりました。
続いて,前学年の後期から今回にかけて 9科計でアップを勝ち取った塾生たちを紹介します。
[ 1位] 前学年後期 9科計 32 → 現学年前期 9科計 37《蘇原中・中3生》
[ 2位] 前学年後期 9科計 37 → 現学年前期 9科計 41《蘇原中・中2生》
[ 2位] 前学年後期 9科計 37 → 現学年前期 9科計 41《蘇原中・中2生》
[ 2位] 前学年後期 9科計 34 → 現学年前期 9科計 38《中央中・中3生》
[ 2位] 前学年後期 9科計 31 → 現学年前期 9科計 35《中央中・中2生》
[ 6位] 前学年後期 9科計 37 → 現学年前期 9科計 40《中央中・中2生》
[ 6位] 前学年後期 9科計 33 → 現学年前期 9科計 36《中央中・中3生》
[ 6位] 前学年後期 9科計 28 → 現学年前期 9科計 31《中央中・中3生》
[ 9位] 前学年後期 9科計 41 → 現学年前期 9科計 43《中央中・中3生》
[ 9位] 前学年後期 9科計 36 → 現学年前期 9科計 38《蘇原中・中2生》
[ 9位] 前学年後期 9科計 33 → 現学年前期 9科計 35《蘇原中・中2生》
[12位] 前学年後期 9科計 40 → 現学年前期 9科計 41《蘇原中・中2生》
これまでのブログでもたびたびお伝えしている通り,当塾は中高生に対して過去問や予想問題を用いた定期テスト対策指導を一切行なっておりません。
彼らは安易なものに頼ることなく決められた範囲をきっちりやり抜くことで,蘇原中の中間テストを含む定期テストでしっかり得点を取ってきます。
過去問や予想問題など “安易なもの” を与えることは子どもたちから考える力を奪い,高校受験はなんとかクリアできても高校進学後の伸びに影響します。
当塾は中学生の時点から大学受験や将来の夢の実現に向けて指導を行なう塾であり,市中に溢れる高校受験対策がメインの塾や学校の 7時間目的な位置付けの塾とは一線を画しています。
中学生の実力テスト
夏休みが明けてすぐに実施された中3生の実力テスト結果の返却が始まっています。
写真は小学部から当塾に在籍する中央中の中3生のもので,分布からも中央中で上位にいるとわかりますが,市内の中学校では順位が公表されていないため正確な順位を知ることはできません。
一昨年のブログでも申し上げたように,公表されていない中学校内の順位を憶測してああだこうだと言うのは時間の無駄です。
各務原市内で生徒数が多い中央中・蘇原中・那加中の,今回の実力テストにおける 5科平均点と451点以上の割合を中3生数の降順で示します。
[中央中]
中3生数 → 241名,5科平均 → 268.8点,451点以上の割合 → 約 2% ( 4名から 5名)
[蘇原中]
中3生数 → 240名,5科平均 → 265.7点,451点以上の割合 → 約 3% ( 5名から 6名)
[那加中]
中3生数 → 196名,5科平均 → 272.8点,451点以上の割合 → 約 5% ( 8名から 9名)
8年前のブログでも申し上げましたが,実力テストの平均点や401点以上,451点以上の割合は当時も現在も中学校間でかなり差があることがわかります。
ですから,○○中で□□位という指標は高校受験に向けては何の役にも立たないことが明白ですし,そもそもそこにこだわること自体がナンセンスというわけです。
あえて目指すところを申し上げるなら,岐阜高を目指す中3生は今回の実力テストであれば 5科で440点は確保しておきたかったところです。
中3生は秋から冬にかけてまた実力テストや外部模試が複数回実施されますから,今回は納得のいく結果を残せなかった中3生も次こそはという気概で学習に励んでほしいと思います。
冠模試で総合 A判定!
8月に実施された『京大オープン』や『名大オープン』など冠模試の結果が返却され,受験した高3生 (当塾10期生) より帳票の提出がありました。
昨年に続いて今年度も『名大オープン』で総合 A判定を獲得した塾生がおり,当塾のような 1学年10名程度の小さな塾から優秀な成績を収める塾生が次々と出てくることを嬉しく思っております。
なお,彼女も中学部から継続して当塾で学んでいる塾生で,長い時間をかけて培ってきたものが数字に表れていることが何より嬉しいです。
これは上記した『名大オープン』で総合 A判定を出した塾生の,高1生の 7月から高2生の11月までの進研模試の成績推移です。
以前のブログでも紹介したように,当塾の塾生は高2生の夏・秋頃から目に見えて成績が上がるケースが多く,彼女も例外なくそこに当てはまります。
彼女の高1生の進研模試の岐高内での順位と全国偏差値 (英数国 3科計) は以下の通りで推移しました。
[高1生 7月] 113位/357名 (全国偏差値71.9) → [高1生11月] 90位/356名 (全国偏差値72.4) → [高1生 1月] 184位/356名 (全国偏差値68.3)
高1生の頃はそれほど目立つ成績ではなく当塾の塾生にありがちな成績推移で,卒塾生の諸君も同じような推移をしていました。
この要因としては,当塾は一般入試で難関大を目指すスタンスのため指導ペースも速く学校準拠指導ではないということと,当塾が進研模試対策を全く行なわないことにあると考えています。
当塾は例えば数学 1A は高1生の 7月で修了し,数学 2BC も高2生の 6月には修了するペースで指導を行なっており,塾で学んでいることと高1生の進研模試で出題される範囲と乖離しています。
例年,過去問や予想問題を駆使した進研模試対策を行なう塾や予備校に通うお子さま方に,特に高1生の間は当塾の塾生諸君は後塵を拝してしまうケースがほとんどです。
しかし,これが高2生になって学びの蓄積が効いてくると,当塾の塾生諸君は進研模試の 3科計の校内での順位がどんどん上がっていきます。
[高2生 7月] 43位/353名 (全国偏差値76.9) → [高2生11月] 22位/351名 (全国偏差値79.5)
岐高生に限らず,こんな上昇が高2生の秋にかけて毎年のように見られるため,高1生の頃に当塾の塾生たちの前にいたお子さま方は一体どこへ行ってしまったのかと訝しんでいます。
結局,高1生・高2生の頃に好成績を収めていたとしても,高3生になって結果が出せなかったり肝心の大学受験でさっぱりということになれば,序盤のリードは何の意味もなさないのです。