進路探究塾 Mirai 塾長のブログです。
塾長ブログ
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名古屋大学工学部の環境土木⋅建築学科に合格最高点で合格!
県による非常事態宣言の発出を受け,当塾は今週より対面による指導をストップし,オンラインによる指導に切り替えました。
当塾は開塾以来,対面による指導にこだわってきましたが,コロナウィルス感染拡大防止の観点からも,現在お子さま方に塾へお越しいただいて授業を受けていただくという選択肢はありません。
落ち着くまでの間はオンラインによる指導で,お子さま方の学びの機会を創出したいと考えております。
今週は,写真にもあるような小グループでの授業や “オンライン自習室” などでご家庭との接続テストを兼ねた各種トライアルを実施中です。
来週からは順次,全学年を対象としてオンラインによる “双方向ライブ授業” を実施していきます。
コロナ禍の中ではありますが,非常に嬉しい知らせがありました。
今春の名古屋大学の入試結果の開示が始まっており,当塾から合格を掴んだ生徒たちからも続々とメール等で報告がありました。
そのうち 1名は結果が印字されたハガキを持参し,直接報告に来てくれました。
彼は中2生の 1月から高3生の 3月まで約 4年にわたって当塾で学び,今春に工学部の環境土木⋅建築学科に合格を勝ち取っています。
なんと,彼は学科内において合格最高点で合格していました (センター試験 563点/600点 (93.8%) と二次試験 959点/1,300点 (73.8%) で,合計 1,522点/1,900点 (80.1%) )。
2020年度入試における名古屋大学の学部⋅学科ごとの合格点の詳細はこちらをご覧ください (名古屋大学のホームページに移動します)。
拡大した画像を掲載します (念のため,氏名は消させていただきました)。
名古屋大学のような旧帝大に合格する,さらにはそれらに上位で合格するとなると,大手の予備校や塾で学ぶことが得策と考える方も多いでしょう。
しかし,今春の名古屋大学工学部の環境土木⋅建築学科に関しては,大手の予備校や塾で学んだ生徒ではなく,中学生の頃から大学合格まで当塾で学んだ生徒でした。
私共のような 1学年あたりの生徒数が15名あまりの地方の小さな塾から,昨春の東大の合格に続いてこのような素晴らしい結果が出たことを嬉しく思います。
当塾の塾生が『名大オープン』で優秀な結果を収めたと昨年のブログで紹介しましたが,この写真の帳票は彼のものです。
なお,彼は 8月実施分,11月実施分ともに成績優秀者として氏名が冊子掲載されました。
模試だけでなく,入試本番でもきっちりと持てる力を発揮してくれたことが非常に嬉しいです。
県による非常事態宣言の発出を受けて
コロナウィルス感染拡大はとどまるところを知らず,各種ニュースを耳にするたび胸が痛む日々が続いています。
当塾は県による非常事態宣言の発出を受け,4月14日(火) の週から対面による授業をストップすることを決定致しました。
小学生は郵送した課題に取り組んでもらう期間,中学生⋅高校生は第2週に手渡した課題に取り組むとともにオンラインにて質問受付を実施する期間と設定します。
中学生・高校生がオンラインにて使用するアプリは授業時に配布した文書に記載しておりますので,そちらをご確認ください (欠席者には郵送致しましたので到着をお待ちください)。
なお,4月12日(日) から当面の間は,火曜日から土曜日の13時30分から22時30分の時間帯で出勤しておりますが,自習室の利用はできません (日曜日・月曜日は完全休塾)。
授業再開は 4月28日(火) からの週で検討しており,当面は時限措置でオンラインによる授業実施も視野に入れております。
時限措置とはいえ,開塾時からこだわり続けてきた「対面指導」を止めなければならないというのは断腸の思いです。
しかし,お子さま方をはじめ,保護者様ならびにご家庭の方々,そして当塾の職員たちをウィルスから守るためにも必要な措置と考えております。
今後の指導詳細は決まり次第,LINE アカウントおよび当ブログにてお伝えします。
近いうち,以前のようにマスクなしでお子さま方と笑顔で向き合える日が戻ることを祈り,今はじっと耐えようと思います。
当塾のコロナウィルス対応
LINE アカウントでもお伝えしている通り,小5生と小6生の 4月 7日(火) から11日(土) および 4月14日(火) から18日(土) の 2週間の授業を休講と致します。
振替日程は今後の動向を鑑みて決定し,後日連絡と致します。宜しくお願い致します。
なお,現時点では中1生から高3生は予定通り実施で考えておりますが,日程変更がありましたら追って連絡致します。
[授業を行なうにあたっての当塾の対応]
・教員は出勤前に検温し,出勤時の消毒や勤務中の手洗いを定期的に実施するなど,衛生管理を徹底します
・教員は出勤時からマスクを着用し,授業や質問受付時もマスクを着用して対応します
・教員が発熱や風邪のような症状がある場合は出勤しません
・教室やトイレのドアノブなど,手が頻繁に接触する箇所を定期的にアルコール消毒します
・教室や自習室の窓や扉を定期的に開けて,室内の換気を行ないます
・授業時や自習時に,生徒は隣と十分な間隔を空けて着席させます
[受講および通塾にあたっての注意点]
・来塾時から在塾中,および帰宅時まではマスクを着用のこと (ご用意できない場合,当塾の備蓄分をご提供します)
・来塾時は入口設置の消毒を使用してから所定の教室へ向かうこと
・発熱や咳などの風邪のような症状が見られる場合は欠席すること
合格率
東京大・京都大・東北大・九州大・北海道大・大阪大・名古屋大の 7大学は “旧帝大” と括られ,主要学部が揃った総合大学であることと,その歴史と伝統から毎年多くの志願者を集めます。
競争倍率は 3倍程度とそれほど高くはないものの,求められるレベルは高く,一筋縄では合格を勝ち取ることはできません。
旧帝大の定員は 7大学合わせておよそ 2万人で,現在の各世代人口がおよそ120万人ですから,同世代の60人に 1人 (1.7%) に枠がある計算になります。
これらに現役で合格するとなると,実に同世代のおよそ90人に 1人 (1.1%) という狭き門です。
旧帝大と同列に語られることが多い一橋大・東工大・神戸大,そして国公立大の医学部医学科まで含めると上記の計算は変わってきますが,今回は旧帝大に絞って話を進めます。
毎年この時期になると,Web やチラシで塾・予備校がこぞって合格実績を掲載します。
しかし,飛び交うのは “合格者数” が一般的で,“合格率” を目にすることはなかなかありません。
合格率というのは非常に重要な指標のはずです。
しかし,残念なことに,合格者数だけが画面上や紙面上で躍り,数で圧倒するといった “前近代的な” 手法が幅を利かせている現状があります。
教育において,時代は “個” へ向かっているはずなのに,この部分は昔のまま何ら変わっていないということです。
当塾から旧帝大を受験した生徒は開塾からの 5年間の累計で15名おり,そのうち11名が現役合格を勝ち取っています。
当塾の旧帝大の合格率は 73.3% で,さらに名古屋大のみに絞ると11名受験して 8名が合格で,率は 72.7% となります。
これらの合格率が高いのか,それとも低いのかを検証してみましょう。
岐阜高のホームページに,2019年度の大学入試結果の詳細が掲載されています。
それを見ると,岐阜高から現役で旧帝大を受験した生徒が184名おり,そのうち67名が合格で,合格率は 36.4% です (名古屋大のみに絞ると86名が受験して30名が合格で,合格率は 34.9% )。
つまり,単純に率だけで比較すると,当塾の旧帝大の合格率は岐阜高のそれの 2倍以上となるわけです。
全国展開の大手予備校はもちろんのこと,県内に複数の教室を構える塾や予備校と比べれば当塾の合格実績など足元にも及ばないことは重々承知しております。
しかし,わずか59名の卒塾生のうち11名が旧帝大に現役合格 (東京大 1名,京都大 2名,名古屋大 8名) を果たしており,これは塾生のおよそ 5名に 1名が旧帝大に現役合格している計算です。
さらには,医学部に次いで難易度の高い国公立大の獣医 (大阪府立大・岐阜大) にも 2名が現役合格しておりますから,小規模塾ながら当塾の塾生たちは本当によく頑張ったと思います。
素直な気持ちで弛まぬ努力を続けた塾生たちの頑張りはもちろんのこと,開塾から 5年が経ち,集団指導+個別指導による “少人数定員制” の指導が結実し,形になってきたと実感しています。
在籍生の 76.5% が国公立大に現役合格!《 5期生》
本日で,今春の国公立大の合否結果が出揃いました。
当塾の高3生 ( 5期生) は17名の在籍生のうち13名が国公立大の現役合格を勝ち取り,その率は 76.5% に達します。
先日のブログでも申し上げたように,この合格率は彼らが長きにわたってコツコツと頑張ってきたからこそ出せた結果だと思います。
詳細は以下の通りで,合格実績ページにも同内容を掲載致します。
[推薦入試 (センター試験を課す) ]
名古屋大学 教育学部 (鶯谷高) [併願合格校 南山大・中京大]
名古屋工業大学 工学部 生命⋅応用化学科 (加納高) [併願合格校 名城大・中部大]
岐阜大学 教育学部 (岐阜東高) [併願合格校 なし]
岐阜県立看護大学 看護学部 (長良高) [併願合格校 岐阜医療科学大・岐阜聖徳学園大]
[一般入試 (前期) ]
名古屋大学 工学部 物理工学科 (岐阜高) [併願合格校 東京理科大・名城大]
名古屋大学 工学部 物理工学科 (岐阜東高) [併願合格校 豊田工業大]
名古屋大学 工学部 機械⋅航空宇宙工学科 (岐阜高) [併願合格校 同志社大・豊田工業大・名城大]
名古屋大学 工学部 環境土木⋅建築学科 (岐阜高) [併願合格校 東京理科大・明治大・名城大]
名古屋大学 工学部 環境土木⋅建築学科 (岐阜高) [併願合格校 なし]
金沢大学 人間社会学域 法学類 (岐阜高) [併願合格校 愛知大・名城大]
岐阜大学 教育学部 (各務原西高) [併願合格校 岐阜聖徳学園大]
[一般入試 (後期) ]
名古屋工業大学 工学部 生命⋅応用化学科 (岐阜高) [併願合格校 名城大]
名古屋工業大学 工学部 生命⋅応用化学科 (岐阜高) [併願合格校 東京理科大・名城大]
私立大の結果に関しては先日のブログにて紹介しておりますので,そちらも併せてご覧ください。
進路探究塾 Mirai は開塾から 5年が経過しました。
当塾の卒塾者は累計で59名で,うち30名が国公立大学に現役合格を勝ち取っており,その率は 5割を超えています。
上述したように,今年度は国公立大の現役合格者が 7割を超え,中学部から継続して当塾で学んでいる生徒たちを中心に,大学入試で大きな成果を残してくれていることが非常に嬉しいです。
しかし,私が理想とする状態にはまだ程遠いというのが実状です。
今年度で見ると,高3生の夏の時点で掲げた第一志望に合格できたのは17名のうち11名に過ぎず,6名は第二志望に入学または浪人の道を選択することになった現実があります。
不合格や直前になってからの志望校変更など,辛い思いをさせてしまった生徒が 1名でもいるうちはまだまだだと言わざるを得ません。
大学入試は公立高校入試のように 1倍台の競争倍率ではなく,3倍台が多く,高いところだと10倍を超える競争倍率のところもあります。
なお,今年度の国公立大学の前期⋅中期⋅後期各日程の募集人員は計100,146名に対し,志願者数は439,565名で倍率は 4.4倍,前期日程のみで見ると倍率は 3.0倍となります。
これだけの倍率をくぐりぬけて国公立大学の合格,ましてや現役で合格を勝ち取るためには,公立高であれば入学直後から着々と準備を始めていかなければならないのです。
東京大・京都大・名古屋大の合格者数《2020年速報値・岐阜県内高校別》
国公立大の前期入試が終わり,今春の高校別の東京大・京都大・名古屋大の合格者数がおおよそ判明しております。
岐阜県内の高校の東京大・京都大・名古屋大の合格者数,および高校別の合格者数 (過年度生 (浪人生) による合格者を含む) は以下の通りです。
東京大 23名 ※ ( ) 内は現役合格者数で内数
[内訳]
岐阜高 14名 ( 9名),大垣北高 4名 ( 3名),多治見北高 2名 ( 2名),可児高 1名 ( 1名),多治見西高 1名 ( 1名),麗澤瑞浪高 1名 ( 0名)
京都大 32名 ※ ( ) 内は現役合格者数で内数
[内訳]
岐阜高 19名 (12名),大垣北高 5名 ( 3名),岐阜北高 2名 ( 2名),多治見北高 2名 ( 0名),関高 1名 ( 1名),長良高 1名 ( 1名),聖マリア女学院高 1名 ( 1名),麗澤瑞浪高 1名 ( 1名)
名古屋大 172名 ※ ( ) 内は現役合格者数で内数
[内訳]
岐阜高 50名 (41名),大垣北高 23名 (18名),岐阜北高 22名 (20名),多治見北高 17名 (14名),関高 12名 (12名),加納高 8名 ( 7名),鶯谷高 7名 ( 5名),
恵那高 4名 ( 4名),斐太高 4名 ( 4名),美濃加茂高 4名 ( 4名),岐阜東高 4名 ( 3名),可児高 3名 ( 2名),岐山高 2名 ( 2名),高山西高 2名 ( 2名),帝京大可児高 2名 ( 2名),
大垣東高 2名 ( 0名),各務原西高 1名 ( 1名),加茂高 1名 ( 1名),長良高 1名 ( 1名),大垣日大高 1名 ( 1名),済美高 1名 ( 1名),多治見西高 1名 ( 1名)
岐阜県内の高校で,東京大・京都大・名古屋大の 3大学の合格者数が合わせて 5名を超えているところを高校別に見てみましょう (降順)。
[岐阜高] ※ 3大学合格者合計数は 83名
東京大 14名(昨年 16名,一昨年 19名)
京都大 19名(昨年 23名,一昨年 20名)
名古屋大 50名 (昨年 39名,一昨年 52名)
[大垣北高] ※ 3大学合格者合計数は 32名
東京大 4名 (昨年 3名,一昨年 0名)
京都大 5名 (昨年 11名,一昨年 7名)
名古屋大 23名 (昨年 32名,一昨年 25名)
[岐阜北高] ※ 3大学合格者合計数は 23名
東京大 0名 (昨年 1名,一昨年 2名)
京都大 2名 (昨年 3名,一昨年 2名)
名古屋大 21名 (昨年 22名,一昨年 16名)
[多治見北高] ※ 3大学合格者合計数は 21名
東京大 2名 (昨年 5名,一昨年 1名)
京都大 2名 (昨年 7名,一昨年 4名)
名古屋大 17名 (昨年 10名,一昨年 12名)
[関高] ※ 3大学合格者合計数は 13名
東京大 0名 (昨年 1名,一昨年 1名)
京都大 1名 (昨年 2名,一昨年 0名)
名古屋大 12名 (昨年 6名,一昨年 8名)
[加納高] ※ 3大学合格者合計数は 8名
東京大 0名 (昨年 0名,一昨年 0名)
京都大 0名 (昨年 0名,一昨年 1名)
名古屋大 8名 (昨年 7名,一昨年 17名)
[私立・鶯谷高] ※ 3大学合格者合計数は 7名
東京大 0名 (昨年 1名,一昨年 0名)
京都大 0名 (昨年 0名,一昨年 0名)
名古屋大 7名 (昨年 10名,一昨年 3名)
公立高が 6校,私立高が 1校という結果でした。
教え子との再会 Vol. 021
今年は新型コロナウィルスの影響もあって頻度こそ減っているものの,毎年 3月⋅ 4月は大学生や社会人など多くの教え子と会う機会があります。
彼女は岐阜北高校を経て東京外国語大学へ進み,現在は卒業を控える大学生です。
今回は成人式の式典の後に晴れ着姿で来てくれて以来でしたが,この 4月から社会人になるということで,その報告を兼ねて Mirai へ顔を出してくれました。
私が初めて彼女と知り合ったのは彼女がまだ小5生の頃でしたから,もう10年以上の月日が流れたことになります。
多くの教え子が立派に成長していく姿,夢に向かって邁進する姿,それを具現化した姿を見せてくれることが私のやりがいです。
今日,改めて彼女が東京外大に入学して以降の学びの話を聞かせてくれたこと,そして成長した姿を見せてくれたことに感謝です。
来てくれて本当にありがとう!
本日より授業を再開しました
3月に入ってからは受験学年のみの指導に限定しておりましたが,およそ 2週間ぶりに当塾へ子どもたちが帰ってきてくれました。
本日は欠席もなく,彼らが元気な姿を見せてくれたことを嬉しく思います。
来週からは全国の多くの塾や予備校で指導が再開されると聞いており,少しずつ日常へ戻っていってほしいと願うばかりです。
コロナウィルス感染拡大防止のため,当塾では教員のマスク着用や検温を実施し,子どもたちにはマスク着用と入室時の手指消毒および休憩時の手洗いを実施してもらっています。
さらに,各教室の定期的な換気に加え,教室やトイレなどの手すりのアルコールタオルによる拭き取り等,最大限の配慮を行なっております。
『安心・安全のために』ページでも紹介しておりますが,当塾は 5年前の開塾当初から手指消毒の励行と全教室に空気清浄機の設置をしておりました。
DUSKIN の泡手指消毒剤 (オートタイプ) の設置
全教室および事務室に SHRAP 社製の加湿空気清浄機を設置
まだまだ不安な日々が続きますが,先述したように,少しずつ日常へ戻っていってほしいと願うばかりです。
新高1生 新入塾生募集
進路探究塾 Mirai では新高1生の募集を行なっております。
公立高入試が終わったばかりですが,今回のブログでは改めて当塾の高校部に関してご紹介致します。
当塾の高校部は集団指導コースと個別指導専科コースを設置しており,いずれのコースも学校準拠指導を一切行なわず,国公立大および難関私立大の受験対策指導に特化しています。
高1生の集団指導コースの募集対象は岐阜高・岐阜北高・加納高 (普通) の公立高,または岐阜東高 (蛍雪)・鶯谷高 (英進 I 類) の私立高へ進学予定の生徒に限ります (県外私立高は応相談)。
上記いずれかの高校・コースに通うことが決まっていて,大学入試に向けた強い決意のある生徒のみが受講対象となります。
指導開始は公立高入試の合格発表当日の2020年 3月18日(水) で,高校入学前から英語・数学 I・数学 A・古文の 4科目の予習内容を突き進みます。
興味のある方は,お気軽にお問い合わせください。
名古屋大学合格までの道のり
先日のブログでも申し上げましたが,当塾の今年度の高3生は中学部から通い続けて高校入試と大学入試を共に戦ってきた生徒が多く在籍しています。
今回のブログでは,名古屋大の工学部に合格した生徒のうち,私にとって非常に感慨深い 1名を紹介します。
彼は中2生の 7月から当塾で学び続けてくれた生徒で,在籍期間は 4年 8か月に達します。
「名大の工学部に現役で合格するような生徒だし,中学生の頃もさぞかし成績優秀だったのだろう」
多くの方がそう考えるだろうと思いますが,入塾時,彼の 9科の評定は 16 ( 5科の評定ではありません) で,定期テストの 5科合計点も136点と高校進学すら危い状態でした。
彼の中学時代の定期テストや実力テスト得点の推移は,3年前のブログでも紹介しておりますのでそちらをご覧ください。
彼が現役で名古屋大に合格できたのは,この 4年 8ヶ月を逃げることなく課題に向き合ってくれたことと,弛まぬ努力はもちろんのこと,彼の持ち前の素直さが大きかったと思います。
高校入試をゴールとせず,大学入試で勝つために取り組んできた成果が今回の名古屋大の現役合格につながったのです。
この 4年 8ヶ月の間,伸び悩んだ時期も当然ありましたし,叱責しなければならない場面も幾度となくありました。
しかし,インターネットで合格者受験番号が公開されてわずか 2分後に彼から朗報が届き,これまでの苦労が報われた気がして泣けてきました。
本当に合格おめでとう。