進路探究塾 Mirai 塾長のブログです。
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センター試験初日
本日はセンター試験初日です。
高3生の諸君とは昨日・一昨日にそれぞれと固い握手を交わして送り出し,彼らは本日からの試験に臨んでいます。
握手を交わした際,どの生徒も笑顔であったことが非常に嬉しかったです。
センター試験は基礎的な事項をもとにした出題が大半ですから,あくまで “これまでの積み重ねや頑張りを表現する場” なのだと,生徒にもよく話しています。
万遍なく学び,徹底した準備をしていけば,センター試験は恐れるべき存在ではなくなります。
直前の時期になると,「今年は国語が難しくなる」とか「化学が易しくなるらしい」などといった根拠の乏しい憶測が飛び交います。
しかし,これは平均点において隔年現象等が起きているからといった “統計をもとにした憶測” に過ぎません。
不安なのは理解できなくもありませんが,そういうものに振り回されている受験生は中学・高校時代とお手軽な予想問題に縋ってきたのでしょうね。学習とはそんなものではないはずです。
科目によっては出題形式が変更になったり,これまでにはなかった単元が出題されたりということは往々にして起こりますから,私はこれまでも “変な予想” は伝えてきませんでした。
「当たるも八卦,当たらぬも八卦」で生徒たちを惑わせるわけにはいきませんからね。
予想しまくればいくつかはヒットするでしょう。しかし,そういう予想をする人に限り,当たらなければ謝罪するわけでもなくだんまりを決め込む。胡散臭い預言者と何ら変わりません。
これまでのブログでも紹介したように,当塾では中学生・高校生に対し,あらゆる試験において過去問を偏重したり,または予想問題の類を行なっておりません。
上述したように,万遍なく学び,徹底した準備をする。この積み重ねが結果を生み,真の意味での学力向上と成長につながると私たちは考えます。
次に高3生の諸君と顔を合わせるのは明日で,20時に全科目の採点をするために集まってもらいます。
採点後にそれぞれと懇談を行ない,結果によってはセンター利用の私大を追加したり,国公立大の出願先の変更をせざるを得ないこともありますから,この懇談で助言するというわけです。
これまでのキャリアにおいても,私は同様にセンター試験 2日目の夜に生徒を集めて採点することにこだわってきました。
翌日の高校での採点に持ち越したところで,仮に結果が思わしくなくて周囲と傷を舐め合ったり,担任や進路指導担当に相談するために殺到する列に並ぶ等は時間の無駄です。
結果が良くても悪くても,センター試験の翌日の月曜日からすぐさま動き,1日たりとも無駄にしない。これが非常に重要だと私は考えています。
新年度入塾生,受付スタート!
進路探究塾 Mirai は2016年度入塾生の受付を開始しました。
現時点で新小6生や新中3生,新高1生など,早々と入塾のご予約をいただいている方もいらっしゃいます。誠にありがとうございます。
来週からは現小5生から現中2生を対象に,『“みらい” がわかる体験会』と題して体験授業を実施します。日程はトップページに掲載しておりますのでご確認ください。
今回は科目を算数・数学に限定し,塾をご検討されている方に当塾の授業を体験していただければと考えております。
『“みらい” がわかる体験会』の授業を行なう教員は日頃から上記学年の指導を担当している教員で,指導歴は間もなく丸 8年になる当塾の中学部責任者です。
小学校教員免許を持ち,自身の高校入試の際には数学と理科がそれぞれ100点,5科計で470点を獲得 (自己採点結果ではなく,高校から開示されたオフィシャルな結果) した経歴です。
現場で満点を獲得してきていることからも,生徒たちは数学の証明問題や理科の記述問題の添削を安心して依頼できるというわけです。
これまでの塾教員としてのキャリアにおいても,多くの生徒の定期テストや実力テスト,岐阜新聞テストなどの外部模試,そして高校入試における高得点および満点獲得をサポートしてきました。
これは,授業を通じて生徒に興味・関心を持ってもらい,科目の面白さや奥深さを語り,学ぶことの愉しさを語り,生徒が自主的に学ぶ姿勢をつくることに傾注してきた結果です。
当然ながら,この指導とは当て物のような予想問題をばらまいたり,怪しげな攻略法を伝授したとかそういう話ではありません。
そういった “お手軽なもの” を通じて獲得した得点と,すべきことを計画的に淡々と熟して獲得した得点のどちらに価値があり,どちらが高校進学後に役立つか。その答えは明白です。
以前のブログでも紹介したことがありますが,彼女は私の教え子で,私が指導を始めた当時は定期テストで400点に届かないような成績でしたが,努力を積み重ねて成績向上を果たしました。
苦労して獲得した学力が素地になっているからこそ,生徒に語れる,生徒に響くものがあるのだと思いますし,魅力ある授業・指導で多くの生徒から慕われています。
先日も京都大の市民講座『物理と宇宙』を受講するために京都へ出かけるなど,日頃からの研鑽も欠かしません。
『“みらい” がわかる体験会』。この機会にぜひ,他塾にはない当塾の指導を体験してみてください。
お問い合わせをお待ちしております。
叔父からの贈り物
これは『大人の超合金』という,バンダイから発売されている模型です。
アポロ11号 & サターン V 型ロケットと小惑星探査機はやぶさ。いずれも細部まで作り込まれており,飾っても分解しても楽しめる逸品です。
“探究コーナー” に宇宙関連の書籍が増えてきましたから,宇宙関連の書籍を集約した棚を設けることに併せてこれらを飾り始めました。これが先日のブログで触れた「パワーアップ」です。
介護事業を経営する私の叔父は自動車や航空機などの精巧な模型を収集することが趣味で,そのコレクションは自宅にある専用の部屋に収まりきらないほどです。
当塾には宇宙に関心のある生徒が多く,それを聞いた叔父が未来のある当塾の子どもたちのためにとプレゼントしてくれました。
本日は展示の初日で,多くの生徒が興味深そうにまじまじと眺めていました。
以前から宇宙に関心のあった生徒だけでなく,より多くの生徒が宇宙に興味を持ってくれると嬉しいですし,叔父も喜んでくれると思います。
「この箇所はこういう役目を果たすもので,ここは…」とわかりやすく説明してくれる生徒もいました。
以前のブログで紹介した生徒も宇宙に関して非常に詳しいのですが,当塾にはいろいろな分野において明るい生徒がおり,理系の生徒が多く在籍していることが特徴です。
さまざまなことに興味・関心を持ちつつ,愉しみながら学んでくれていることが嬉しいです。
自宅用にということで,同じく『大人の超合金』のスペースシャトル・エンデバー号をいただきました。
スペースシャトルは私が幼い頃に活躍しており,当時は夢中になって図鑑などを見たものです。
この歳になって眺めても格好良いと思いますし,当時の技術の粋を尽くして製造された機構・形状など改めてその完成度の高さを感じました。
教え子との再会 Vol. 008
本日,各務原市の新成人の式典が行なわれ,その帰りに教え子たちが会いに来てくれました。
本日は10名の教え子が顔を出してくれたのですが,もちろん全員が大学生で,うち 7名が国公立大に通っております。
写真は中・高と私が英語を指導した,国立大に通う理系の教え子たちで,左から神戸大の工学部,福井大の工学部,そして以前のブログでも紹介した京都大の工学部に通う教え子です。
現在それぞれが大学で取り組んでいることを聞きましたが,目標を持って日々頑張っている様子がひしひしと伝わってきました。
さらに,彼らが来塾してくれた時にちょうど高3生の授業を行なっておりましたので,京都大・神戸大を志望する塾生たちに激励と二次に向けたアドバイスも行なってもらいました。
私が彼の指導をするようになったのは彼が中1生だった2008年で,大学入試合格まで私のもとで学んでくれていました。
彼は岐阜北高を経て,現在は神戸大の工学部で建築学を学んでいます。
中3生になってからの頑張りが印象的で,高校に進学してからは膨大な学習時間と量を確保し,その頑張りを高3生まで継続させました。
しかし,その過程においては順風満帆とはいかずに苦しみ,共に悩んだこともありましたが,高校受験・大学受験いずれも共に感涙に咽びました。
彼とは大学に進学してからも,帰省した際には食事に出かける間柄です。
晴れ着姿の教え子たち。彼女らも大学受験合格まで私のもとで学んでくれ,現在はそれぞれ岐阜大などの教育学部・医学部・看護学部・音楽学部で学んでいます。
写真の 6名のうち 4名が小学生だった頃からの間柄で,最も長い教え子だと小3生の頃から現在で11年。
時の流れの速さを改めて感じるとともに,彼女らが小学生や中学生だった頃のことを思い出し,感慨深い気持ちになりました。
数名とは昨年の夏に食事へ行き,その際にも話は聞いていましたが,本日もそれぞれ目指すもの,目指すところが明確にあり,日々頑張っていると笑顔で報告してくれました。
当時から高校入試はもちろんのこと,大学入試合格を最終目標にしてはいけないと滾々と伝えてきましたから,それを実践してくれていることが非常に嬉しいです。
予定のある中,素敵な姿を見せてくれてありがとう。
小学生のための書籍
開塾から10ヶ月が経って当塾の蔵書がどんどんと増えており,この 1月も生徒たちへの “お年玉” 代わりとして,多くの書籍を購入しました。
今回のブログでは,当塾が小学生のために用意している書籍の一部を紹介します。
写真は入り口すぐのスペースで,保護者様のお迎え待ちの際や自習に来た際,子どもたちはここで読書を楽しんでいます。
書籍の貸し出しも行なっており,生徒たちの多くが週に 2 ~ 3冊のペースでここの書籍を持ち帰ります。
まずは小説・物語。
星新一先生の書籍は特に人気で,ここに全巻が揃っているという状態はまずありません。
続いて人文科学系・社会科学系。
学年を問わず,『なぜ?どうして?身近なぎもん』シリーズが人気です。ここで読んで気に入り,全巻を買ってもらったという生徒もいます。
最後に自然科学系。
自然科学系の『なぜ?どうして?』シリーズは本日入れたばかりなのですが,当塾は学年を問わず理系の生徒が多いですから人気が出そうな予感です。
以前のブログでも紹介した “探究コーナー”。ここは主に中高生が読む書籍を集約しています。
間もなく,その “探究コーナー” がさらにパワーアップします。来週には完成する予定ですので,またブログにて紹介します。
本日より新年スタート!
新年,明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。
進路探究塾 Mirai は本日より2016年の指導をスタートし,小5生と小6生の『ウィンターターム』2日目,中1生から中3生の『ウィンターターム』3日目,高3生の『冬特講』6日目を行ないました。
自習室には高1生および高2生の姿も見られ,まだ年が明けたばかりではありますが,日常と何ら変わらない塾内の姿となりました。
明日からはまた通常時間割にて授業を再開しますが,年末までと変わらぬ活気あふれる塾生たちと教員たちの姿を見て,しみじみと嬉しさを感じておりました。
本日は新年の初日ということで,お子様を送ってこられた際に保護者様の数名が当塾の玄関先までご挨拶にお越しになられました。
当塾としては初めて迎える年始。この 3月で 2年目となりますし,身の引き締まる思いでご挨拶に臨みました。
保護者様各位のご期待にお応えするべく,教員一同全力でお子さまの指導にあたってまいります。
ご挨拶の際,お年賀の品ということで手土産をご持参いただいた方もおられ,大変恐縮しました。
しかし,私は大変な甘党ですから,恐縮しながらも有難く頂戴いたしました。
教員一同でいただきます。お心遣い,誠にありがとうございます。
『冬特講 2015』 3日目
『冬特講』が最終日である 3日目を迎えました。
本日は受験学年である中3生と高3生に絞り,15時までは授業を,以降は自習対応および質問受付を行ないました。
高校受験,大学受験を問わず,この時期は講義を聞くだけでなく,授業や自習の中で生じた疑問点をいかに解決していくかが重要です。
当塾が “集団指導 + 個別指導” にこだわるのはここにも理由があり,単に授業を聞き流しているだけ,または授業を垂れ流しているだけでは真の実力はつかないと考えております。
これまでのブログでも申し上げているように,対面教育ならびに授業内外の対話が当塾の強みなのです。
中3生には 3名の教員が,高3生にはそれぞれ化学・物理・生物を担当している理系教員 3名が自習対応および質問受付に入りました。
どの教員も日頃から彼らに授業を行なっている教員ですから生徒たちも気兼ねなく質問することができますし,教員から声をかけて授業時や演習時に気付いたことのアドバイスを行ないました。
彼らはこの時間を使い,この 3日間で学んだことの振り返りを行なったり,教員に質問して自習中に生じた疑問点を解決したりと有意義な時間を過ごしました。
当塾の『冬特講』のような集中講義の最後に,中学生などはまとめの位置づけでテストを行なうものもありますが,当塾は『冬特講』においてはそういったものは行ないません。
受験生にとって,この時期に学習に励むのは言わば当然のことですし,受験直前のこの期に及んで「まとめのテストがあるから頑張る」という考え方そのものが間違っています。
最終日にまとめのテストがあるからと,指示された事項をわずかな期間で暗記したり,授業で取り扱った問題そのものを暗記したりというのは後にはつながりません。
そのテストで得点が取れたことで達成感は残るかもしれませんし,根拠のない自信もつくかもしれませんが,正月が明けるころにはその暗記した事項がまるっと抜け落ちる可能性さえあります。
つまるところ,これも私がこれまでのブログでも申し上げてきた “その場凌ぎ” や “急場凌ぎ” に過ぎないというわけです。
中学校の間や高校入試はこれで乗り切ることができても,高校に進学後はそうはいきません。高校への進学は決して最終目標ではありませんからね。
暗記というものは教科を問わず必要ですが,“時間をかけて熟成した暗記” と “短期で無理に詰め込んだ暗記” のどちらに価値があり,後に残るか。その答えは明白です。
当塾は学習意欲の高い生徒が多いことからも,そのようなテストを実施するくらいなら,その時間を自習対応や質問受付に充てて,生徒たちの理解を深めるサポートをすべきと考えております。
先日のブログでも紹介したように,『夏特講』のかき氷に続いて,この『冬特講』ではカップ麺を生徒たちに振る舞いました。
授業中や自習中は当然ながら,授業と授業の間の休憩時さえもピシッと過ごしてくれる当塾の塾生たちですが,カップ麺を食べた夕食時は非常に賑やかでした。
しかし,夕食後から授業開始までは私たちから指示されるまでもなく,中3生から高3生までの全生徒が自習を開始。
トイレに行くために離席する生徒はいるものの,私語をしている生徒や携帯電話に触れる生徒は皆無でしたし,居眠りをしている生徒も皆無でした。
当塾の生徒たちはけじめをつけられる子ばかりですし,何より目的意識を持って受講してくれていますから,私たちから敢えて注意する必要さえないというわけです。
体調不良等による欠席もなく,『冬特講』は滞りなく終了しました。
11月下旬で定員となった学年もあり,12月になってからは『冬特講』の受講生の追加はあったものの,キャンセルは 1名たりとも出ませんでした。
ここにも,当塾の塾生ならびに保護者様各位の意識の高さを感じます。
生徒たちが帰宅した後,大掃除を行ないました。
教室やホワイトボード,そして机・椅子があるからこそ,私たちは授業をすることができます。掃除はこれらに対する感謝の心の表れでもあります。
当塾は日頃も掃除はマメに行なっている方だと思いますが,本日は大掃除ということで教員 6名で分担して教室や廊下,トイレなど隈なく 2時間にわたって実施しました。
塾生のみんなに整った環境で気持ちよく学んでほしい,私たちはそうも願っています。
本日で当塾の2015年の指導がすべて終了となりました。
開塾からちょうど10ヶ月が経ち,素晴らしい生徒たちと共に新年を迎えられることを非常に嬉しく思います。
2016年には私の塾教員としてのキャリアが20年目となりますから,進路探究塾 Mirai にとっても更なる飛躍の 1年とするべく教員一同頑張っていく決意です。
『冬特講 2015』 2日目
本日は『冬特講 2015』の 2日目です。
本日も昨日のブログに引き続き,当塾の『冬特講』の指導概要や位置付けを紹介します。
今回のブログは高1生から高3生の指導概要の紹介です。
高3生は12月27日(日) から一足早く『冬特講』に突入しており,31日(木) までの 5日間と 1月 4日(月) の計 6日間の実施で,演習も含めた指導時間数で言うと約60時間に上ります。
26日(土) までは通常授業期間で二次試験対策指導とセンター試験対策指導を並行実施していましたが,『冬特講』期間の 6日間はセンター試験対策指導に絞っています。
開講科目は英語・数学・国語はもちろんのこと,理科は化学・物理・生物 (基礎科目も含む),社会科は日本史・地理・倫理政経・現代社会まで対応しています。
世界史と公民の各科目,地学を除いては日頃から二次対策指導ならびに質問受付も行なっており,ほぼすべての大学が入試において求めてくる科目をカバーしている形です。
当塾は “全科指導” が特徴ですから,運営の都合で例えば理科は化学だけしか開講していないとか,さらには理科そのものが指導できないなどということはありません。
この『冬特講』においても,それぞれの生徒にとって必要なすべての科目の “演習 → 解説・講義 → 質問受付” を繰り返し,来るべきセンター試験本番に向けて調整を行ないました。
写真は物理の演習後に質問受付をしている際の様子で,電磁気の単元のコンデンサーの話で盛り上がっていました。
高1生と高2生は科目とテーマを絞って講義および演習を行ないます。
高1生は古典文法のまとめと数学 IA のセンター試験型演習を 2セット,高2生は英語と数学 IA のセンター試験型演習,日本史選択生は中世の講義,それ以外は古典の講義を実施します。
この『冬特講』においても,先日のブログでも紹介した『学年を縦断して数学 IA の対決』を実施しました。
使用したのは河合出版の『センター試験対策問題パック 2016』で,この日のために該当全生徒分を用意したものです。
学年を問わず時間は本番と同様に60分とし,『冬特講』を受講している高校生と,先日も数学 IA のセンター試験型演習で90点を獲得した中3生が 1名の計30名が参加しました。
河合出版の『センター試験対策問題パック』は精選された良質な演習用問題であるうえに,数あるセンターパックの中で最も本番に近い難易度で作成されていると思います。
私はこれまでにも,京都大に進学した教え子や名古屋大に進学した教え子をはじめ,歴代の教え子たちにも同様に取り組ませてきました。
毎年にわたって良質な演習用問題をご提供いただけることに感謝です。ありがとうございます。
『センター試験対策問題パック 2016』を使用した,本日の『学年を縦断して数学 IA の対決』の学年別結果は以下の通りです。
高3生の平均点は89.2点と,本番に向けてなかなかの仕上がりとなっています。
なお,最高点は100点 (岐阜北高・理系) で,彼は同パックの数学 IIB の結果が80点でしたから,合算して 9割到達となりました。
彼に限らず,どの生徒も他の科目においても得点力がついてきていますから,1月16日(土)・17日(日) のセンター試験本番でそれぞれが望む結果を残してくれるものと確信しています。
高2生15名の平均点は70.9点と,この10ヶ月間,毎週にわたって数学 IA のセンター試験型演習に取り組んできた成果が確実に出てきています。
最高点は100点 (岐阜高・理系) で,以降は88点 (長良高・理系),86点 (岐阜高・理系),84点 (岐阜東高・文系),80点 (岐山高・理系),80点 (長良高・理系) と続きます。
どの科目も順調に力をつけているうえに,来月から集団指導において数学 IIB のセンター試験型演習に入っていきますし,今後が本当に楽しみな生徒たちです。
高1生の平均点は57.3点と,まだ数学 IA が学校でも終了したばかりという生徒が大半でしたし,力量の点でも,時間管理の点でもまだまだというのが率直な感想です。
高2生たちが取り組んできたように,今後は彼らも通常授業で毎週にわたって演習を繰り返していきますから,1年後の時点でどう成長しているかが見ものです。
なお,最高点は84点 (長良高・理系) でした。
最後に中3生の 1名です。
結果はなんと100点でした。先日のブログでもお伝えした,Z会模試に続くパーフェクト。本当に末恐ろしいです。
まだ中3生でありながら,驚愕の結果とその仕上がり具合に,『学年を縦断して数学 IA の対決』に参加した高校生の諸君も,私たち教員も脱帽といった感じでした。すごい…。
中3生から高3生まで30名の平均点は72.1点となりました。問題が易しめだったのか,それとも当塾の生徒たちの得点力があるからの結果なのか。
当塾には日頃から模試や授業時の一斉演習等で数学 IA において 9割を超える生徒が多く在籍していますし,比べる指標がありませんから何とも言えません。
学年を問わず,得点が良かった生徒も芳しくなかった生徒も復習に取り組み,“来るべき時” に向けてどの生徒もそれぞれ自身の課題を見つけているようでした。
これが “安易なもの” を用いて残した結果ではなく,彼らの努力の積み重ねにより残した結果であることが私には何より嬉しいです。
最後に,『対決』などと銘打っておりますが,多くの生徒が笑顔でこのイベントに臨んでいました。
高3生は笑顔で「負けるわけにはいかない!」,下級生は「先輩に勝ちたい!」などと,多くの生徒が “愉しみながら” 取り組んでくれていたことが微笑ましくもありました。
もちろん下級生たちは日頃の自習室等での高3生たちの頑張りを見て敬意を払っていますが,当塾の生徒たちは学年の垣根を越えて称え合い,認め合える間柄でもあるというわけです。
『冬特講 2015』 1日目
本日,進路探究塾 Mirai の冬期行事であるウィンタータームに続く第2弾,『冬特講 2015』を開始しました。
本日と明日のブログで,当塾の『冬特講』の指導概要や位置付けを紹介します。
『冬特講』の対象生徒は集団指導コースに在籍する中3生から高3生までで,高1生は部活等で参加できない生徒が数名いるものの,中3生・高2生・高3生は全員受講してくれています。
なお,個別指導コースに在籍する生徒も受講を受け付けており,今回も数名が『冬特講』を受講してくれています。
ちなみに高1生 (滝高に在籍) で 1名,高2生に交じって “飛び級” で受講する生徒もいます。この生徒は『夏特講』においても飛び級にて受講しました。
受験学年である中3生は高校受験に向けた 5科各科の演習と解説,同じく高3生はセンター試験に向けて各科の演習と解説を繰り返します。
高1生と高2生は科目とテーマを絞り,大学入試に向けての講義および演習を行ないます。
本日のブログでは中3生の『冬特講』の指導概要の紹介に絞り,高1生から高3生のものは明日のブログに掲載します。
中3生は公立高受験生と私立高受験生の 2グループに分けて授業を実施しております。
県内の公立高合格をメインに据えている生徒たちには中学内容を網羅的に演習するというのがテーマで,ただ数を熟すというものではなく,理解を深めさせることに主眼を置いています。
先日のブログでも申し上げましたが,当塾では英語を例にとると10月の時点で全単元の指導が終了しております。
この間も相当量の長文の問題演習を積んできましたから,どの生徒も公立高入試レベルの長文読解であれば容易に解答できるというわけです。
文法事項の説明も完了せず,単語もままならない状態で公立高入試レベルの長文読解などできるはずもありません (そういう指導をしている塾もあるようです)。
もう一方のグループは,私立高といっても岐阜県内のそれではなく県外で,演習では岐阜県の公立高入試や岐阜県内の私立高入試では出題されないレベルのものも取り扱います。
これは受験で問われるから指導するというより,高校に進学後のことを見据えて指導しておくといったほうが適切かもしれません。
当塾は中学部担当の教員全員が高校部の授業も担当しており,日頃から高3生を含めた大学受験 (難関国公立大の二次試験レベル) 生の指導をしています。
ですから,基本的に高校受験レベルまでしか担当できないような教員が指導するそれより深いものになるのは自明の理です。
進路探究塾 Mirai は少人数定員制の指導が特徴です。これは日頃の授業だけでなく,特講においても同様です。
生徒を座席の前後左右のゆとりも取らず教室へぎゅうぎゅうに押し込んで,過去の出題に即した安易な予想問題等を演習・解説して終了などという形式とはわけが違います。
以前のブログでも申し上げましたが,高校受験はゴールではなく “小さな小さな通過点” に過ぎません。上位高に進学しても 3年後に大学の合格が確約されているわけではないのです。
ただ高校受験を乗り越えられればよいという安易な演習を繰り返す形式は,高校進学後の伸び悩みにつながるおそれがあります。
中学内容は容易ですから,大量の類題演習を繰り返せば高成績を維持することは可能です。しかし,膨大な知識および深い理解が問われる大学受験はそうはいきません。
中3生にとっては高校受験直前の時期ではありますが,私たちは高校進学後を見据えて上記のような指導を行なっているというわけです。
岐阜高に進学してもおよそ 3人に 1人が浪人するという事実。または 5高に進学しても大学の進学先を選べる高校生はほんの一握りという事実。
『高校に進学してからが,むしろ始まりである』
これを理解して高校受験に臨む中学生と,高校合格がさもゴールであるような解釈をし (または,させられ),その先を見据えられていない中学生に差があるということは言うまでもありません。
夕食時,生徒たちと食べるために用意した麺類です。
中3生と高3生は10時から22時と長時間の学習になりますので,休憩を兼ねて夕食の時間は 1時間確保しています。
『夏特講』ではかき氷を振る舞い,冬は温かいものということで麺類となりました。
選択肢は日清食品の『どん兵衛』の天ぷらそば,きつねうどん,にゅうめんに加え,チキンラーメンに UFO。いずれもミニサイズです。
ちなみに『どん兵衛』のそばとうどんは,私の趣味で “西” 仕様としました。