二十歳を祝う会 (新成人の式典)

 

本日,各務原市の二十歳を祝う会 (新成人の式典) が開催され,式典後に当塾 7期生の10名が晴れ姿を見せに来塾してくれました。

 

昨年まではコロナ禍による制限がある中での式典の開催でしたが,本日の彼らの笑顔を見ていると以前までの日常が戻った感さえあります。

ただ,元日に震災に見舞われた石川県内は式典を中止せざるを得ない自治体も多数あるなど,世代を超えて様々な思いが交錯していることでしょう。

 

卒塾生の諸君には育ててくれた保護者や地域,ならびに新成人の式典が予定通り開催されたことに感謝するとともに,彼らには改めて新成人としての責任感を持ってほしいと願ってやみません。

 

 

 

こちらはそれぞれ奈良女子大と駒澤大で学ぶ卒塾生で,彼女らは卒塾して以降,お盆や年末年始など帰省の際はいつも顔を出しくれていました。

 

以前から式典後に顔を出してくれると言ってくれていましたから,約束通り晴れ姿を見せてくれて嬉しかったです。

また,奈良女へ進んだ卒塾生は高3生 (当塾 9期生) の諸君にお菓子の差し入れも持参してくれました。本当にありがとう!

 

  

 

7期生は在籍の半数以上が国公立大に合格し,最多進学先は岐阜大の 4名でそれぞれ医学部 (医学科),医学部 (看護学科),応用生物科学部,教育学部へ進学しました。

 

第一志望の国公立大の合格が叶わず併願先に進学した卒塾生もいましたし,再受験 (浪人) する道を選んだ卒塾生も 1名いました。

なお,再受験の卒塾生は 1年間の浪人生活を経て名古屋大の工学部機械航空工学科に合格し,昨春にその報告にも来てくれて,本日も元気な姿を見せてくれました。

 

それぞれが進学した先で充実した時間を過ごせているとのことでしたから,それが私には何より嬉しいです。

 

今日の自習室《高校部》

 

本日20時30分頃の高校部の自習室の様子です。

 

岐阜高と岐阜北高が前期中間テストの 8日前ということで,自習室の雰囲気は日を追うごとに “定期テストモード” になりつつあります。

どの塾生も明確に目標を持って取り組んでいることが,彼らの背中から犇々と伝わってきます。

 

以前のブログでも申し上げたように,当塾の自習室には私語をする生徒やスマートフォンに触れる生徒は皆無です。

特段禁止を通達しているわけではありませんが,都度注意しなくとも適切な判断ができるところが中学時代の良好な内申につながっていたのだと思います。

 

昼の自習室

 

4月に入って春休みも終盤に差し掛かり,子どもたちの新学年のスタートが目前となっています。

 

当塾は春休みや夏休みなど長期休暇中,平日は13時30分を過ぎると中学生と高校生を中心に塾生たちが自習室へ姿を見せ始めます。

昼から自習室へ来る塾生で19時30分から授業がある場合,夕刻でいったん帰宅してまた出直してくる塾生もいれば,お弁当を持参してそのまま授業を受ける塾生もいます。

 

この春休みは新中1生や新高1生の姿もあり,彼らを見て新学年へ向けた気合いが漲っているなあとしみじみ感じたことと,自らの意志で自習室へ来てくれていることが何より嬉しいです。

特に中央中・蘇原中・桜丘中へ進学する新中1生の 6名,新高1生では岐阜高・岐阜北高・鶯谷高・岐阜東高へ進学する新高1生の 7名は,自習室で頑張っている姿を何度も見かけました。

 

彼らが確たる目標を持ち,それに向かって走り続けることができるようサポートしていきたいと思います。

 

共通テスト自己採点会 2023

 

共通テスト終了後,8期生の諸君は文系生が17時頃,理系生が19時頃から続々と集まり始め,在籍生全員が出席のもと,各科担当教員が見守る中で20時からの自己採点会に臨みました。

 

8期生は中学部からだけでなく小学部から当塾で学び続けている生徒もおり,高校部から入塾した生徒も含め,今日まで共に頑張ってきた彼らは私たちにとっての誇りです。

また,新型コロナの感染者数が増え続ける中で 8期生全員が万全の体調で共通テストを受験できた幸運に感謝したいですし,これは本人たち並びにご家族の日頃の感染対策の賜物かと思います。

 

8期生12名の英語・数学・国語の上位 3名および各科の平均点は以下の通りです ( ★ は “同日実施” で当塾内にて受験した高1生・高2生のうち,当塾の高3生の上位に匹敵する得点を獲得した生徒)。

 

[英語・リーディング (100点満点) ] ※ 当塾平均 73.1点

86点 (岐阜高・理系),84点 (岐阜北高・文系),82点 (岐阜高・理系) ★ 85点 (加納高・文系)

[英語・リスニング (100点満点) ] ※ 当塾平均 82.3点

96点 (岐阜高・理系),96点 (岐阜高・理系),87点 (岐阜高・理系) ★ 91点 (加納高・文系)

[数学 1A (100点満点) ] ※ 当塾平均 81.6点

100点 (岐阜高・理系),97点 (岐阜高・理系),88点 (岐阜高・理系) ★ 89点 (岐阜高・理系)

[数学 2B (100点満点) ] ※ 当塾平均 84.4点

97点 (岐阜高・理系),96点 (岐阜高・理系),93点 (岐阜高・理系) ★ 該当なし

[国語 (200点満点) ] ※ 当塾平均 142.8点

163点 (岐阜高・理系),154点 (岐阜高・理系),153点 (岐阜高・理系) ★ 161点 (岐阜高・理系)

 

8期生は理系生が多いこともあって数学は普段通りの結果を残してくれたと思いますが,英語のリーディングと国語は 9割達成者がおらず,平均も含めてやや残念な結果となりました。

英語はもっとできるはずですから,二次では貯金をつくれるようにしっかり頑張ってほしいと思います。

 

 

続いて理科・社会の結果です。こちらも上位 3名および各科の平均点を掲載します ( 5名以上が受験した科目のみ)。

 

[化学 (100点満点) ] ※ 当塾平均 76.7点 [ 9名]

94点 (岐阜高・理系),90点 (岐阜北高・理系),87点 (岐阜北高・理系)

[物理 (100点満点) ] ※ 当塾平均 90.8点 [ 8名]

100点 (岐阜高・理系),95点 (岐阜高・理系),92点 (岐阜北高・理系),92点 (岐阜高・理系)

[日本史 B (100点満点) ] ※ 当塾平均 80.3点 [ 8名]

91点 (岐阜高・理系),88点 (岐阜北高・理系),83点 (岐阜高・理系)

 

物理は解きやすかったのか,8名の平均が90点を超えました。すばらしい。

どちらかと言うと 8期生は二次力のあるメンバーが揃っていますから,各大学の個別試験でも結果を残せるよう引き続き頑張っていこう!

 

 

満点など顕著な得点を獲得した生徒がいれば,皆が拍手でその生徒を称える。

当塾では高3生の共通テスト (旧 センター試験) の採点会において,毎年このような光景が何度も見られます。

 

共に頑張ってきた仲間であり,互いに敬意を払い合っているからこそ,自分のことのように心の底から喜べるのだと思います。

 

 

8期生の 5教科 7科目 (900点満点) の平均点は 684.9点 で,得点率は 76.1% という結果でした。

併せて,当塾で最も主流の選択パターン (理系生で理科が物理・化学,社会が日本史を選択) の 6名の平均点は 734.3点 で得点率は 81.6% に達し,6名のうち実に 5名が 80% を超えています。

 

なお,当塾 1位の生徒 (岐阜高・理系) は 798点 で,得点率は 88.7% で自己ベストを更新しました。

彼は中学部から当塾で学んでおり,中3生の頃は中学校で実施の実力テストで400点に満たずに苦戦した時期もありましたが,メキメキと力をつけて高2生からは好成績を連発してきました。

 

センター試験時代も含めた当塾の最高得点率 95.1% には及ばなかったものの,彼以外にも自己ベストを更新した生徒も多く,2月の入試に向けて弾みがついたと思います。

 

 

岐阜県内だけを見渡しても素晴らしい指導を行なう塾や予備校が多数ありますから,当塾の生徒たちよりも高得点を収めた生徒が相当数いるでしょうし,まして全国となれば尚更です。

間もなく開塾から丸 8年を迎える当塾も,地域の皆様にとって必要な存在となれるよう,今後も子どもたちの将来に向けたサポートを全力で行なっていく決意です。

 

二十歳を祝う会 (新成人の式典)

 

本日,各務原市の二十歳を祝う会 (新成人の式典) があり,当塾 6期生の諸君が晴れ姿を見せに来塾してくれました。

 

昨年・一昨年とは異なり,行動制限がない中で式典を行なえたことは非常に良かったと思います。

さらに,今年は例年以上に天候にも恵まれ,旧交を温めつつ二十歳の門出を祝う日としてはこの上ない好条件が揃いました。

 

 

まず,以前のブログでも紹介した上智大で学んでいる卒塾生。

 

今日は共に学んでいたメンバーの晴れ姿を見るため,予定があるところ Mirai へ駆けつけてくれました。

スケジュールがうまく合わなかったために彼女の振袖姿は拝めずじまいでしたが,写真で見せてもらったところ非常に似合っていたので見てみたかったです。

 

なお,彼女には今後の方向性に関して数点アドバイスをしたので,また次に帰省して顔を出してくれた際に話を聞けたらと考えています。

 

  

 

続いて,神戸市外大,岐阜大,南山大で学んでいる卒塾生 3名。

 

3名とも当塾で学んでいた当時から本当にコツコツと努力できる子たちで,現在もそれぞれ将来の夢の実現に向けて歩みを進めていると聞いて安心しました。

今日はゆっくりと話す時間もありませんでしたから,また改めて食事でもしながら話を聞きたいと思います。

 

 

最後は,中学部高校部と当塾で学び,大学へ進学してからは当塾のアルバイト講師として力を貸してくれている 2名。

 

日頃から明るく溌溂と振る舞い,塾生たちのために頑張ってくれている,そして成長しようと努力してくれていることが非常に嬉しいです。

献身的な協力,いつも本当にありがとう。

 

今日の Mirai

 

今日は祝日であることに加え,明日からは多くの高校で後期中間テストであることから,13時30分のオープンから多くの塾生が自習室へやって来ました。

 

定期テスト中ないし直前の高校生はもちろんのこと,1ヶ月課題に取り組む中3生の姿もあって自習室内はピリッとした雰囲気でした。

当たり前のことではありますが,それぞれが自身のすべきことを理解し,黙々と取り組んでいる姿が印象的でした。

 

 

当塾は平日と土曜日の夕方は17時30分から食事休憩に入るのですが,自習室にいたほとんどの塾生が夕食持参で来ており,食事をさっと済ませてすぐさま学習に取り組んでいました。

そんな姿を見ると,彼らの多くが通知表結果が良好である理由もわかる気がします。

 

 

19時からは中学生と高校生で自習室を分け,中学生は 2名,高校生は 3名の教員がそれぞれ対応に当たりました。

この環境をフル活用し,塾生諸君にはどんどん成長してもらいたいと考えています。

 

質問受付

 

これは,8月20日(土) の高2生・高3生の自習室の様子です。

 

彼らには疑問点があればすぐに解決してもらえるよう,この日は 4名の教員が自習室内を巡回して対応に当たりました。

なお,質問受付は写真のようにその場で対応することもあれば,自習室の外へ出て対応することもあります。

 

 

先日のブログでも申し上げましたが,高校部には小学部から当塾で学び続けている塾生の数が年々増えてきています。

 

当塾 8期生にあたる今年度の高3生の諸君は共通テストまで 5ヶ月を切り,国公立大の前期入試に関しても間もなく半年を切る局面ですから,今はとにかく必死に取り組んでほしいです。

8期生は順調に伸ばしてきた生徒も多いことから,高2生の諸君は彼らの頑張りを目に焼き付け,ここからの 1年半を悔いのないように取り組んでほしいと願っています。

 

今春の医学部医学科を含むこれまでの卒塾生と肩を並べる成果を出せるよう,現在籍生の諸君の頑張りに期待したいと思います。

 

自らで考えて学ぶ

 

お盆休みが終わり,本日からまた再開です。宜しくお願い致します。

 

先日のブログでも紹介したように,当塾は夕方までの時間帯は基本的に自習室の開放と各科の質問を受け付けるに限り,授業を行なっていません。

あれもこれもと与えることが,必ずしも子どもたちの成長につながるわけではないという考えからです。

 

本日,昼の自習室は 2部屋を用意しましたが,片方が 1時間で満席となりました。

中学生の多くは 2週間後に迫った前期期末テストに向けて余念がない様子でしたが,高校生は夏特講を通じて見つけた課題に取り組んでいる生徒も見受けられました。

 

どの高校も決して少なくない課題が出ていると聞いていますが,多くの塾生が 7月末までに学校の課題を終えているため,学校が始まるまでのこの間は自身の課題に取り組めるというわけです。

 

自学の時間

 

当塾は 7月24日(日) からサマーターム期間,多くの塾や予備校でいうところの夏期講習会の期間に入っています。

 

一般的に夏期講習会というと授業回数をやたらと多くしたり,あるいは授業時間数を大幅に長くしたり等,授業回数・時間の豊富さを標榜する塾や予備校が散見されます。

しかし,当塾は夏休み期間であっても,例年実施している中3生から高3生の集中講義を除き,全学年とも通常の時間割をベースに数回の追加授業を実施するにとどめています。

 

ひたすら授業を受けることによって得られるものもあるのかもしれませんが,高校へ進学してからのことを考えると,小中学生の頃から自学の時間を多く確保することは非常に重要だと考えます。

先日のブログでも紹介した,当塾が中3生に「 1ヶ月課題」に取り組ませているのも高校進学後を見据えてのものです。

 

私は塾で指導するようになって25年になりますが,一定の学力を有する小中学生に対しては,夏休みだからといって必要以上に授業時間数を長く取る必要はないと断言できます。

彼らに必要なのは過度な授業回数や時間数ではなく自らで学ぶ時間であり,さらには自らで落とし込む時間,つまり復習や確認する時間が何より重要なのです。

 

 

これは,本日撮影した小5生・小6生の自習室の様子です。

 

以前のブログでも紹介したように,毎週土曜日の13時30分から17時30分の 4時間は小学生の自習およびフォローアップの時間として,小学生担当の教員が教室に張り付いて対応しています。

この枠を積極的に活用してくれている小学生は多く,本日も13名の小学生が思い思いに,かつ集中して時間を過ごしていました。

 

彼らは宿題や授業で生じた疑問点の質問をしたり,算数の弱点補強や応用のプリントに励む子もいたり,中には辞書を片手に漢字の先取り学習に励む子もいます。

“自分で考えて” 行動しているということと,多くの子が “自分の意志で” 取り組んでいるということがポイントで,これは “受け身の” 数時間よりもはるかに有意義なものではないでしょうか。

 

 

当塾の小学部は公立中に進むことを前提に指導を行なっていますが,この姿勢が中学進学後のみならず,その先も役立つ “大きな力” となることは言うまでもありません。

 

東大や京大,名大といった旧帝大,国公立大の医学部医学科など大学受験で成果を残した教え子たちには,彼らが小学生だった頃から大学合格までの長きにわたって指導した子が多くいます。

以前から当塾で学んでいる小学生はもちろん,この 8月から当塾で学ぶことになった 3名の小学生も,是非この輪に加わって学びを進めてほしいと考えています。

 

感心!

 

今日の昼,私が出勤して車から降りようとした際に,テナントの共同駐車場内にいた 1人の小学生の姿が目に飛び込んできました。

彼は自転車の横に佇み,心配そうに後輪付近を眺めていました。

 

外は36℃を超えていたこともあり,不憫に思った私は彼に声をかけて自転車を見せてもらうと,チェーンが外れていることが確認できました。

早速チェーンを戻そうと試みたものの,素手だったこともあって残念ながらうまくいきませんでした。

 

陽光が照り付ける中での作業は過酷だったことに加え,いくつかの工具と軍手も必要だったことから作業場を塾内に移すことにしました。

彼は塾生ではないため塾内へ通すことには迷いがあったものの,暑い中を外で待たせるわけにもいかず,涼んでもらう意味も込めて作業中は塾内で待機してもらいました。

 

作業が終わって走行可能な状態になり,彼は「ありがとうございました!」と気持ちのいい挨拶で帰っていきました。

彼の礼儀正しさに私は非常に感心しましたし,敢えて名前も聞きませんでしたが,きちんとしたご家庭で育てられていることが窺えました。

 

当塾に通う小学生の諸君にも日頃からさまざまな場面で感心することがありますが,彼らには将来的にこうやって外でも評価されるような子たちに成長してほしいと願うばかりです。