成長し続ける卒塾生

 

卒業シーズンを迎え,小中学校や高校だけでなく各地の大学でも卒業式が挙行されています。

 

昨年のブログでも紹介したように,毎年この時期には教え子たちから卒業報告のメールをもらうことが多いのですが,本日も当塾 4期生で東大へ進んだ卒塾生からも卒業報告のメールがありました。

私たちが彼女の指導をし始めた頃はまだ小3生で 9歳でしたから,22歳になった今はもう13年以上の月日が流れたことになります。

 

東大へ進学してからは彼女とは年に 1,2回しか顔を合わせませんが,会うたびに成長していることが伝わってきますし,将来の夢に向かって着実に歩みを進めてくれていることが何より嬉しいです。

 

 

彼女からのメールは 4年間の学びの総括に加えて感謝の言葉も多く見られ,また一歩成長したことを感じさせてくれる内容で胸が熱くなりました。

 

また,日本航空宇宙学会学生賞という立派な賞をいただいたと報告がありました。

入学時から熱心に勉学に励んでいることは彼女から聞いていましたし,その頑張りを評価してもらっての受賞ですから彼女にとっても非常に感慨深かったことでしょう。

 

 

以下は彼女からのメールで非常に印象深かった箇所で,そのまま引用する形で紹介させていただきます。

 

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この四年間,自分のやりたかった勉強をとことんやりぬくことができ,とても楽しく充実した時間を過ごすことが出来ました。改めてこの大学に入学することができて良かったと感じています。

東京大学に入学してここまで成長することが出来たのは,伊藤先生をはじめみらいの先生方が,受験勉強のその先にある学びへの興味関心を引き出してくださったからです。

塾で学んだ時間はとても楽しく,その姿勢のままで大学生活を送ることが出来ました。(中略) 4月からはそのまま院に進むので,引き続き楽しむ姿勢を忘れずに研究に励んでいきたいと思います。

 

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私は塾生たちに,学習はそれぞれの夢や希望を具現化するために必要なものであり,学習する際は “楽しむ (愉しむ) 姿勢” でもって臨んでほしいと日頃から話しています。

 

彼女からのメールを読む限り,当時から私が彼女にも話していたことがきちんと伝わっていて,大学生になってもそれを実践してくれているということが本当に嬉しいです。

現在,当塾で学んでいる塾生諸君や大学へ進学した卒塾生諸君も,彼女のように “楽しむ (愉しむ) 姿勢” で学び続け,成長してほしいと心から願っています。