進路探究塾 Mirai 塾長のブログです。
塾長ブログ
進路探究塾 Mirai 塾長のブログです。
前期中間テスト 1週間前 《岐阜高・岐阜北高》
本日で岐阜高と岐阜北高が前期中間テスト 1週間前です。
写真の生徒は岐阜高に通う理系の女子生徒で,自習室で生物の学習に取り組んでいます。
自習室には今日も多くの生徒の姿がありました。
とは言っても当塾の生徒たちは日頃から授業で週3日,自習で週2日塾へ来るというスタイルが定着しておりますから,当塾にとっては普段と変わらない “日常の姿” です。
私が生徒に日頃から話していることですが,テスト前のみ取り組んだところで結果は出ません。
日頃からしっかりと取り組み,もちろんテスト前にもしっかりと取り組む。
この当たり前のことに日々どれだけ身を粉にできるかが重要であり,過去問やらポイントを絞った問題だけに取り組んで “やったつもり”,または軽く質問して “わかったつもり” が最もいけないのです。
長い期間をかけて熟成した日々の積み重ねのその先に受験合格があり,将来の夢に一歩,そしてまた一歩と近づくことができるのです。
改めて,開塾にあたり
進路探究塾 Mirai は『各務原ヒルズ』という建物に入居させていただいております。
非常に素敵な建物ですし,私は一目見たときからこの建物が大好きになりました。
写真は工事前,中へ入れていただいた際に撮影したものです。
建築用語でいうスケルトンの状態で床や天井,間仕切りもない状態でしたが,窓の向こうに広がる池に陽光が煌き,これまた素敵な光景に目を奪われました。
「この場所に,これまでにない最高の塾を創る」
私はそう決意し,携わっていただいた多くの業者の方々,そして最高の仲間たちと共に各種準備を進め,2015年 3月に進路探究塾 Mirai を開塾しました。
まだ開塾して間もない塾ではありますが,地域の皆様に愛され,地域にとって不可欠な塾となっていけるよう,仲間たちと共に頑張っていく決意です。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
銘菓『一六タルト』
夕暮れ
中1生
早め早めの準備とコツコツ取り組むことは大切!
先日,定員に達したために募集を終了した高2生の集団指導コース。
英語・数学IA・化学 (文系は生物基礎) の集団指導に加えての数学IIBの系統別個別指導,どの科目も順調に進んでいます。
9月からはここに国語,そして 1月からは物理 or 生物 (文系は化学基礎) の集団指導が加わります。
どの生徒も志望校が学部・学科まで確定しているからこそ気合いも違います。早め早めの準備で志望校合格を勝ち取らせる決意です。
以前にも簡単に紹介しましたが,英語は毎週単語テストを実施しています。
単語テストといっても単なる単語の羅列だけではなく,イディオムや文の穴埋め形式での出題です。生徒たちはこの単語テストの準備に 1週間あたり 3時間から 4時間を費やします。
高2生の12月までにセンター試験レベルの英単語を一通り終え,その後は自分で昇華させる。
これを素直に実践した生徒はセンター試験で必ず結果を出していますし,大学進学後の TOEIC や TOEFL でも結果を残しています。
地味な作業ではありますが,基礎を疎かにして結果など望めるはずもないのです。
この 3月から実施しているセンター試験の過去問をもとに私が作成している英文法・語法のテキストが落ち着いたので,この 5月からは短文の解釈に移行しています。
今回も,主要大学の入試問題をもとにして私が作成しているオリジナルテキストです。
いわゆる長文はこれが終了してから。焦る必要はありません。高3生になる前に,どれだけ基礎をしっかり取り組んできたかが後の伸びにつながるのです。
英文法・語法の理解を通じて培った基礎力を活かし,やや複雑と言える構造の英文に取り組むことを通じて構文を把握する力を養うことがこの数ヶ月のテーマです。
この積み重ねが,将来の読解力と英文和訳力を形づくります。
生徒には予習を課しており,私の提示する各英文の解析 (S・V・O・C の分類および句・節の分類) および訳文の作成をしたうえで授業に臨んでもらっております。
表面的に仕上げてきても何の意味もありませんから,辞書を使いながらじっくり時間をかけて取り組むよう指示しています。
あたかも近道があるかのような学習法がまことしやかに囁かれていますが,そんなものに振り回されることなく当塾の生徒たちにはコツコツと取り組む姿勢を身につけさせたいと考えております。
大学受験レベルの英語・数学の習得は時間がかかるものです。
前述したように,スッと視界が開ける域に到達するには,高1生・高2生の 2年間にどれだけ基礎をしっかり取り組み,耐え,そして向き合ってきたかが重要なのです。
※ 写真は本文とは何の関係もありませんが,私が撮影した『瀬戸大橋と朝焼け』です。私のお気に入りの一枚です。
教え子との再会 Vol. 002
この連休は帰省した教え子との会食が数件ありました。
大学生・社会人とさまざまですが,どの教え子も,私のもとを巣立って以降も目標を持って立派に成長し続けていることが私には嬉しいのです。
写真は京都大学工学部情報学科で学んでいる大学2年生。当塾へ訪問してくれた後,名古屋のラーメン店で撮影したものです。
当塾ホームページ内の “推薦する声” にも登場してもらっています。
ラーメン店に向かう車中や,食事を取りながら将来の展望について熱く語ってくれました。
彼は中1生から高3生までの 6年間,私が以前に勤めていた塾で学んでいました。
私が以前に勤めていた塾は小中学生の指導と高校受験がメインであったため,大学受験に関しては塾としてのノウハウがほぼない状況でありました。
私の受け持っていた校舎は高校進学後も通塾を希望する生徒が多かったことに加え,私がたまたま大学受験指導も可能であるということから英語は私が担当しました。
さらに,他の科目は名古屋大学など地元の国公立大に進学した教え子の大学生を講師として登用し,数年かけて高校生を指導できる体制を整えたというわけです。
進路探究塾 Mirai の指導スタイルの原点がここにあり,その間は本当に多くのことを学ばせてもらいましたし,随分と成長させてもらいました。
話を戻します。
彼が志望校を京都大学に決めてからというもの,それはもう努力に努力を重ねていました。授業時はもちろん,足繁く毎日通ってくれた自習室での彼の放つオーラがそれを物語っていました。
写真は彼が京都大学の過去問題を解いて,それを私が添削したものです。
センター試験に関しては夏の時点で 9割を切らないレベルに到達しておりましたから,以降は英語だけでなく数学・物理・化学・国語も含めて二次対策に重点を置いた指導をしておりました。
競争倍率が3.8倍とやや高めではあったものの,2月の直前期の完成度が高かったこともあって無事に現役で合格を掴み取りました。
彼は岐阜高校の出身ですが,この年の岐阜高校の京都大学合格者総数は15名 (41名が受験) で,うち現役合格者数は 7名 (27名が受験) と聞いております。
さらに,工学部だけで見ると合格者総数は 5名 (17名が受験) で,うち現役合格者数は 2名 (11名が受験) とのことです。この 2名のうち 1名が写真の彼です。
京都大学ほどのレベルともなると,岐阜高校に通う優秀な学生たちでも一筋縄ではいかない高い壁だということを数字が物語っています。
早い段階で各種の取り組みにかかり,計画的に熟していく。
私たちはこの計画のサポートをし,日頃の授業や質問受付はもちろん,科目を問わず二次対策の添削指導をきっちりと遂行する。これが進路探究塾 Mirai の目指すところなのです。
漢字検定
本日,漢字検定の受検申し込みを締め切りました。
前回の 1月実施分で受検して合格している生徒が多いために今回は在籍の約半数に留まりましたが,受検する生徒たちには合格を目指して頑張ってもらいます。
とは言っても,当塾における漢字検定の位置づけはその級の合格を目的としたものではありません。
当塾では各ステージ(小学部・中学部・高校部)において,以下のような位置づけで生徒に漢字検定に取り組ませております。
小学部は該当学年の範囲の級(小5生なら 6級)をその学年の 1月に受検する段取りで指導しています。
当塾の小学部では11月末に該当学年の漢字をすべて修了し,1月の検定に備えるカリキュラムを組んでおります。
単に合格するだけでは意味がありませんから,目標は満点に設定しています。私はこれまでのキャリアにおいても同様の取り組みをさせて,多くの生徒に満点をとらせてきました。
11月までの毎回の小テストで音訓・部首・画数などは網羅できておりますから,2ヶ月かけて演習を繰り返し,間違えたところは徹底的に復習することを繰り返します。
この過程で徐々に高得点が取れるようになり,以降はゲーム感覚で取り組ませます。
1ヶ月経った頃には95%超は当たり前で,これを機に漢字が好きになるという生徒も多くいました。おそらく自信がつくからでしょうね。
全員が満点とはいきませんが,本番の結果が198点で悔しがる姿は成長した証と言えます。
中学部は中2生の 1月までに 3級を,上位高を受験する生徒は中3生の10月までに準2級の合格を目指します。
中1生で準2級に,中3生で 2級に合格する生徒もおり,意識の高さにただただ驚くばかりです。
漢字は数学や英語と違って横並びの知識ですから,“早い段階で取り組める受験対策” という位置づけで取り組ませています。
当塾の生徒が受験・進学する高校では関係なさそうですので,内申書に書いてもらえるからとか,入試の際に優遇してもらえるからとかというレベルの話はしません。
さらに,漢検の対策を通じて,国語辞典を引いてそれを読み込むことによる言葉の知識の積み上げも狙っています。
新聞や論説文を読む際,ここで身につけた言葉の知識が活きてくることは間違いありません。
高校部は高1生の11月までに準2級を,高2生の 1月までに 2級の合格を目指します。
あくまで中学部の延長線上と考えており,“早い段階で取り組める受験対策” および “言葉の知識の積み上げ” という観点から,当塾では必修の位置づけとしております。
センター試験の10点分,二次の数点分ではあるものの,漢字は大学入試において出題されることが確実なわけですから侮るわけにはいきません。
論説文の読解においても言葉の知識は必要ですし,小論文を書く際にもそれは活かせるはずです。
後回しにしがちなこういったことを早い段階で取り組み,きっちりと仕上げて万全を期す。どの科目においても私たちが大切にしていることです。
どのステージにおいても,目標とするところは単なる合格ではなく『高得点で』というところが共通項です。
この経験を積み重ねることによって,別の場面においてもそのこだわりは活かされてくるのです。
教え子との再会 Vol. 001
土曜日の夕方
土曜日の昼から夕方の時間帯は,さまざまな学年の生徒が自習室にやってきます。
小学生は 1時間から 2時間が相場で,今日は小4生と小5生が 1名ずつ来てくれました。
スポ少や習い事がある中で非常に感心です。素晴らしい!
中学生は 2時間から 4時間自習をし,持参した夕食をとって,夜は授業 (19時30分から22時) というスタイルです。
朝または昼過ぎまでは部活,以降は学習とメリハリをつけて取り組む姿勢が素晴らしいと思います。
テスト前だけやる,テスト前だからやる,というような姿勢では結果は出ません。日頃からどれだけ真摯に取り組めているかが重要なのです。
高校生は 3時間から 5時間自習をし,これまた持参した夕食をとって,夜は授業または引き続き自習するというスタイルです。
昼は部活で来れないという生徒は,来れる時間からとにかく集中して取り組んでいます。
時間は有限的なものですし,学習時間が確保できない理由を部活のせいにするくらいなら部活は辞めるよう助言しています。進学校における部活はあくまで余暇に過ぎませんからね。
自習に来ているメンバーとの夕食の時間は,私の毎週の楽しみの一つです。
進路について高校生と話したり,中学生と部活や学校生活のことを話したりと,食事中だからこそ気楽に話せるということもあるのです。
もちろん,くだらない世間話なんかもします。
休憩がてら,食後に読書に勤しむ生徒もいます (スマホはいません)。
先日のブログで紹介した “探究コーナー” の各書籍は非常に人気があり,設置してよかったと改めて思いました。