高2生の集団指導コース受講生募集!

 

高2生の集団指導コース (国公立大受験パッケージ) で,1名が私大へ志望変更したことによるコース切り替えで欠員が出ております。

今回,本気で難関国公立大を目指す,当塾の高2生たちとともに頑張れる仲間を 1名に限り募集します。興味のある高2生およびその保護者様はお気軽にお問い合わせください。

 

《2015年10月度 進路探究塾 Mirai 国公立大受験パッケージ 募集要項》

【募集学年】 高2生 (文系の場合は地歴選択が日本史で理科選択が化学基礎・生物基礎の生徒,理系の場合は社会選択が地理または日本史の生徒に限る)

【募集人数】 1名 (コース定員16名)

【受講基準】 2015年 7月実施の進研模試 3科全国偏差値が63以上の生徒 (現在籍生の平均偏差値は63.1)

 

当塾の国公立大受験パッケージは,集団指導+個別指導による全科目指導が最大の特徴です。

映像による授業は一切導入せず,対面教育にてセンター試験および難関国公立大の二次試験にまで対応できる教育プログラムを用意しております。

これまでのブログでも指導の様子を紹介しておりますのでご覧ください。

 

お問い合わせはお電話 (058-372-2731) またはお問い合わせフォームにて受け付けております。

 

2015年10月14日 | カテゴリー : お知らせ | 投稿者 : ito

塾生たちとテニス Vol. 002

 

8月に続いて,塾生たちとテニスを楽しみました。

今回は,前回も参加してくれた中学校でテニス部に所属する当塾の中2生たちに加え,その友人,当塾の高1生,そして当塾の中高生の社会科指導を担当している教員が参加しました。

 

  

 

中2生たちは 8月と比べて確実にレベルアップしていることを感じました。

学習に対しても非常に意欲的な生徒たちですし,『頑張れる子は何にでも頑張れる』ということを体現してくれていて嬉しくなります。

 

 

社会科の教員は今回がテニスは初めてということでした。

しかし,中高と硬式野球で鳴らしていたこともあって,その抜群の運動神経ですぐに馴染んでいました。さすがです。

 

 

この生徒 (中2生) はなかなか良いボールを放ちます。

彼が小学生だった頃から何度か打ち合ってきましたが,すっかり速いボールにも対応できるようになりました。うまく体重をボールに乗せられていますし,面の使い方も洗練されてきています。

今はテニスが楽しくて仕方ないのでしょうね。当時,私もそうでした。

 

 

テニスが終わり,ちょっと一息。差し入れありがとうございました!

 

2015年10月13日 | カテゴリー : その他 | 投稿者 : ito

中3生の英語科指導

 

本日の授業をもって中3生の集団指導コース英語科は中学内容の全単元の指導を終えました。来週からは公立高校入試レベルの長文読解や英作文,およびリスニングの指導に入ります。

先日のブログでも中学生の英語科指導概要に触れておりますので,そちらも併せてご覧いただければ幸いです。

 

中3生は 9月から英語科の授業だけで週あたり140分を確保していますから,さまざまなアプローチが可能になっています。

12月からは公立高校入試レベルにとどまらない指導を行ない,入試本番および高校進学後に備えます。上辺だけの高校入試対策にとどまらないのが当塾の指導の最大の特長です。

 

上述したように当塾では中3生の英語科は全単元の指導が終了しておりますが,中学校ではようやく関係代名詞に入ったところだと聞いております。

教科書では tell O to do などの不定詞や間接疑問文もまるっと残っていますから,このペースで果たして 1月末までに教科書を終わらせることができるか甚だ疑問です。

学校によってもまちまちではありますが,せめて教科書くらいは終わらせてもらいたいと考えています。

 

なお,当塾では中学校で習わない所有格の関係代名詞 whose,目的格の関係代名詞 whom も指導し,彼らはそれらを使い熟せるレベルに到達しています。

さらには教科書では発展的内容として扱われている関係副詞をはじめ,前置詞+関係代名詞も指導済みです。

関係代名詞に関しては日本語訳から本格的な英作文,主格から目的格や分詞への書き換え等の同意文完成の演習もこの間に相当やり込みました。

単に問題を解きまくって機械的な処理能力を身につけさせるのではなく,2文に分けて修飾関係を把握させることに注力させ,出題方式を問わず “解ききれる力” を養うことを狙いとしてきました。

 

当塾が中学校で習わないところも指導する理由は,高校進学後にも活きる力を養うためです。

高校受験は単なる通過点に過ぎません。英語だけに限った話ではありませんが,短絡的な知識を積み上げただけではいずれどこかで破綻してしまいます。

 

さらには,入試において発展内容を求める高校を受験する中3生が在籍していることが挙げられます。

主要都市の私立難関高を受験するにあたっては,教科書レベルや岐阜県の公立高校入試レベルでは到底太刀打ちできません。

なお,ここでいう私立難関高とは,1つの高校だけで岐阜県すべての高校の東京大・京都大の合格者総数 (今春はそれぞれ16名・46名) を超えてしまうような進学校のことを指します。

もちろん,そういった高校を志望する生徒が在籍していない年度であっても,この指導方針が変わることはありません。

 

これまでもたびたびお伝えしてきたように,当塾は中学生の定期テストや高校受験の対策に特化した指導を行なう塾ではありませんし,中3生で終わりという塾でもありません。

真の意味での “先を見据えた指導”。これが進路探究塾 Mirai の行なう指導なのです。

 

今日の Mirai

 

9月の下旬に入るまではブログをほぼ毎日のペースで更新しておりましたが,ここのところ多忙で更新が飛び飛びになっています。

日々の授業やその準備はもちろんのこと,この時期は高3生との懇談や入塾をご希望の方との面談,10月18日(日) に実施する保護者会の準備など大忙しの毎日です。

先日のブログでもやや忙しいと書きましたが,ここ数日はそれをはるかに凌駕しております。

 

センター試験まで100日を切ったこと,そして第2回の全統記述模試の結果が返却されていることを受け,高3生と順次懇談を行なっております。

彼らは11月の模試,そして入試本番に向けて順調に力がついていることが見て取れ,どの生徒も着実に志望校合格へ近づいています。

 

当塾トップの高3生 (岐阜高・理系) は第2回の全統記述模試で英語の偏差値が73.0,国語 (現古漢) を含む総合の偏差値で65.8に達しており,第一志望にあと一歩のところまで来ています。

彼の今回の全統記述模試の志望校判定は B判定で,駿台の大学別実戦模試 ( 8月実施分) でも B判定をいただいたとは言え,この時期の判定は正直あてになりません。

結果に慢心することなく,各科目とも完成度を高めることに加えて課題である国語の二次対策等,対話をしながら今すべきことにコツコツ取り組ませて共に合格を目指します。

 

少し前に当塾の説明とお子さまの体験受講にいらっしゃった方が本日お見えになり,保護者の方もお子さまも当塾の指導を大変気に入っていただいて入塾の手続きをされました。

また新たな仲間を迎えることができたことを嬉しく思います。ありがとうございます。

大切なお子さまの未来を託していただけることに感謝するとともに,保護者の方のご期待,そしてお子さまのやる気にお応えするべく教員一同頑張っていきます。

 

開塾から 7ヶ月が経過し,少しずつではありますが地域の方に当塾を認知していただけるようになってきています。数ある塾の中から当塾へお越しいただけるのは本当にありがたいことです。

小学生・中学生・高校生を問わず,生徒たちの学びたい,成長したいという意欲や,保護者ならびに地域の方々のご期待にお応えできるよう,これからも日々成長していく決意です。

 

iPhone

 

私は iPhone を使い始めて 5年が経ちます。

これまでにさまざまな携帯電話を使用してきましたが,中でも iPhone はいろいろな意味で「すばらしい」の一言です。

 

私は携帯電話を1997年から使用しており,早いもので18年が経ちました。

当時は通話機能しか備わっていなかった携帯電話が,約20年の年月を経て今の姿になることを当時は全く想像がつきませんでした。

 

携帯電話を「ガラケー」「スマホ」などと区別するようになって久しいですが,iPhone をはじめとするスマートフォンが普及するようになって,その進化はまさにとどまるところを知りません。

通話機能はさることながら,Web ページの閲覧,ショッピング,メッセージおよびデータファイルのやり取り。新聞も紙面そのままで読めたりと非常に重宝しています。

 

さらには,航空機や新幹線のチケット予約も可能です。

新幹線には出張の際などに利用することもありますから,私の iPhone ケースには『EX-IC』と『Suica』の 2枚のカードを収納しています。

ご存知の方も多いと思いますが,『EX-IC』は携帯電話や PC で座席を予約しておけば,かざすだけで新幹線の改札を通過できる優れものです。

『Suica』は鉄道系 IC カードの先駆者とも言える存在で,チャージしておけば JR の在来線や私鉄,そして主要都市の地下鉄の改札を通過できます。

 

上記 2枚のカードの利点は目的地までチケットレスで向かうことができるということだけではなく,IC カードはコンビニや自販機での買い物にも利用できます。

改めてすごい時代になったなと感じますし,技術の進化はとどまるところを知らないと実感できます。

 

あったらいいな,こんなことができたらいいなが具現化されてゆき,あらゆることが便利になっていく世の中。

研究者・開発者の弛まぬ努力に賛辞を送りたいですし,同時に感謝の念も感じずにはいられません。

 

 

当塾の教員が iPhone 6S に機種変更したと見せてくれました。

私が使用しているのは iPhone 5S で 2世代前の代物ですが,私は iPhone 5S のサイズが気に入っているので機種変更する予定はありません!

 

でも,かっこいいですね…。実機を見たり触ったりするとだめだ…。

 

2015年10月2日 | カテゴリー : その他 | 投稿者 : ito

次に向けた取り組み

 

高校生は定期テストが終わり,次に向けた取り組みを開始しています。

一例を紹介すると,理系の地理選択の生徒と文系の公民科目 (倫理政経・現代社会) のセンター対策として,多くの高2生が Z会出版の『解決!センター』シリーズに取り組み始めました。

 

写真は自習室で撮影したもので,この生徒は昨日から取り組み始めたとのこと。

『解決!センター』シリーズはまだ買ったばかりですからピカピカであるのに対し,『速読英単語』は既に良い感じで使い込んでいますね。まだ高2生ですが。

 

彼らは来年の 4月までに『解決!センター』シリーズを 2周取り組みます。それらの科目に早い時点で目途をつけ,メイン科目の学習に時間を充てるための,まさに “長い目で見た取り組み” です。

教科書や用語集と向き合いながら『解決!センター』シリーズで基礎力や着眼点を身につけ,それでもって高3生の夏以降は総合問題演習に取り組むという算段です。

 

「高3生の夏から挽回!」または「部活を引退してからが勝負!」などと謳い,短期間で結果を出そうという “付け焼刃的な” 手法を当塾は真っ向から完全否定します。

これらは,根拠の乏しい「短期間で確実に痩せる!」等の謳い文句と何ら変わりありません。幸運にも “うまくいく人がいる (かもしれない)” というレベルに過ぎず,もはや当て物に等しいのです。

学力は一朝一夕に身につくものではありません。長い時間をかけて熟成させるもの,それが学力であると私たちは考えます。

 

以前にもブログで紹介したように,高2生の当塾の授業では数学 IA国語のセンター対策はすでに始まっていますから,ここも抜かりなく仕上がります。

高3生の夏前に二次対策を開始するべく,当塾の高2生たちは着々と準備を進めているのです。

高2生といえば『進研模試』も近いですが,これまでのブログでもたびたび紹介しているように,当塾ではその対策や過去問の類は一切行ないません。はっきり言って時間の無駄です。

そんなものを使って獲得した点数は虚像に過ぎませんからね。根拠のない自信はつくかもしれませんが。

 

彼らは来年 5月・8月の『全統マーク模試』,『全統記述模試』,そして11月の『全統マーク模試』,『全統記述模試』,大学別模試で大暴れすることでしょう。

もちろん,『進研模試』と同様にそれらの過去問や予想問題は一切行ないません。早い段階から細かな準備に取り組んでいますから,直前にバタバタする必要もないわけです。

センター試験や入試本番で結果を残すための取り組みを長期間にわたって行なう。先日のブログでも申し上げたように,これが進路探究塾 Mirai の指導なのです。

 

付け焼刃的な対策を繰り返し続けて,模試では結果や判定が出せても実際の入試で結果が出せなければ意味はありません。

真の実力をつけるためには時間がかかるものです。中学生にも当てはまることですが,楽をして結果を出すことに味を占めた学生は,その先の人生において必ずどこかで躓きます。

 

心地よい時間

 

ここ数日は入塾希望の方の説明会や定期テスト前の高校生の質問受付,塾生保護者の方との懇談会にと慌ただしい日々を過ごしておりました。

 

こういった忙しさは塾教員として非常に心地よいものです。

当塾に興味を持ってお越し下さる方とお会いできること,ならびに当塾の方針にご賛同いただいてお子さまを通わせていただいている保護者様とお話しできること。

さらには,学びの場を求めて,かつ,高みを目指して当塾へ通ってくれる塾生たちと過ごせること。

心地よさを感じるとともに塾教員としてのやりがい・醍醐味を感じますし,改めて開塾してよかったと心から思える瞬間です。

 

日々のこのような小さな積み重ねを繰り返すことで,まだ開塾して 7ヶ月の当塾が “地域に根ざした塾” となっていけるものと考えております。

これからも地域の方々に喜んでいただける塾を目指し,教員一同頑張っていく決意です。

 

先日,入塾説明会にお越しになった保護者様が,当塾の高校生が自習に励んでいる姿と自習室の空気感・雰囲気に感嘆しておられました。

9月27日(日) は岐阜高・岐阜北高・加納高・岐山高・長良高が前期期末テスト期間中ということもあって,多くの高校生が自習室を利用していました。

この日は理系の教員と文系の教員を 1名ずつ配置し,各科の質問受付も行ないつつ,私から見てもどの生徒も有意義な時間を過ごしているように感じました。

 

当塾の生徒たちは定期テスト前に限らずいつもこんな感じだと説明すると,その方は当塾の指導方針である “長い目で見た学力を身につける” の意味を感じ取られているようでした。

過去問や予想問題に頼るのではなく,決められた範囲をきっちりとやり抜く習慣がついていれば自ずと未来は拓けるのです。

 

日曜日と火曜日の 2日間で,上記の方を含めて 2名の方が入塾をお決めになられ,また新たな仲間を迎えることができました。ありがとうございます。

高校進学後も見越した大学受験で勝利するための指導と環境,同時に将来を見据えた指導。これが進路探究塾 Mirai の実践する教育です。

 

私の英語科の指導方針 Vol. 002《中学生編》

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先日のブログに続き,私の英語科の指導方針や授業の進め方を綴ります。

今回は中学生の英語科指導に関して紹介します。

 

中学生の英語科集団指導コースでは,単元ごとに例文を示し,併せて語彙を身につけさせるという実にオーソドックスな手法を取っております。

定期テスト前や入試直前を除き,授業内で問題演習を行なうことはありません。演習は宿題で課すのみです。

演習は一工夫を入れており,空所補充問題であっても全文を書かせます。さらに,日本語訳の付いていない英文は日本語訳も書かせます。これは後々になってじわじわと効いてきます。

 

確認テスト (前回の授業内容より) はほぼ毎週実施しており,出題形式は10問から20問の和文英訳 (英作文) のみで固定しております。

完全な和文英訳であれば,空所補充形式や並び替えでは “見えてこない部分” が浮き彫りになります。これも後々になってじわじわと効いてきます。

 

中3生に関しては特徴的で,教科書の単元配列を無視し,かつ,かなりのスピードで授業を進めています。

具体的には受動態,文型,現在完了,さまざまな疑問文 (否定疑問文・付加疑問文・間接疑問文),不定詞 ( 3用法除く),関係代名詞,分詞,改めて不定詞 ( 3用法) と動名詞。

この順序で10月中旬に完結するカリキュラム立てです。

 

岐阜学区の中学校で採択されている『New Crown』では tell O to do や how to do などの不定詞を用いた慣用表現がかなり後半にセットされておりますが,当塾では 7月に指導しております。

同じく『New Crown』で後半にセットされている間接疑問文も当塾では 7月です。中学校だと早くても12月,1月や 2月なってようやくなんてこともあり得ます。

 

先述したように,当塾では10月中旬で中学内容の全単元が完結しますから,以降は毎週にわたって長文の多読と表現力の育成 (英作文指導) にシフトします。

同時に,9月からは英語科の授業を週 2回 (いずれも70分枠) として,リスニング指導のみを行なう時間も確保しております。

全単元の指導が完結しないままに入試問題を解かせる指導をする方がいると聞きます。雰囲気は味わえるかもしれませんが,はっきり言ってそれは時間の無駄でしょう。

英語科の高校入試問題は1,200語程度の語彙と基礎的な文法事項を身につけ,品詞および句・節の働きを理解したうえでようやく臨むというのが私の考える “正解” です。

 

中2生で習っている不定詞の 3用法を最後にセットしているのは,品詞の働きを改めて確認することに加え,形容詞用法が関係代名詞と連動していることを理解させるためです。

副詞用法が接続詞と連動していることも併せて確認します。品詞は高校生になると重要度を増しますからね。

品詞および句・節の知識が足りない状態では一つひとつの英文の解釈はおろか,まともな長文読解などできるはずもないのです。

 

節を簡略化したものが不定詞をはじめとする句である。これを知らずに,不定詞の単元を大量の問題演習や単なる暗記で乗り越えようとする中学生が実に多いのです。

中学生のうちにこういった背景を知っておかなければ高校生になってから崩壊する可能性がぐんと上がりますし,伸び悩む原因にもなります。

 

結論を申し上げると,私にとっての中学生の英語科指導は『高校英語にスムーズに入っていくための準備』ということになります。

以前のブログでも紹介しましたが,私が以前に勤めていた塾は高校受験が主体の塾であったものの,私が責任者をしていた校舎では今回紹介した体系に近い形で指導を行なってきました。

一見すると上記体系は無理があるように感じられる方もいらっしゃると思いますし,定期テストや高校受験は本当に大丈夫なのかとお考えになる方もいらっしゃると思います。

しかし,教え子たちは定期テストも高校入試もきっちりと結果を残しましたし,多くの生徒が高校生になってからより伸びるという事例を私は数多く見てきました。

 

私の指導法は中学・高校と通して指導できるからこその手法ではありますが,進路探究塾 Mirai においてはより洗練させた指導体系にて生徒たちの成績向上と夢の実現をサポートします。

長い目で見た学力の育成と “一過性のものではない” 成績向上を実現するための指導。どの科目の指導にも共通する,当塾の揺るぎない指導方針です。

 

学ぶことの意味《中学生編》

 

先日,授業の冒頭で当塾の中1生に「学ぶことの意味は何か」を問いました。

 

子どもたちからは「受験のため」,「将来のため」,または「やらなければならないから」など様々な答えが返ってきます。

毎月にわたって将来設計指導を行なっている当塾の生徒たちでさえこの状態ですから,いったいどれだけの中学生が目的意識を持って日々の学習に臨めているかと不安になります。

 

「将来のため」というと聞こえが良いですが,具体的な夢が決まっているわけでもなくただ漠然と学んでいるだけであれば,それは義務的に学習を行なっているに過ぎません。

学習だけに限らず,確たる夢や目標が定まって,人はようやく本気になれるのです。

 

私は中学生にとっての「学ぶことの意味」は,いわゆる一般教養を身につけることに加え,大学受験に打ち勝つための,または社会に出て以降求められる忍耐力をつけるためと定義しております。

だからこそ,私は中学生に対して定期テストの過去問や予想問題といった安易な “お膳立て” を提供したくない,またはしてはいけないと考えております。

当塾の生徒たちが “お膳立て” がなくとも定期テストで結果を残すのは,確たる信念を持って生徒が学習に取り組んでいるからに他なりません。

彼らの頑張りに関してはこれまでのブログでも何度か紹介してきましたので,よろしければ併せてご覧ください。

 

辛い,やりたくない,面倒だ。できることなら楽をして切り抜けたい。

子どもたちの多くはそう考えますし,または何のために学ぶのか,なぜこんなことをする必要があるのかと自問自答することもあります。

忍耐力と同時に,弱い自分に打ち勝てる強靭な精神力も学習や受験という機会を通して磨かれるのです。

“お膳立て” を提供してもらい,それに縋っているうちは,これらが磨かれることは決してありません。

 

大学合格まで見届けた社会人や大学生の教え子たちと会う際,彼らの多くが口を揃えて私は「厳しかった」と言います。しかし,それがあったからこそ「成長できた」とも言ってくれます。

子育てと同じで,甘やかすのは簡単なことですし,お互い気持ち的にも非常に楽です。

 

私は塾で指導するようになって18年半が経っておりますから,正直なところ,中学生の定期テストの出題予想をしてくれと言われれば容易くできます。

しかし,長い目で見れば,それを与える,または与え続けることによって子どもたちにどのような弊害が出るか。これまでのキャリアでも多くの事例を目の当たりにしてきました。

 

その最たる例が,中学時代の成績 (定期テスト・内申・実力テスト) が非常に優秀で公立のトップ高に進学したにもかかわらず,大学受験では全く揮わないというケースです。

「学ぶことの意味」を曖昧にしたまま,中学時代は “お膳立て” を熟すことで結果を残し続けた。これは,さして難易度の高くない中学内容だからこそ成し得られることです。

高校では,特に進学校であればそうはいきません。

 

 

写真は本日撮影した,高校生の自習室の様子です。

多くの高校において本日または明日が期末テスト開始日ですから,どの生徒もその準備に余念がないといった感じで集中して取り組んでいます。

テスト前だからと慌てて取り組んでいる生徒も一部おりますが,この中には数学や化学,日本史等で今回の期末テストに指定されている範囲ではない箇所の学習に取り組んでいる生徒もいます。

さらには,翌日ではなく週明けに実施される科目の学習に取り組んでいる生徒や,すでに試験が終わった科目の学習に取り組んでいる生徒も見られます。

 

極論的な言い方ではあるものの,本気で大学受験に挑もうとするならこのくらいの余裕が必要です。

直前にバタバタするとか,徹夜しなければならないとか。直前に詰め込んだところで先には何一つとして繋がらないのです。

 

直近の単元が理解できている前提で学ぶ単元であったり,各単元の “流れ” が必要な科目というのがあります。

いわゆる点数の取れない生徒というのは,そういった流れをすっ飛ばして指定範囲の単元だけを捻じ伏せようとテスト前に慌てたり,過去問や当て物のような予想問題に縋ったりする。

こんな状態で結果など出せるはずもありませんし,これはただの付け焼刃に過ぎず,まさに『木を見て森を見ず』の状態です。

 

残念ながら,高校は合格することが目的ではありません。進学校であればあるほど,これは顕著です。

いわゆる「良い高校」に入学できたといっても,その後目標もなく淡々と日々を過ごし,学校からの課題に追われていると卒業時に大きなしっぺ返しが待っています。

毎年,岐阜高で30%強,岐阜北高や加納高でおよそ10%の生徒が浪人するという事実。

もちろん,ここには難関大を目指しての “前向きな” 浪人も含まれますが,全てがそうではありません。浪人しても「だめなものはだめ」ということです。

 

合格した直後から新たな戦いが始まり,中学生の頃より難易度の高い学問と対峙し,さらには周囲との厳しい競争に晒されます。

一般的に思い描く “楽しい高校生活” とはかけ離れた世界が進学校にはあり,ひとたび競争から零れ落ちてしまうと上位に這い上がることは至難の業。これが現実です。

 

進路探究塾 Mirai は中学生に対し,定期テストで得点できればそれでよし,または高校に合格できればそれでよしという指導を行なっておりません。

同時に,当塾には高校受験までしか指導できないという教員は 1名もおりません。私を含めた当塾在籍 8名の教員全員が高3生を担当しており,そのうち 5名が中学部の指導も担当しています。

ここでいう高3生というのは,センター試験を経て国公立大の二次試験に臨むという “標準的な” 高3生のことであります。当塾では高校生の学校準拠指導や推薦入試対策は行なっておりません。

 

小学生または中学生の頃から,大学受験やその先の将来を見据えての一貫した指導を行なう。

言い換えれば,本当の意味で将来を見据えた “筋の通った指導” が当塾の実践する教育なのです。

 

定期テスト前の高校生の様子

 

高校生が前期期末テスト直前ということもあり,13時30分を過ぎると生徒たちが続々と自習室にやって来ました。

加納高・岐山高・長良高が24日 (木) から,岐阜高・岐阜北高が25日 (金) から開始ということで,どの生徒も気合いが漲っている様子が伝わってきました。

 

15時の時点で17名。彼らは夕食を持参し,本日も多くの生徒が23時頃まで取り組みます。

皆,黙々と自身の課題と向き合い,筆記具を走らせています。

ここに来ればダラダラと過ごしてしまうことはありませんし,飲食をしながら,または携帯電話に触れながら学習などという非効率極まりない学習姿勢になるということもありません。

 

  

 

19時30分を過ぎると27席が埋まりました。各務原市の生徒が大半ですが,この中には岐阜市から通塾してくれている生徒も 3名おります。

この時間帯からは,高校生に物理・数学を指導する教員と化学・数学を指導する教員の計 2名が質問受付対応にあたりました。私も英語科の質問を数名から受けました。

中学生の授業が終わる22時以降は国語科の教員と生物・数学を指導する教員も自習室に入り,総勢 4名の教員で質問受付にあたりました。

 

ここからは当塾の高校生指導の考え方を紹介します。

 

当塾の高校生集団指導コースでは映像による授業は導入しておらず,どの科目も対面教育による指導であることはたびたび紹介してきました。

また,授業で扱うのは大学入試につながる内容と大学進学後にも活きる発展的内容のみで,授業内では定期テスト対策指導を一切行なっておりません。

彼らは基本的に一般入試で大学入試に臨みますから,定期テストに向けた対策は自分でする。これが当塾の確たる信念であり,今後も絶対に変えるつもりはありません。

誤解のないように申し上げておくと,私たちは定期テストを軽視しているわけではありません。定期テストは長い目で見た受験対策の一環と位置付けていますから,各種質問は受け付けます。

 

以前のブログ『高校生の頑張り』や『やり抜く姿勢』でも申し上げましたが,定期テストはもちろん各種模試においても過去問や予想問題などといった “お膳立て” の類も配布しません。

“その場凌ぎの場当たり的な対策” を繰り返したところで,真の意味での学力向上は実現できないからです。

 

高校生の定期テスト前に,『勉強会』などと称して生徒たちに集まってもらうことも私は間違っていると考えております。

定期テストに向けては早い段階から準備を進めるとともに,テスト前は自らの意志で自習室に来て学習に臨むくらいの気概がなければ大学受験は勝てません。

当塾に通っている高校生は進学校の生徒ばかりですし,彼らは私のこの考えを理解して,かつ納得したうえで学習に臨んでくれているのです。

 

大学生になっても過去問を欲しがる学生がいます。あれば便利ということは否定しないものの,効率性を追求してのことか,学ぶ意欲が低いからそうなるのか。

きっと中高生の頃に “お膳立て漬け” で学んできたのでしょうね。これは単なる甘えであると同時に,高校または大学に合格しさえすればよいという “無責任な指導” の顛末であると言えます。

悲しいことですが,楽をして切り抜けることに味を占めたこのような学生が,社会に出て以降うまくいくと私には到底思えません。

 

  

 

本日,特に気合いの感じられた 3名。順に,岐阜高・加納高・長良高に通う高3生です。

高2生・高1生も負けじと頑張っていますが,やはり高3生は学習の進め方を知っているというか,オーラが違います。