進路探究塾 Mirai 塾長のブログです。
塾長ブログ
進路探究塾 Mirai 塾長のブログです。
前期中間テスト《高校生》
高校生の前期中間テストが返却され,学校によっては個票まで返却されている学校もあります。
ご存知の通り,近隣の公立中ではクラス順位や学年順位は公表されません。
しかし,高校ではクラス順位,学校によっては学年順位等を返却された個票で知ることができます。
写真は,当塾の中学部を経て岐阜高に合格し,現在も当塾で学んでいる高2生 3名の前期中間テスト成績個票です。
個票に書かれている情報は,各科の素点と平均点,そして総合点のクラス順位です。3名とも高い意識で日々取り組んでくれていますし,よく頑張っていると思います。
ちなみにクラス 1位の生徒 (理系) は数学B が100点など,90点以下の科目がありませんでした。
当塾の中学部から学んでいる高校生は概ね定期テスト結果が良好ですし,『進研模試』や『全統模試』においても好結果を残してきます。
これは彼らが学習の仕方が身についている,目標を持って取り組めていることに起因していると考えています。
これまでのブログでもたびたび紹介してきましたが,当塾の集団指導コースでは授業内で定期テストに向けた指導は一切行なっておりません。
また,定期テスト前に過去問に取り組ませたり,まして予想問題に取り組ませたりということも一切行ないません。
彼らの残す結果は,テスト前に限らず日々コツコツと学習に取り組んでいること,目標を持って取り組んでいることによる賜物です。
過去問や予想問題,その場凌ぎの対策授業などといった “お手軽なもの” に勤しんで捻り出した結果ではないというところがポイントです。
高3生 第1回 全統マーク模試
先日より,当塾の高3生から『全統マーク模試』の成績帳票の提出が続いています。
高3生にとって,5月実施の『全統マーク模試』は過年度生 (浪人生) と競い合える最初の模試です。
それに対して『進研模試』は同学年とのみ競い合う形で,かつ “幅広い層” が受験しますから,偏差値は高めに算出される傾向があります。
上記のことから,当塾ではこの時期に実施される『全統マーク模試』を高3生に必修として受験してもらっています。
もちろん,夏に向けて “何にどう取り組むべきか” を明確にする目的もあります。
写真は当塾 1位の生徒の結果で,志望校合格に向けて順調な仕上がりを見せてくれました。
以前のブログでも紹介したことがありますが,私たちは彼女が小4生だった頃から指導していることもあって,指導開始から 9年目を迎える今,このような結果が出ていることが本当に嬉しいです。
当塾の生徒はセンター試験に向けた学習に早い段階から取り組んでいることもあって,比較的良好な結果に落ち着いている生徒が多いと思います。
とは言え,志望校合格に向けてはまだまだ望む結果に到達できていない生徒もおりますから,今後も生徒一人ひとりとしっかり話し合いながら方向性を定めていきます。
新年度の入塾生募集期間が終了しました
1月 9日(火) から実施していた新年度入塾生募集期間が終了しました。
この間,70組を超える新規の保護者様・お子さまに当塾へ足をお運びいただきました。
新聞チラシは Mirai が 1月の中旬に折り込んだ 1回,『あすなろ学習会』が 2月の初旬に折り込んだ 1回のみでしたが,本当に多くの方々にお越しいただけたことを嬉しく思っております。
開塾して間もない 3年前の 4月は50名程度に過ぎなかった在籍数も現在は当時の 3倍を超え,いっそう塾内は活気を増しました。
いろいろな意味で,ようやく塾らしくなってきたのではないかと思います。
今回は趣向を変えて
スポーツは私にとって仕事のリフレッシュに最適です。
私はスポーツをするのも観るのも好きで,余暇の時間の多くをそれに充てています。
好きなスポーツをいくつか挙げるとすれば,テニス・ゴルフ・野球です (めちゃ普通ですね…)。
野球は観る専門ですが,テニスとゴルフはすると観るの両方です。
テニスは中高生の頃に部活動で取り組んでいた軟式が主で,最近は硬式にも取り組んでいます。
これまでのブログでも何回か紹介しましたが,私は年に数回コートを借りて当塾の中高生たちとテニスを楽しんでおり,これは私にとって大切な時間です。
ゴルフは開塾する以前までは熱心に取り組んでいましたが,ここ 3年は嗜む程度です。
ベストスコアこそ 80 ではあるものの,パターの調子によってはスコアが 100 を超えてしまうこともよくある,典型的な “アベレージ・ゴルファー” です。
野球は NPB や高校野球も好きですが,最近は MLB の試合を観ることが多くなりました (写真は 7年前に観戦した NPB の東京ドーム)。
一流の選手が世界中から集う MLB。どの試合にも人間業を超越したプレーが随所に見られ,観ていて本当に楽しいです。
ここ最近は,大谷翔平選手の活躍に感心しきりです。
彼のプレーは見ていて爽快ですし,何よりも,誰も成し遂げていないことに挑む姿勢が本当に素敵です。
同時に,彼には観るものを熱狂させる不思議な力があるように思います。
旧来の常識を打ち破り (無理と決めつけない),前人未踏のものに挑戦するという姿勢は,スポーツに限らず,ビジネスにおいても非常に重要です。
大谷翔平選手は私たちに大きな投げかけをしてくれている。私にはそう感じられます。
本日より2018年度授業がスタートします
進路探究塾 Mirai は,本日より2018年度の指導をスタートします。
2015年 3月 1日(日) の開塾から,早いもので 3年が経過しました。
プレオープン期間を経て同年 3月31日(火) より指導を本格スタートしましたが,塾生数が50名程度だった当時と比較して100名以上も増加し,塾内が良い意味で非常に賑やかになっています。
この 3年間で,塾生数が顕著に増加したのが高校生です。
先日のブログでもお伝えしましたが,新高3生 ( 4期生) と新高2生 ( 5期生) はいずれも定員に達しており,現在は募集を停止している状態です。
また,今春に卒塾した 3期生までは入塾基準を定めておりませんでしたが,4期生以降は中学部から進級した生徒を中心として,入塾基準をクリアした生徒が集まってくれています。
高い志を掲げ,日々頑張っている生徒が多いことからも,彼らが当塾の来春以降の合格実績を華やかなものにしてくれると確信しております。
多くの方々からのご期待にしっかりとお応えするべく,本日から気持ちを新たに教員一同頑張っていきたいと思います。
東京大・京都大の合格者数《2018年速報値・岐阜県内高校別》
国公立大の前期入試が終わり,今春の高校別の東京大・京都大の合格者数がおおよそ判明しております (全合格者数に占める判明率は約90%)。
岐阜県内の高校の東京大・京都大の合格者数,および高校別の合格者数は以下の通りです。
東京大 26名 (19名) ※ ( ) 内は現役合格者数で内数
[内訳] 岐阜高 19名 (12名),岐阜北高 2名 ( 2名),関高 1名 ( 1名),多治見北高 1名 ( 1名),斐太高 1名 ( 1名),聖マリア女学院高 1名 ( 1名),帝京大可児高 1名 ( 1名)
京都大 40名 (29名) ※ ( ) 内は現役合格者数で内数
[内訳] 岐阜高 20名 (13名),大垣北高 7名 ( 6名),多治見北高 4名 ( 4名),恵那高 2名 ( 2名),可児高 2名 ( 2名),麗澤瑞浪高 2名 ( 2名),岐阜北高 2名 ( 0名),加納高 1名 ( 0名)
続いて,岐阜県内の高校で,東京大・京都大・名古屋大の 3大学の合格者数が合わせて 5名を超えているところを高校別に見てみましょう (降順)。
[岐阜高] ※ 3大学合格者合計数は 91名
東京大 19名(昨年 13名,一昨年 21名)
京都大 20名(昨年 24名,一昨年 20名)
名古屋大 52名 (昨年 48名,一昨年 42名)
[大垣北高] ※ 3大学合格者合計数は 32名
東京大 0名 (昨年 1名,一昨年 0名)
京都大 7名 (昨年 7名,一昨年 7名)
名古屋大 25名 (昨年 17名,一昨年 28名)
[岐阜北高] ※ 3大学合格者合計数は 20名
東京大 2名 (昨年 0名,一昨年 0名)
京都大 2名 (昨年 5名,一昨年 0名)
名古屋大 16名 (昨年 24名,一昨年 22名)
[加納高] ※ 3大学合格者合計数は 18名
東京大 0名 (昨年 0名,一昨年 0名)
京都大 1名 (昨年 1名,一昨年 0名)
名古屋大 17名 (昨年 14名,一昨年 9名)
[多治見北高] ※ 3大学合格者合計数は 17名
東京大 1名 (昨年 4名,一昨年 4名)
京都大 4名 (昨年 1名,一昨年 3名)
名古屋大 12名 (昨年 21名,一昨年 22名)
[可児高] ※ 3大学合格者合計数は 13名
東京大 0名 (昨年 1名,一昨年 1名)
京都大 2名 (昨年 3名,一昨年 0名)
名古屋大 11名 (昨年 11名,一昨年 6名)
[関高] ※ 3大学合格者合計数は 9名
東京大 1名 (昨年 1名,一昨年 1名)
京都大 0名 (昨年 1名,一昨年 0名)
名古屋大 8名 (昨年 10名,一昨年 6名)
[恵那高] ※ 3大学合格者合計数は 9名
東京大 0名 (昨年 0名,一昨年 0名)
京都大 2名 (昨年 0名,一昨年 1名)
名古屋大 7名 (昨年 7名,一昨年 9名)
[岐山高] ※ 3大学合格者合計数は 7名
東京大 0名 (昨年 0名,一昨年 0名)
京都大 0名 (昨年 1名,一昨年 0名)
名古屋大 7名 (昨年 3名,一昨年 3名)
[大垣東高] ※ 3大学合格者合計数は 7名
東京大 0名 (昨年 0名,一昨年 0名)
京都大 0名 (昨年 0名,一昨年 0名)
名古屋大 7名 (昨年 8名,一昨年 2名)
[私立・美濃加茂高] ※ 3大学合格者合計数は 7名
東京大 0名 (昨年 0名,一昨年 0名)
京都大 0名 (昨年 0名,一昨年 0名)
名古屋大 7名 (昨年 4名,一昨年 8名)
[斐太高] ※ 3大学合格者合計数は 6名
東京大 1名 (昨年 0名,一昨年 1名)
京都大 0名 (昨年 2名,一昨年 2名)
名古屋大 5名 (昨年 5名,一昨年 2名)
公立高が 11校,私立高が 1校という結果でした。
新高2生・新高3生の集団指導コースが定員となりました
新高2生と新高3生の集団指導コースが定員に達しました。
現在,新高2生の在籍生は集団指導コースと個別指導コースを合わせて21名,同じく新高3生は18名となっており,塾内は非常に活気が溢れています。
在籍高別に見ると最多は岐阜高で,以降は岐阜北高,滝高,加納高,岐阜東高と続きます。
新高3生にとっては 1年後,新高2生にとっては 2年後に控えた大学入試を見据え,どの生徒もきちんと目標を掲げて日々の学習に取り組んでくれているところが素敵です。
開塾から 3年が経過し,当塾の高校部もようやく形になってきました。
これまでのブログでもお伝えしている通り,当塾では定期テスト対策指導はもちろんのこと,実力テストや『進研模試』等の各種外部模試の対策指導は一切行なっておりません。
当塾は眼前の各種試験のために奔走する (させる) のではなく,生徒たちが “長い目で見た学力を身につける” ことを目標として日々の指導を行なっております。
新高2生⋅新高3生は定員となりましたが,新高1生はまだ 3名の定員の空きがあります。
公立高の合格発表を数日後に控えている中ではありますが,興味のある新高1生およびその保護者様はお気軽にお問い合わせください。
進研模試で全国 2位!《高2生》
当塾の高2生が 2月実施の『進研模試 センター試験早期対策模試』において,5教科 7科目理系の総合順位で全国 2位 (偏差値83.0) を獲得しました。
11月実施分の『進研模試』では同じく 5教科の総合順位が全国38位 (偏差値84.0) でしたから,志望校合格に向けて着実に歩を進めています ( 1月実施分は未受験)。
私たちは彼女が小4生だった頃から指導していることもあって,指導開始から 9年目を迎える今,このような結果が出ていることが本当に嬉しいです。
ただ,『センター試験早期対策模試』は学区内で言うと岐阜高の生徒たちは受験しておりませんし,同学年のみで競い合う『進研模試』には当然ながら浪人生も含まれておりません。
そういうこともあって,彼女には昨年から 1つ上の学年が受験する模試を受けてもらっており,高3生および浪人生を対象とした『全統マーク模試』や『オープン模試』がそれにあたります。
彼女はこういった模試でも全国偏差値で70を超える結果を残していますが,これは彼女が意欲的に学んでいることに加え,当塾の指導でどの科目も早い段階で修了しているからこその結果です。
過去問や予想問題に勤しんで “捻り出した結果” ではない,というところがポイントです。
今日は定期テストが終わって束の間のオフということで,彼女はパズルに取り組んでいました。
東京大学宇宙線研究所の『スーパーカミオカンデ』が生み出す美しい絵柄に惹かれて私が東急ハンズで購入し,宇宙物理学に関心のある彼女に楽しんでもらおうと私がプレゼントしたものです。
難解であると評判のこのパズルを彼女は 3時間あまりで仕上げ,終わってからはいつものように黙々と数学の自習に励んでいました。
紹介状に関して
これまで『紹介状』のフォームを定めておりませんでしたが,今春のご入塾者から本件に関するお問い合わせもいただいたことから正式なフォームを作成しました。
『紹介状』は紹介された方からご提出いただくものではなく,紹介元,つまり現在の塾生およびその保護者様,または卒塾生およびその保護者様からご提出いただく必要があります。
ご提出のタイミングは受講説明会前,説明会後を問いませんが,入塾手続き後にご提出いただきましても適用となりませんのでご了承ください。
こちらからダウンロードしてお使いいただくか,当塾にご連絡をいただければプリントアウトしたものをお渡ししますのでお申し付けください。
当塾の中学部の指導概要
新中1生から新中3生のお問い合わせが増えてきましたので,当塾の中学部の指導概要を簡単に紹介させていただきます。
当塾は中学部を『高校部への準備』と位置付けており,中学生向けの一般的な塾で行なわれているような定期テスト対策や実力テスト対策,高校入試対策を行なっていません。
また,学校準拠指導でもありませんから,私立に見られるような『中高一貫指導』をイメージしていただくとわかりやすいと思います。
ちょうど現在も中1生と中2生は学年末テスト前ですが,対策授業は行なわず,通常授業を止めて質問受付を行なっています。
当塾では定期テストの過去問に取り組ませたり,まして予想問題に取り組ませたりということは一切しません。
そういったものを用いて獲得した得点は “虚像” に過ぎず,指定された出題範囲をきちんと網羅してテストに臨めば得点できると当塾は考えているからです。
過去問や予想問題といった “お膳立て” を駆使して獲得した450点と,指定された範囲を網羅して獲得した450点とでは,どちらに価値があるかは自明の理です。
当塾は来るべき高校入試,大学入試に向け,中学生のうちから『決まった範囲をきちんと網羅し,漏れをつくらない』習慣をつけさせたいという願いから,このようにしているのです。
なお,以前のブログ『予想問題というものに対する私見』も併せてお読みいただけると幸いです。
中3生は公立高校入試まで 3週間あまりとなりましたが,当塾では特段変わった指導をしているわけでもなく,当塾の中3生諸君は淡々と自身のすべきことに向かっています。
彼らはこれまでも “過去問や安易な予想に頼らない学習” に励んできましたから,焦っている様子も全くありません。
公立高校入試は基本的に学区内の競争に過ぎず,今回の入試から全県 1区になるとは言っても難易度は高が知れています。
さらには競争倍率が 1.1倍から 1.3倍という,大学入試ではなかなかお目にかかれない倍率ですから,ここをクリアするために全精力を注ぎこむというのは,私はちょっと違うと考えています。
過去問から出題傾向を分析し,それをもとに作成した予想問題に取り組んだところで,出題傾向が大幅に変更となれば太刀打ちできなくなります。
もちろん当塾でも公立高校入試の過去問演習は実施しますが,志望校の得点率に到達できているかを見るのみで,解き方の解説授業を行なったり,類題の演習を行なったりということはしません。
今春も当塾の中3生の最多受験先は岐阜高に落ち着きそうですが,岐阜高の合格は彼らにとってのゴールではありません。
これは岐阜高に限らず,例えば岐阜北高や加納高でも同様のことが言え,高校合格の瞬間から次の競争が始まっているのです。
先日のブログでも紹介したように,当塾は公立高校入試の翌日から高校部の授業を開始し,翌週の合格発表を待たずに大学入試に向かわせます。
「入試が終わった春休みくらいは遊びたい」という気持ちは,高校入試を大きな壁と位置付けている表れだと思います。
3月 9日(金) から合流する新入塾生を含め,当塾の高校部で学ぶことが決まっている中3生諸君は,高校入試は『小さな小さな通過点に過ぎない』ということをよく理解してくれています。
この意識の差が 3年後にどう表れるか。
旧帝大や医学部医学科,または難関私大を受験する際,中高一貫で学んできた全国の私立の上位生と対峙することになると考えると,高校入試で齷齪しているようでは勝負は見えています。