高3生 第1回 全統マーク模試

 

先日より,当塾の高3生から『全統マーク模試』の成績帳票の提出が続いています。

 

高3生にとって,5月実施の『全統マーク模試』は過年度生 (浪人生) と競い合える最初の模試です。

それに対して『進研模試』は同学年とのみ競い合う形で,かつ “幅広い層” が受験しますから,偏差値は高めに算出される傾向があります。

 

上記のことから,当塾ではこの時期に実施される『全統マーク模試』を高3生に必修として受験してもらっています。

もちろん,夏に向けて “何にどう取り組むべきか” を明確にする目的もあります。

 

写真は当塾 1位の生徒の結果で,志望校合格に向けて順調な仕上がりを見せてくれました。

以前のブログでも紹介したことがありますが,私たちは彼女が小4生だった頃から指導していることもあって,指導開始から 9年目を迎える今,このような結果が出ていることが本当に嬉しいです。

 

 

当塾の生徒はセンター試験に向けた学習に早い段階から取り組んでいることもあって,比較的良好な結果に落ち着いている生徒が多いと思います。

とは言え,志望校合格に向けてはまだまだ望む結果に到達できていない生徒もおりますから,今後も生徒一人ひとりとしっかり話し合いながら方向性を定めていきます。

 

進研模試で全国 2位!《高2生》

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当塾の高2生が 2月実施の『進研模試 センター試験早期対策模試』において,5教科 7科目理系の総合順位で全国 2位 (偏差値83.0) を獲得しました。

 

11月実施分の『進研模試』では同じく 5教科の総合順位が全国38位 (偏差値84.0) でしたから,志望校合格に向けて着実に歩を進めています ( 1月実施分は未受験)。

私たちは彼女が小4生だった頃から指導していることもあって,指導開始から 9年目を迎える今,このような結果が出ていることが本当に嬉しいです。

 

ただ,『センター試験早期対策模試』は学区内で言うと岐阜高の生徒たちは受験しておりませんし,同学年のみで競い合う『進研模試』には当然ながら浪人生も含まれておりません。

そういうこともあって,彼女には昨年から 1つ上の学年が受験する模試を受けてもらっており,高3生および浪人生を対象とした『全統マーク模試』や『オープン模試』がそれにあたります。

 

彼女はこういった模試でも全国偏差値で70を超える結果を残していますが,これは彼女が意欲的に学んでいることに加え,当塾の指導でどの科目も早い段階で修了しているからこその結果です。

過去問や予想問題に勤しんで “捻り出した結果” ではない,というところがポイントです。

 

 

 

今日は定期テストが終わって束の間のオフということで,彼女はパズルに取り組んでいました。

 

東京大学宇宙線研究所の『スーパーカミオカンデ』が生み出す美しい絵柄に惹かれて私が東急ハンズで購入し,宇宙物理学に関心のある彼女に楽しんでもらおうと私がプレゼントしたものです。

難解であると評判のこのパズルを彼女は 3時間あまりで仕上げ,終わってからはいつものように黙々と数学の自習に励んでいました。

 

前期中間テスト《中学生》

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中学生の前期中間テスト結果がほぼ出揃いました。

 

これまでのブログでも紹介したことがありますが,当塾は中学生⋅高校生に対して過去問や予想問題といった付け焼刃の対策指導を一切行なっておりません。

そういった “安易なもの” を駆使して捻り出した結果と,日々の積み重ねを怠ることなく目標を持って取り組んできた結果との間に差があることは明らかです。

 

私は20年の指導経験から,高校進学後,特に一般入試を経由しての大学受験の際,この差が大きなものになると確信しています。

 

 

中2生⋅中3生は自己ベスト更新が相次ぎました。

今回はその一例を紹介します。

 

中3生 (那加中)  458点〔これまでの自己ベストは416点〕

中2生 (中央中)  449点〔これまでの自己ベストは422点〕

中2生 (中央中)  430点〔これまでの自己ベストは417点〕

中3生 (那加中)  416点〔これまでの自己ベストは400点〕

中3生 (蘇原中)  405点〔これまでの自己ベストは396点〕

 

2017年 3月以降に入塾した生徒で,前回 (学年末テスト) より大幅アップを果たす生徒も相次ぎました。

 

中2生 (中央中)  453点〔中1生の学年末テストは424点・自己ベストも更新!〕

中2生 (岐阜大学附属中)  380点〔中1生の学年末テストは307点・自己ベストも更新!〕

中2生 (蘇原中)  379点〔中1生の学年末テストは284点〕

中2生 (中央中)  367点〔中1生の学年末テストは268点〕

 

過去問や予想問題がなくても,生徒たちが上記のような結果を残してくれたことを非常に嬉しく思います。

併せて,入塾してまだ 3ヶ月ほどの生徒たちも,当塾が説く “コツコツ取り組むことの重要性” を理解して頑張ってきた成果が目に見える形で表れて非常に嬉しいです。

 

なお,中1生は受講生全体の平均点が417.3点という結果になりました。

彼らには過去問等に取り組ませていないことからも,テスト慣れしていない生徒はやや下振れした感がありますので,夏休み明けの前期期末テストに向けてコツコツ頑張らせる決意です。

 

 

改めてではありますが,当塾の指導は多くの塾に見られるような「高校合格を最終目標とした指導」ではありません。

“安易なもの” を与えることは彼らの成長を阻害する結果になりかねないという考え方に基づき,当塾では過去問や予想問題といった付け焼刃の対策指導を行なわないのです。

 

現在の中学生は,3年後に控える大学入試改革の荒波に呑み込まれる世代です。

『センター試験』に代わる『大学入学共通テスト』では「思考力」や「判断力」が問われる内容になり,従来のマークセンス方式に加えて記述式の出題となることが文科省より予告されています。

 

つまり,単なる暗記や出題傾向に即した大量の演習を繰り返すといった “単純作業” からの脱却が求められているのです。

過去問や過去の出題傾向に沿って作成された予想問題を駆使し,その場凌ぎを繰り返したところで真の成長は見込めません。

 

スタディーサポート

 

当塾の高校生から 4月の『スタディーサポート』結果が寄せられています。

 

写真のようにすべて S1 評価を連ねるなど “なかなかの結果” を残してきた生徒 (滝高生) もおりますが,科目によってはまだ課題のある生徒もいます。

返却された冊子には一人ひとりに対する詳細なレポートと取り組むべき課題が記されていますから,それをもとに生徒たちは学習を進めていくことになります。

 

結果を提出してくれた際には私たちから簡単に学習アドバイスを行なうこともありますが,それは短期的なものではなく,長期的なものを伝えるようにしています。

短絡的な結果を追い求めたところで大きな結果は残せませんから,私たちは長い目で見た成績向上が果たせる指導と良質な学習環境を与えることに注力するのみです。

 

『スタディーサポート』とは Benesse が高校生に対して実施しているテストで,ホームページには以下のような説明が記載されています。

 

・現在の学力の状態や学習習慣をチェックするテスト (アセスメント) です

・「希望する進路をかなえるために,今,取り組むべきこと」がわかります

・受験後は個人専用ページにて成績に応じた学習方法や進路について調べるためのヒントをたくさん見ることができます

 

つまり,何らかの対策を講じて受験するというスタンスではなく,今のありのままの状態で受験し,生徒自身の今後の学習の指針や進路決定の参考にするという位置づけです。

 

驚くべきことに,この『スタディーサポート』の対策指導を行なう塾があると聞きました。

その目的はわかりかねますが,単発のテスト,ましてや上記のような位置づけのテストで対策を講じて高得点を残すことに何の意味があるのか。私には甚だ疑問です。

 

当塾は高校生に対して『スタディーサポート』はもちろんのこと,定期テスト,実力テスト,そして『進研模試』や『全統模試』などの外部模試の対策は一切行ないません。

これまでのブログでもたびたび申し上げてきたように,そういった付け焼刃の対策をして得点を獲得しても,根拠のない自信がつくだけで後にはつながらないと考えているからです。

 

子どもたちに大学受験に打ち勝てる力,そして社会に出てから生き抜く力をつけさせることを真剣に考えるのであれば,あれこれと “お膳立て” をすることは成長の阻害につながります。

私たちが大切にし,見据えている先は,10年後,もっと言えば20年先,30年先の子どもたちの “みらい” なのです。

 

課題テスト《高校生》

 

新高1生は高校に入学して 1週目が終わりました。

多くの高校で入学早々に課題テストが実施され,そのテストの返却も始まっています。

 

写真は岐阜高の新高1生の数学の課題テストで,過去問や予想問題の類に頼ることなく100点。

当塾では課題テストや定期テスト,模試の対策は一切行ないませんから,コツコツと積み上げた実力によって勝ち取った得点結果です。

 

平均点が相当高いようですが,頑張ってくれたのではないかと思います。

 

中学生の自習・質問受付の様子

 

本日の中学生の自習・質問受付の様子です。

 

 

どの生徒も黙々と自身の課題に取り組んでおりますが,質問がある場合は写真のように教員が横について解説を行ないます。

理解の積み重ねが学力の素地をつくり,定期テストや実力テストの得点力が磨かれていくのです。

 

 

こちらも中学生ですが,高校入学を翌月に控えた新高1生です。

 

彼らは現在,火曜日・木曜日・土曜日を授業日としておりますが,本日のように授業のない日にも自習に来ています。

いずれも当塾の中学部から進級した生徒たちで,大学の資料を読み込んだり,私や卒業生の話を聞くなどして,早くも学部まで志望校を絞り込んでいます。

 

本日は午前に離任式があったとのことで,卒業した中学校のジャージで来ている生徒もいました。

彼女は春から岐阜高に通うことになる生徒ですが,本日でこのジャージも着納めです。

 

大阪府立大学生命環境学域獣医学類合格!

 

彼女は当塾に在籍する高3生 (岐阜高) で,大阪府立大学の生命環境学域獣医学類に後期日程で合格しました。

 

募集定員が 5名に対して出願者数が180名,実に36.0倍という高倍率を勝ち抜いての合格です。

本当に合格おめでとう!

 

指導開始は彼女が中1生だった頃で,約6年にわたって私が指導を行なってきました。

中学生の頃は岐阜新聞テストで県内順位が 1桁 ( 9位),岐阜高へ入学後も彼女は上位を走り続けました。

昨年11月の全統記述模試でも岐阜高の理系で校内順位 (総合) が 1桁 ( 7位),センター試験本番も英語の筆記が 190点,数学 IA が 94点,生物が 94点など結果を残してきました。

 

センター試験を終え,併願先の私大の合格を勝ち取って臨んだ前期日程の国立大がまさかの不合格となり,模試では A判定を取り続けていただけにこの不合格は彼女も私も本当に堪えました。

しかし,気持ちを切り替えて後期試験の準備に取り掛かり,その頑張りもあって本日の合格を掴み取りました。

 

幼い頃から動物が大好きで,将来は獣医になりたいという彼女の夢が,本日の合格でまた一歩前進してくれたことが私には嬉しいです。

 

南山大学合格!

 

彼女は当塾に在籍する高3生 (加納高) で,本日,南山大学の国際教養学部に特別選抜試験 (センター試験利用型) で合格しました。

 

第一志望に据えていた国立大 (前期),第二志望に据えていた関東の私立大に相次いで不合格となり,彼女には本当に辛い思いをさせてしまいました。

2校とも可能性が十分あっただけに,彼女が中3生だった頃から指導してきた私はこの結果に大きな責任を感じていました。

 

彼女は私が指導してきたこの 4年間,真剣に英語の学習に取り組んできました。

その姿を近くで見てきたからこそ,国立大の前期入試を終えた日,彼女から試験の手応えの報告があった際に彼女へ南山大を受験する提案をしました。

 

出願締切が目前に迫っていましたが,一次選考がセンター試験の得点率 (彼女は87%),二次選考がグループディスカッションと面接という試験に挑む決意をしました。

面接では美しい発音 (本当に上手いんです) を披露する場もあり,やりきった感があったようです。

 

本日こうして合格を勝ち取り,4月からその英語力をさらに磨ける環境で学ぶ機会を得ました。

国公立大後期試験の合格発表を待ち,彼女の春からの最終的な進学先が確定します。

 

 

彼女の頑張りで,当塾の今年度の南山大の合格数は累計で 6名 (人文学部 4名・法学部 1名・国際教養学部 1名) となりました。

高3生の在籍数が15名という当塾のような規模の小さな塾としてはなかなかの結果だと思いますし,彼らはよく頑張ったと思います。

 

他の合格実績はこちらをご覧ください。

 

京都大学合格!(教育学部)

 

彼は当塾に在籍する高3生 (岐阜高) で,本日,京都大学の教育学部に合格しました。

 

早稲田大学に続く合格おめでとう!

夜に駆けつけて合格を報告してくれた後,二次の各科指導を担当した教員と記念撮影をしました。

 

今日の合格に至るまでの道のりは決して順風満帆というわけではなく,彼は模試の判定で苦しみ続けました。

D判定や E判定を目にするたび,互いに心が折れそうになったこともあります。

 

しかし,彼なら合格を勝ち取ってくれると私は確信してやみませんでしたし,彼も合格を信じて足りないピースを埋める作業を繰り返し,レンガを 1つずつ丁寧に積み上げ続けました。

これまでに行なった英語・国語・数学の添削指導は数知れず。今となっては良い思い出です。

 

 

彼と昨夜にメールでやり取りをした際の「全力は出したと思うので,不合格になっても悔いはありません」という言葉が印象的でした。

今日,第一志望の京都大学の合格を勝ち取り,彼は晴れやかな春を迎えます。

 

名古屋大学合格!(文学部・教育学部)

 

本日,名古屋大の前期入試の合格発表があり,現地へ出向きました。

 

大学入試の合格発表へ出向くのは本当に久しぶりでしたが,中でも旧帝大ともなれば,やはり雰囲気があります。

当然ではあるものの,高校入試とのスケールの違いを改めて感じました。

 

 

彼女は当塾に在籍する高3生 (岐阜東高) で,名古屋大学の文学部に合格しました。

 

指導開始は小4生の終わり,つまり 8年前に遡ります。

彼女は根っからの努力家で,学年が上がるごとに着実に力をつけて成績向上を果たしてきましたが,高校入試では辛い思いをさせてしまい,共に涙しました。

 

大学受験では同じ思いをさせたくない。その一心で,この 3年間の指導にあたってきました。

今日,名古屋大の合格を勝ち取ったことで,今回は共に嬉し涙を流すことができ,ご両親も交えてその感動を共有することができました。

 

彼女自身の頑張り,そして,ご両親の献身的なサポート。

今日の合格は,この結実によって『ご家族で掴み取った合格』と言えます。

 

 

彼女は当塾に在籍する高3生 (岐阜高) で,名古屋大学の教育学部に合格しました。

 

彼女との出会いは 3年半前,彼女がまだ中3生だった頃に遡ります。

当時からストイックに取り組める生徒という印象はあったものの,本格的な大学受験期に入ってからはそれがより加速した感があります。

 

学びを求めて岐阜市から通い続けてくれたこと,来る日も来る日も遠いところ送迎をしてくださったご両親に感謝です。