進路探究塾 Mirai 塾長のブログです。
塾長ブログ
進路探究塾 Mirai 塾長のブログです。
前期期末テスト《中学生》
先週実施された前期期末テストの結果が徐々に判明しています。
まだ数名分の結果しか手元にありませんが,自己ベスト更新など顕著な結果を残してくれた塾生を紹介します (今後,随時更新していきます)。
485点《鵜沼中・中3生 (通塾歴 0年 7ヶ月) 》〔前回より29点アップ (自己ベスト更新) 〕
449点《緑陽中・中3生 (通塾歴 0年 6ヶ月) 》〔前回より26点アップ (自己ベスト更新) 〕
上記 2名の塾生は前期中間テストでは悔しい思いをしたものの,今回は奮起して取り組んで自己ベストを更新してくれました。
この夏の頑張りの成果を出せてよかった!すばらしい!
まだ全科目とも返却されていない塾生が多いことに加え,蘇原中は今日・明日でようやく前期期末テスト実施のため結果は未知数です。
こちらも結果が出次第,追ってご報告させていただきます。
不織布マスク着用のお願い
当塾の LINE 公式アカウントでもお伝えしましたが,来週の火曜日より塾内では不織布マスクを着用を必須とし,布マスクやウレタンマスクなど不織布以外のマスクは不可と致します。
なお,健康上の理由やその他の事情により不織布マスクの着用が難しい場合は当塾までご相談ください。
今週は移行期間として,来塾の際に不織布マスクを着用でないお子さまには当塾の備蓄分をお渡しして対応します。
塾内での集団感染ならびに感染拡大防止の観点から,保護者の皆様には上記の取り組みに対し,ご理解とご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
感染拡大防止に向けた各種取り組み
新型コロナウィルスの 1日あたりの感染者数は連日全国で 2万人を超え,感染拡大の状況は日を追うごとに厳しさを増しております。
幸い,私を含めた当塾の職員全員,通塾いただいているお子さま方やご家庭の皆様をはじめ,当塾の関係者は誰一人として新型コロナウィルスに感染することなく本日に至っています。
これは非常に幸運なことだと思うのと同時に,関係各位の感染予防に対する意識の高さの表れだとも思います。
今回のブログでは,コロナウィルス感染拡大防止のために当塾で行なっている取り組みを改めて紹介します。
入口に DUSKIN の泡手指消毒剤 (オートタイプ) を設置し,お子さまの入室時は必ず手指消毒を行なってもらっています。
全教室および事務室に SHARP 社製の加湿空気清浄機 を設置しています。
集団指導で使用する教室はすべて扉と大きな窓を備えており,換気ができる設計です。
入口や教室,トイレなどの手すりを,消毒できるアルコールタオルを用いて定期的に拭き取りを行なっております。
社員・アルバイトを問わず,当塾の職員全員にユニ・チャーム社製の不織布マスクを月に 1箱 (30枚入り) 支給しています。
なお,当塾は2020年 3月以降は毎月にわたって職員全員へ不織布マスクを支給しています。
新型コロナウィルス感染症はまだ収束の気配すら見えない状況ですが,当塾は今後も感染拡大防止に向けた各種取り組みを継続します。
日々の変化
先日のブログで,東京の大学へ進学した教え子の成長が嬉しかったという話を紹介させていただきました。
私は塾教員として仕事をするうえでの最大の魅力は,以前のブログでも申し上げたように「長きにわたって子どもたちの成長に携われること」だと考えています。
子どもたちの成長を目の当たりにする度に,私はこの仕事をやっていてよかったと強く思います。
中学部から大学受験までの 6年,小学部からだと 8年や10年にわたって指導することもあり,その間に子どもたちはどんどん成長を遂げていきます。
促されてようやく机に向かっていた生徒が自らの意思で自習室へ来るようになったり,周囲に対する感謝の気持ちを口にするようになったりと “明らかな変化” が見て取れる瞬間があります。
もちろん,成長過程においては良い意味での変化だけに限らず,素直に指摘を聞き入れない,ないし自身の考えを曲げないことで意見が衝突するケースも多々あります。
これも子どもたちが成長していくにあたって不可欠なものですから,そういう時期もあって然るべきと受け入れる度量が必要です。
私には大学生の娘と高校生の息子がおりますが,実際の子育てをしている中でもそういった変化を感じることがあります。
長い時間を共に過ごしているからこそ感じられる変化。これこそが子育ての,かつ,子どもたちと関わる仕事の醍醐味だと思います。
教え子の成長
この夏も,大学生や社会人になった教え子と顔を合わせる機会が何度かありました。
コロナ禍でなければ食事をしながらゆっくりと話をしたいところですが,現在の感染状況を鑑みるとそういうわけにはいきません。
1日も早い終息を願うばかりです。
お菓子の入った箱を手に教室を歩いているのは今春より上智大で学んでいる卒塾生で,受験を控える後輩たち一人ひとりにお菓子を手渡しながら激励をしてくれました。
彼女は 8月の初めに東京から岐阜へ帰省しており,2週間以上を空けて来てくれる気遣いはさすがだと思いました。
こういった気遣いに加えて現在の学びの報告からも彼女の成長を感じましたし,後輩たちを激励してくれる姿を見て非常に嬉しかったです。
いつも本当にありがとうございます
夏特講 2021
好結果が続々と
蘇原中で 6月に実施された実力テスト結果が子どもたちに返却されています。
当塾は蘇原中の中2生が 5名在籍しており,彼ら 5名の実力テストの 5科平均点を算出すると437.0点になります。
中でも数学は 3名が100点を獲得し,5名の平均点は94.4点に達するなど,彼らの日頃の頑張りが目に見える形で表れて非常に嬉しいです。
なお,今週末より同じ蘇原中から 1名が入塾してくることが決定しており,それによって良い意味での競い合いがさらに活性化されると確信しています。
写真にあるように,当塾トップの生徒は 5科合計が490点と素晴らしい結果で,学年順位はわかりませんがよく頑張ってくれました。
余談ではありますが,彼はこの 6月に漢検 2級の合格も勝ち取っており,長い目で見た受験対策が着々と進んでいると言えます。
先日のブログでも申し上げましたが,当塾の生徒たちが挙って好結果を残してくるのは “目標を持って取り組むことの大切さを理解しているから” に他なりません。
当塾が目指すものは眼前のテスト結果や受験合格ではなく,子どもたちの “長い目で見た成長” と “将来の夢の実現” なのです。
教科書のデジタル化で思うこと
利点も数多くあるということは承知しているものの,私は教科書のデジタル化 (デジタル教科書の導入) に否定的な立場です。
今回のブログはなぜ私がデジタル教科書に賛成していないのかを,私が大学受験時に社会科選択科目 (日本史) の学習に取り組んでいた際の経験も踏まえてお話しさせていただこうと思います。
社会科・理科の各科は教科書を読み込んで理解することが学習の基本であり,教科書を蔑ろにして問題集をひたすら解くやり方は正攻法ではありません。
これは大学受験だけでなく高校受験においても同じことが言えますし,私が大学受験時に取り組んでいた日本史に関してはこれが顕著だと思います。
私は農学部の出身ですが,大学受験時に日本史の学習は全く苦ではなく,むしろ気分転換の位置づけで取り組んでいましたし,センター試験の日本史は満点でした。
写真は私が当時に愛用していた山川出版社の『日本史用語集』で,使い込みが激しく装丁も外れてしまっているなどボロボロです (見た目は汚いですがゴミではありません)。
ちなみに,写真には写っていませんが教科書はもっとボロボロです。
紙の教科書の良さは,何と言っても気軽に手に取れるところです。
私は問題を解いていて不明点が出てきたら,まずは教科書を広げ,そして図録・用語集も併用しつつその内容を振り返っていました。
「確か〇〇ページのこのあたりに記載があったよなあ」などと思い返しながら,山川の教科書をパラパラと捲る。
その際,調べたかった事柄・項目に関連する “別の情報” を読み耽ったり,または,関連はしないが “以前から気になっていた情報” を眺めることもできる。
一見して回り道と思える作業ではありますが,私はこれも学習の醍醐味だと思うのです。
併せて,紙の教科書を手にしてその重みを感じ取り,さらにはその分厚さを目の当たりにすると,受験に向けてどのくらいの分量を学ばなければならないかが一目瞭然です。
開いた教科書の背表紙を見て「まだ先は長いなあ…」とか「折り返しは過ぎた!」など,それが自分を奮い立たせる材料になることもあります。
デジタル教科書はそういった物理的な情報も,なんとなくでしか理解できません。
教科書をメインに図録と用語集を机上に並べて配置し,視点を変えながら学習に取り組む。
大学受験の社会科や理科の学習においてはこういう場面が多々ありますが,仮に教科書・図録・用語集が全てデジタル化されてしまったらどうなってしまうでしょうか。
手元にタブレットや PC が 1台しかない場合,小さな画面の中で教科書・図録・用語集の全てを開かなければなりません。
私のように視力のよくない人間にはタブレットや PC の小さな画面は正直きついですし,アプリや画面を切り替えつつ使用するならば紙媒体のほうが圧倒的に使いやすいことは言うに及びません。
また,デジタルの場合,その様式・形態にもよりますが,紙媒体のような使い勝手を実現できるでしょうか。
アンダーラインを引いたり,補足事項を書き込んだり,教科書の角を折ったり付箋を貼ったりという作業は,デジタルで似たような作業ができようとも絶対に同列には成り得ないのです。
先に述べたように,デジタル教科書にも利点があります。
具体的には,読み上げ機能や動画の再生といった学習支援機能をはじめ,教科書をデータとして持ち歩けるようになることで物理的に荷物を減らせるといった利点が挙げられます。
さらには,誤字や誤記があった場合に訂正が容易にできるなど,出版する側にも利点があります。
しかし,だからといって紙の教科書を減らし,徐々にデジタル教科書の割合を増やしていくという流れには危機感を覚えます。
今後も紙の教科書を基本としつつ,デジタル教科書も併用するくらいの位置づけが望ましいと私は考えます。
暗記や理解が必要な読み物の類,特に繰り返し読み込む必要のあるものは紙で,図録や資料集はデジタル。これならまだ納得です。
卒塾生の出身高校
以前のブログで当塾の 4期生から 6期生,卒塾生40名の『実進学先』を一覧にまとめました。
今回のブログでは,彼らの出身高別の人数分布がどのようになっているかを紹介したいと思います。
彼らの出身高校を降順に並べると以下のようになります。※ ( ) 内は構成比を表します
1. [公立] 岐阜高 11名 (27.5%)
2. [公立] 加納高 8名 (20.0%)
3. [私立] 岐阜東高 5名 (12.5%)
4. [公立] 岐阜北高 4名 (10.0%)
5. [私立] 滝高 3名 (7.5%)
6. [公立] 岐山高 2名 ( 5.0%)
6. [私立] 鶯谷高 2名 ( 5.0%)
8. [公立] 長良高 1名 ( 2.5%)
8. [公立] 各務原西高 1名 ( 2.5%)
8. [私立] 東海高 1名 ( 2.5%)
8. [私立] 南山高 1名 ( 2.5%)
8. [私立] 聖マリア女学院高 1名 ( 2.5%)
公立高の出身者が40名のうち27名 (構成比は68.0%) で,およそ 3名に 2名が公立生ということになります。
学校別で見ると岐阜高 (同27.5%) と加納高 (同20.0%) が多く 2高で全体の半数に達し,岐阜北高 (同10.0%) がこれに続く形です。
先日のブログでも申し上げましたが,どの高校に入学するかによって “ 3年後の未来” がある程度決まってしまう現実があります。
中学生は高校選びをする際,慎重に検討を重ねてほしいと切に願います。