眼前の結果を欲しがるのではなく

 

高1生・高2生の進研模試の結果が Web で閲覧可能になっており,高校部の塾生諸君から続々と報告が寄せられました。

 

以前のブログでも紹介したように,例年,当塾では高2生の11月実施の進研模試は自己ベスト更新が相次ぎます。

当塾は進研模試に向けた対策を一切行なっていませんが,高校入学から 1年半が経過する高2生の秋頃に,積み上げてきたものがじわじわと効いてくるために自己ベスト更新が相次ぐと見ています。

 

それでは,今回の進研模試で自己ベストを更新した高2生の入学当初からの成績推移をご覧いただきます (得点は国数英 3科の300点満点で,(  ) 内の数値は全国偏差値)。

 

[岐阜高 (理系生) ]

[高1生 7月] 185点 (68.3) → [高2生 7月] 218点 (76.9) → [高2生11月] 240点 (79.5) ※ 岐阜高での校内順位は22位/351名

 

[岐阜北高 (文系生) ]

[高1生 7月] 175点 (67.3) → [高2生 7月] 187点 (69.8) → [高2生11月] 208点 (72.8) ※ 岐阜北高での校内順位は17位/349名

 

[岐阜東高 (理系生) ]

[高1生 7月] 157点 (62.9) → [高2生 7月] 185点 (69.3) → [高2生11月] 218点 (74.9) ※ 岐阜東高での校内順位は 1位/111名

 

高校に入学して間もない高1生の 7月時点と比較して素点はもちろん偏差値が大きく向上しており,当然ながら校内順位もそれに連動して上がり続けています。

彼らが共通して持ち合わせているのは素直さと忍耐力。先日のブログで取り上げた問題集も非常に熱心に取り組んでくれており,今後もさらなる得点力向上が期待できます。

 

眼前の結果が欲しくて進研模試の過去問や予想問題に勤しんだ高校生が次々と脱落し,そういったものには目もくれずにコツコツと頑張ってきた当塾の塾生たちのような高校生が力を発揮し始める。

コスパだのタイパだのと言われる世の中ではありますが,受験に向けた準備,特にそれが難関大のものともなれば,楽をして上げたい,受かりたいなどと考えているうちは難しいでしょうね。