塾長ブログ


進路探究塾 Mirai 塾長のブログです。

2020年の指導を開始しました

 

新年,明けましておめでとうございます。

本日より進路探究塾 Mirai は 2020年の指導を開始致しました。本年も宜しくお願い申し上げます。

 

 

現在の学び等の近況報告や進路⋅就職の相談を兼ねて,この年末年始も多くの教え子が顔を出してくれました。

 

塾内で話したり食事に行って話したりと形態はさまざまですが,岐阜へ帰省してくる年末年始やお盆は各地に散らばる教え子たちと顔を合わせる絶好の機会です。

様々なステージで教え子たちが活躍してくれていることが何より嬉しいですし,それは私がこの仕事のやりがいを感じる瞬間でもあります。

 

写真は昨春に東京大へ進学した教え子で,後輩たちへのお土産を持参して来塾してくれました。

 

 

高3生の後輩たち一人ひとりに,言葉をかけながらお土産のお菓子を手渡してくれました。

 

以前のブログでも紹介しましたが,彼女は昨年のセンター試験で 856点 (900点満点) という結果を残しています。

素晴らしい結果を残した先輩からのプレゼントに,センター試験を 2週間後に控える高3生の諸君は大喜びでした。

 

冬特講 2019

 

今年度も12月28日(土) から30日(月) の日程で,中3生から高3生を対象に『冬特講 2019』を実施しました。

 

 

『冬特講』は中3生が高校入試に向けた講義および演習,高3生がセンター試験に向けた各科の演習および解説を実施する集中講義です。

高1生と高2生は来るべき共通テストに向け,例えば高1生なら数学 I⋅A といった “現時点でも取り組める科目” の演習および解説を繰り返します。

 

 

中3生と高3生は初日⋅ 2日目が10時から22時の12時間,最終日は10時から18時の 8時間にわたって学び,3日間の合計は32時間に達します (高1生と高2生は 2日間で17時間)。

写真は中3生の授業中のもので,長時間の授業にもかかわらず期間中は体調不良や欠席といった脱落者が 1名も出ることなく頑張ってくれました。

 

 

2019年の授業も『冬特講』をもって無事に終了することができました。

 

当塾は 2020年 3月に開塾から丸 5年となり,6年目を迎えます。保護者の皆様ならび地域の皆様をはじめ,当塾を支えてくださる多くの方々に感謝致します。

いつも本当にありがとうございます。

 

大学入学共通テスト

 

この 2ヶ月で,2021年度から実施となる『大学入学共通テスト』(以下,共通テスト) の全容が明らかになってきました。

 

11月に発表があったように,『共通テスト』における英語科の民間試験導入は2025年度入試 (現中1生) まで延期が決まりました。

また,国語科および数学科の記述式導入に関しては,英語科のように期限を区切った延期ではなく,導入時期を示さない “無期限延期” となります。

 

これにより『共通テスト』は英語科の民間試験導入と国語科および数学科の記述式導入という大きな 2本柱を失うことになります。

 

 

当塾では現高2生を含む “共通テスト世代” に対し,英語科 4技能の民間試験に向けた Reading ⋅ Writing ⋅ Listening の指導に加えて Speaking の指導にもかなりの時間を割いています。

同様に,数学科および国語科の記述式に向けた対策として,毎週にわたって添削指導を行なっています。

それらは決して無駄にはならないものの,もう少し早い段階で正式決定してくれていれば,もっと他のことに時間を充てられたのではないかと考えます。

 

今回のように入試まで 1年前と間際になって変更だの延期だのとバタバタするのは,行政サイドの制度設計および見通しの甘さに他なりません。

現高2生にとっては『共通テスト』に関わる今回の騒動は “いい迷惑” 以外の何物でもありませんから,来るべき入試本番に向けて子どもたちを第一に考えてあげてほしいと切に願います。

 

 

とは言っても,種々の問題点さえクリアできれば,私は大学入試に英語科 4技能の民間試験を導入することと,国語科および数学科の記述式を導入することに賛成のスタンスでおります。

 

4技能へのシフトは,Reading と Listening 偏重のいわゆる “受験英語” から脱却する良い機会になると考えています。

ただし,民間試験に関してはアメリカの ETS や日本英語検定協会といった営利団体ではないところに担当してもらいたいというのが本音です。

これ以上,子どもたちを巻き込まないであげてほしいものですね。

 

記述式に関しては『共通テスト』のような受験者数の多い試験に導入するのは不向きであると考えますが,各大学の入試には導入すべきと考えます。

記述を通してある程度の論理的思考力を量ることができますし,内容や体裁からその受験生の “質” を見ることもできます。

マークのみで決着という私立大が大半という中,あれだけの受験者数を抱える早稲田大や慶應義塾大のように記述式での出題を頑なに守り続けている私立大も数校あります。

国公立大は基本的にどこの大学も記述式の出題を行なっていることからも,私立大は採点のしやすさや効率性を追求するだけでなく,たとえ数問でも記述式を出題すべきだと思います。

 

さらには,大学入試において理系だから国語が不要とか,文系だから数学が不要といった考え方も排除すべきと私は考えます。

国公立大は文系⋅理系を問わず基本的に一次試験に 5教科が課されますが,私立大はそうではありません。

なお,当塾から合格者が出ている東京大京都大の二次試験には,理系学部であっても国語科の記述式の入試が,また,文系学部であっても数学科の記述式の入試が課されています。

 

今後,大学入試が子どもたちにとってより良いものになるよう願うばかりです。

 

2019年12月17日 | カテゴリー : その他 | 投稿者 : ito

後期中間テスト《中学生・続編》

 

本日,中央中の中2生 7名から 5科合計点の結果報告がありました。

彼ら 7名の平均は440.4点で,うち 3名が自己ベスト更新となりました。

 

480点《中央中・中2生 (通塾歴 1年 8ヶ月) 》

450点《中央中・中2生 (通塾歴 0年 9ヶ月) 》

448点《中央中・中2生 (通塾歴 1年10ヶ月) 》

 

過去問や予想問題といった “安易なもの” に頼ることなく,目標を持ってコツコツと頑張った結果です。

すばらしい!

 

後期中間テスト《中学生》

 

中学生は先週⋅今週が定期テスト (後期中間テスト) 集中実施期間となっています。

 

近隣の中央中など,先週に定期テストが終わっているところは返却が始まっており,中央中では中3生の数学と中2生の国語⋅理科,鵜沼中では中3生の理科で100点を取ったと報告を受けました。

結果報告はこれから本格化していきますから,今後も塾生たちから続々と好結果が寄せられることと思います。

 

 

これまでのブログでも紹介したことがありますが,当塾は中学生⋅高校生に対して定期テストや実力テストの過去問や予想問題といった “付け焼刃” の対策指導を一切行なっておりません。

そういった “安易なもの” を駆使して捻り出した結果と,日々の積み重ねを怠ることなく目標を持って取り組んできた結果との間に差があることは明白です。

 

写真は本日撮影した中学生の自習の様子です。

各自が集中して課題に取り組んでおり,私語をする生徒はもちろんのことスマートフォンに触れる生徒も皆無です。

 

台風19号による休校措置に関して

 

先日の台風19号は,東日本を中心に大きな被害をもたらしました。

この度の台風で被害に遭われました方々へ謹んでお見舞い申し上げるとともに,1日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

 

先日のブログと LINE 公式アカウントでもお伝えしたように,当塾は前日の昼の時点で休校とする旨のご連絡を差し上げました。

暴風警報こそ発令されたものの,幸いなことに今回の台風では岐阜においては大きな被害はありませんでした。

当日の岐阜はそれほど荒れた天候でもなかったため開校しても問題はなかったかもしれませんが,これは結果論に過ぎません。

 

今回のブログではこの決定に至った経緯をお話しします。

 

当塾は各務原市内だけでなく,岐阜市や愛知県からもご通塾いただいております。

さらに,市内にお住いの場合でも当塾は多くの生徒が保護者様によるお車での送迎であることからも,大事をとって休校とした次第です。

 

加えて,職員の安全確保の観点も,私が休校を決定した要因の 1つです。

当塾は私 1人で運営している塾ではなく,2名の社員と他のアルバイト⋅パートと共に運営を行なっています。

出勤時はもちろんのこと,生徒たちが帰宅したのを見届け,時間が経つごとに激しさを増す暴風雨の中を帰らせるのはあまりに忍びないことです。

 

『安心⋅安全のために』のページでもお伝えしているように,当塾は安全確保と安心してご通塾いただける環境づくりにも力を入れております。

今後も,今回のような措置を取らざるを得ないケースがあろうかと思いますが,ご理解をいただけましたら幸いです。

 

2019年10月14日 | カテゴリー : お知らせ | 投稿者 : ito

教え子との再会 Vol. 020

 

本日,教え子の挙式⋅披露宴に出席してきました。

 

先日のブログでも紹介しましたが,ここは 2人とも私の教え子で,旦那さんのほうは高1生から大学合格までの 3年間,奥さんのほうは小4生から大学合格までの 9年間にわたって指導していました。

私は20年以上この仕事をしておりますが,教え子同士の結婚というのは初めてです。

 

 

2人の晴れ姿を間近で見れたことと,ご両家の親御さん方とも久しぶりにお会いできたこと,もちろん,このようなおめでたい席に呼んでもらえたことが非常に嬉しかったです。

 

 

挙式⋅披露宴には,主役の 2人以外にも数名の教え子の姿がありました。

写真の教え子は予てからの夢だった音楽の道で頑張っているとのことで,披露宴でもピアノで素晴らしい音色を奏でてくれました。

 

それぞれ様々な方面で頑張っていると聞き,とても嬉しくなりました。

 

開塾から 4年半が経過しました

 

進路探究塾 Mirai は開塾から 4年半が経過しました。

 

この間,300名を超えるお子さま方にご入塾いただきました。

当塾へお越しになる方々は,素晴らしいお子さま方ならびに保護者様方ばかりで頭が下がります。本当にありがとうございます。

 

当塾は複数の校舎を展開する塾ではなく 1校舎のみで運営している小さな塾ではありますが,今後もご期待にお応えするべく教員一同頑張っていく決意です。

 

 

以前のブログでも紹介させていただいたように,当塾では説明会へお越しになられた方にご住所や電話番号,お子さまのお名前といった個人情報を所定の用紙に記入していただいております。

しかし,入塾に至らなかった場合,記入から 2週間後に当用紙はシュレッダーにて破棄しております。

 

一般的な塾⋅予備校では個人情報をデータとして保管し,DM や電話で繰り返し入塾や講習会等の案内をすることが慣例になっていますが,開塾以来,当塾は一切こういった活動を行なっていません。

こういった活動に時間や経費をかけるのであれば,私たちはそれらをお子さま方の学びのため,あるいは保護者様方とお話しするために充てたいと私たちは考えています。

 

今後も,当塾はこの方針を変更するつもりはありません。

 

2019年9月30日 | カテゴリー : その他 | 投稿者 : ito

高3生の頑張り

 

センター試験まで間もなく「あと100日」となる中,当塾の高3生諸君は本当によく頑張ってくれています。

以前のブログでも紹介したように,この学年は多くが高校入学前から当塾で学んでおり,どの科目も早め早めの仕上げを図ってきました。

 

写真は志望大学別の模試,いわゆる “冠模試” の帳票で,河合塾が主催する『名大入試オープン』の帳票です。

数学の偏差値が 90 を超えるなど,中学部の頃からコツコツと取り組んできた成果を遺憾なく発揮してくれたようで,本人も満足そうに結果を提出してくれました。

 

この生徒以外にも A判定をもらっている生徒が多くいましたが,あくまでこれは途中経過に過ぎません。

油断せず,もちろん慢心させることなく,彼らを本番へ向かわせたいと思います。