進路探究塾 Mirai 塾長のブログです。
塾長ブログ
進路探究塾 Mirai 塾長のブログです。
本日よりサマーターム開始
本日よりサマーターム (夏期講習会) を開始しました。
学校の夏期休暇を有効に使い,各学年ともこの夏すべきことにしっかりと取り組ませ,夏以降の成績向上を実現します。
写真は中3生の集団指導コース在籍生用の課題テキストで,授業ごとに各科で課す宿題とは別に取り組んでもらうために用意したテキストです。
これを 5科とも全範囲,専用ノートに 8月17日(月) までに振り返りも込みで仕上げるよう指示しています。
計画性が問われるとともに,ただ問題を解くだけでなくしっかりと質問もして理解・納得を積み上げていく。ここがポイントになってきます。
この夏から多くの新入塾生を迎えました。
開塾して 5ヶ月が経ち,当塾の指導の方向性に賛同いただけるご家庭が増えたことはもちろん,徐々に当塾が地域の皆様に認知いただけるようになってきていると実感しております。
皆様のご期待にお応えすべく,私を含めた教員一同全力で指導にあたって参ります。
当塾のサマータームは,お盆前の前半 ( 1st term) とお盆明けの後半 ( 2nd term) に分かれております。
小中学生の集団指導コースに限りますが 後半のみの受講 も承っておりますので,該当学年で受講を検討されている方はお気軽にお問い合わせください。
【サマーターム後半〔 8月18日(火) から 9月 5日 (土) 〕】
・小学生 → 算数と国語の 7月までに学んだことの振り返り (問題演習) および 9月以降の予習
・中学生 → 前期期末テストの 5科の対策授業 (各中学校のテスト範囲を網羅) および英語と数学の重要単元の振り返り
将来設計指導《 7月度》
本日,第4回目となる将来設計講座『みらい』を実施しました。
今回は『教養を身につける』をテーマに,集団指導コースに在籍する小4生から高1生を対象に宗教に関する講義を行ないました。
写真は小学生の講義時の様子です。
誤解のないように申し上げておきますが,私自身は無宗派であり,どちらかというと信心深い人間ではございません。
にもかかわらず初詣に行き,クリスマスも楽しむという典型的な “いいとこどりの日本人” と言えます。
今回は三大宗教を中心にその歴史と背景を子どもたちに学んでもらいました。
当然ながら私の主観は一切伝えず,どれが良い,良くないというような比較もしておりません。
世界では初等教育の段階で宗教教育が盛んに行なわれており,自分の信じる宗教だけでなく他人の宗教についても理解する機会が設けられています。
この背景には,価値観の相違からこれまでに多くの悲劇を生んできたという自戒の念も込められているのではないかと私は考えております。
今の子どもたちが社会で活躍する頃には,今以上にグローバル化が進むことにより世界の様々な国や地域の人とコミュニケーションを取って仕事や生活をすることになります。
さまざま国や地域の人々は,異なる宗教を信仰しています。信仰する宗教が違えば,当然ながら価値観も異なります。
グローバル化した社会では,違う文化や宗教信仰のある人を理解した上でコミュニケーションを取ることがとても重要です。
これを見越し,本日は世界の主要な宗教についての基本の理解を深める講義を行なったというわけです。
『すぐに役立つような知識は,世の中に出て,すぐに役立たなくなる。すぐに役立たないが,長い目で見ると役に立つ知恵,それが教養』
当講座は教養を身につけたうえで考えを確立し,生徒自身の将来設計へとつなげることが目的です。
追いかける姿勢
当塾は来週から夏期講習会 (サマーターム) に入るため,今週末までは通常の時間割にて授業を行なっております。
小中学校は学校の夏期休暇に入ったこともあって,昼または夕方の早い時間帯から自習室に来る生徒もいます。
自習に来た生徒たちの対応や入塾等の手続きにお越しになる保護者の方の対応,そして来週から始まるサマータームの準備で授業開始の夕方までここ数日はバタバタしている状況です。
高校生は夏期休暇に入っておりませんが,自習室はいつもと変わらぬ活況を呈しております。
本日も高校生用の自習室は早い段階で満席となり,高校生用にもう 1室を自習室に充てました。
7月末までに夏期課題を終え,8月からは自分で設定した各科の課題を計画に沿って進める。これが当塾の生徒たちの姿です。
学習だけに限った話ではありませんが,『追われたら負け』です。
課題等を熟すのに精一杯,あるいは課題さえも完遂できないという状況では学力向上など望めるはずもありませんし,“お膳立て” や “神頼み” に頼る姿勢もいただけません。
『追いかける姿勢』でもって日々学んでいくことが必要です。
当然ながら,塾や学校の授業も受けているだけでは意味はありません。
学んだことの振り返りと落とし込み,そして日々の積み重ねがとにかく重要ですから,“わかったつもり” をいかに排除できるかが学力および得点力向上のカギを握っているのです。
今週のお花 Vol. 002
7月17日(金) のブログに続き,本日も『今週のお花』を紹介いたします。
今週のお花は百合水仙 (アルストロメリア) です。
南米インカ地方が原産であるため,英名は lily of the Incas だそうです。
百合水仙は 1本の茎にたくさんの花が咲くのでとても存在感があり,周りが明るくなったような印象を受けます。
花言葉は「未来への憧れ」とのことで,当塾の塾名である「未来」という言葉が含まれていることがなんだか嬉しいです。
今週のお花も,当塾よりほど近い『トン・シェル・トン』様よりおすすめいただきました。
いつも綺麗なお花をありがとうございます。
8月入塾生,サマーターム生募集
来週よりサマーターム (夏期講習会) が開始となります。
今週の土曜日までは募集を行なっておりますが,学年によっては既に定員となっているところもあります。
入塾およびサマータームの受講をご検討されている方はお気軽にお問い合わせください。
開塾から間もなく 5ヶ月となります。
当塾の指導の方向性に賛同いただけるご家庭の数が着実に増えており,日を追うごとに賑やかさを増しております。ありがとうございます。
本日の昼は入塾のお手続きに 3名,サマーターム受講のお手続きに 1名の保護者の方がお越しになり,夜には入塾を検討している高校生の体験受講が 1名と,非常に慌ただしい一日でした。
皆様のご期待にお応えすべく,私を含めた教員一同全力で指導にあたって参ります。
今後とも宜しくお願い致します。
夢ノート
『夢なくして成長なし』
これまでのブログでも紹介してきましたが,当塾は教科指導と並び,将来設計指導にも力を入れております。
将来設計指導の一環として,生徒たちに『夢ノート』を活用させています。
『夢ノート』は “今学年のやりたいことリスト”,“日記”,そして “各種振り返り” の 3点の構成です。
上記 3点を盛り込むこと以外はフォーマット等を指定しておらず,子どもたちに自由に書いてもらっています。
写真は中学生の『夢ノート』で,定期テストで450点を超えることのできる生徒のものです。
定期テストに限らず学習に対する姿勢は申し分ありませんが,この生徒はまだ具体的に将来の夢を定めきれていない状況です。
まずは将来やってみたいことや自分で調べたこと,気づき等を『夢ノート』にどんどん書き留めます。
日々の気づきや振り返りを文字として蓄積し,それを読み返すことによって成長につなげてもらいたいというのが私たちの考えです。
単にテストで点数が取れればよい,志望校に合格できればよい。
いずれも通過点に過ぎないこれらのことに没頭するのではなく,私たちは “その先にあるもの” を見越して日々の学習に取り組める生徒たちを育成します。
今週のお花 Vol. 001
自習に取り組む中学生・高校生
学校の夏期休暇が目前に迫り,入塾を希望される方やご検討中の方からのお問い合わせを頂戴しております。
開塾から 4ヶ月半が経過し,当塾の方針や取り組みに賛同いただけるご家庭が増えつつあるということが非常に嬉しいです。ありがとうございます。
当塾は 7月28日(火) から 9月 5日(土) の日程でサマーターム (夏期講習会) を実施します。
お盆休み期間を除く 5週間の期間で 7月までの復習を中心に 9月以降の予習内容も扱うもので,サマータームのみの受講も承ります。
中学生に関しては学校の夏期休暇が明けてすぐに実施される前期期末テストに向けた指導も盛り込み,長い夏休みを有効に使える学習の機会をご提供致します。
写真は中央中に通う中1生のもので,自習室で前期期末テストの範囲表を眺めつつ,この夏の目標・決意を固めていました。
中学生はどの中学校でも期末テストの範囲がほぼ出そろい,夏休みは何に取り組むべきかが明確になっています。
これまでのブログでも紹介してきたように,当塾は定期テストの予想問題や過去問に頼らせない “決められた範囲をきっちりとやり切る指導” に傾注しています。
今回は木曜日の当塾の様子を紹介します。
土曜日に次いで木曜日は人口密度が高く,自習室は満席に近い状態になっています。
木曜日の夜の時間帯は,中2生の集団指導コースが数学と個別 CT,中3生の集団指導コースは社会と数学,高1生の集団指導コースは英語の授業を行なっております。
これ以外は高2生の国公立大受験パッケージ生の個別数学,あとは個別指導専科コース生の授業がちらほらという感じです。
本日だけに限った話ではありませんが,上記以外の学年や本日授業のない生徒たちは自習室で頑張っていました。
4名の中1生が自習室でそれぞれの課題と向き合っていました (写真は鵜沼中・那加中・中央中の 3名)。
中1生は水曜日・金曜日・土曜日が授業の曜日なのですが,テスト前でなくともこの 4名はほぼ欠かすことなく木曜日は自習に来ております。頑張っていますね!
写真はそれぞれ滝高の高1生,岐阜高の高2生,長良高の高2生です。高校生の自習室はいつもながらの緊張感が漂っていました (睡魔との戦いに敗れている生徒もいましたが…)。
授業がないけれども自習室に来るという生徒も多くいますが,個別数学の授業が20時50分開始ではあるものの19時前には自習室にいるという生徒もおり感心しきりです。
授業開始ギリギリに来て,授業が終わったら即帰宅という高校生は当塾にはおりません。彼らは本当によく頑張ります。
夏休み課題を 7月末までに終了させ,8月は自分の課題に取り組むという計画を立てている生徒が多く,こういった先を見据えた取り組みと計画性が大きな成果を生むのだと考えます。
折りたたみ自転車
努力は報われる,とは限らない
『努力は報われる』という言葉を耳にします。果たしてそうでしょうか。
語弊があるかもしれませんが,私は『努力は報われる』という言葉が好きではありません。言い回しの異なる『報われない努力はない』も同様です。
生徒たち,特に高校生には繰り返し「その意識を捨てよ」と話しています。
『努力は報われる』という発想そのものが,非常に自己中心的な考えです。
受験に当てはめると,『努力』は受験に向けた学習であり,『報われる』は『合格』ということになります。
『成長』という観点では『報われた』と捉えることもできますが,得点は取れなかったが入試に至るまでのプロセスを認めてほしいというのは明らかな筋違いです。
結果が出せなければそれまでという厳しい世界であり,これはスポーツの世界においても同様のことが言えます。
『努力』は人によってさまざま。結果に至るまでに費やしてきた時間も違えば,その深度も異なります。
自分なりに頑張ったといっても,それが望む結果に結びつかなければ『努力』は水泡に帰すことになるわけです。
入試では得点を競い合う他の受験生の存在がありますから,規定の得点に達しなければ不合格となります。
つまり,『報われない』ことは往々にして起こるわけで,その壁が高ければ高いほどこれは顕著です。
模試では A判定を続けていたが当日の問題が解けなかった,雰囲気にのまれた,当日の体調が芳しくなかった等々,運に左右されることもあります。
このブログをお読みいただいている中にもご存知の方がいらっしゃいますが,私は大学受験で辛い思いをしました。
それまでの人生で経験したこともない,大きな大きな挫折でした。
高校での校内順位がどれだけ無力なものなのか,そして自分が模試の判定にどれだけ慢心してしまっていたかを思い知らされました。
私は自身のこの経験を踏まえ,生徒たちには自分と同じ失敗はさせまいと日頃から指導にあたっています。
渾身の『努力』を重ね,そして『報われる』可能性を上げていく。
そのうえで運も味方につけて『報われる』ことができれば幸運だと捉え,さらには受験を成長の機会と位置付けて日々素直な気持ちで,かつ謙虚な姿勢で取り組む。
私は,この気概が難関大の合格に挑む受験生には必要であると考えます。