進路探究塾 Mirai 塾長のブログです。
塾長ブログ
進路探究塾 Mirai 塾長のブログです。
当塾の個別指導専科コースに関して
今回のブログでは,改めて当塾の個別指導専科コースを紹介させていただきます。
当塾の個別指導専科コースの指導形態は完全 1 : 1 のプライベートレッスンで,教科担任制 (毎週にわたって同じ教員が授業を担当) を採用しています。
開塾からの10期で東京大や京都大,国公立大医学部医学科に現役で合格するなど成果を上げており,現在は各務原市内だけでなく,岐阜市や美濃加茂市,愛知県からもお越しいただいております。
私は「個別指導」と名乗るからには 1 : 1 のプライベートレッスンの指導形態が当然であると考えていましたが,市中に乱立する一般的な個別指導塾はそうではないようです。
1 : 2 ならまだしも 1 : 3 や 1 : 4 の指導であるだけでなく,それぞれの生徒の学年や科目まで異なっている,挙句の果てには担当が固定されていない “日替わり” のところまであると聞きます。
教育的効果が高いからそのようしているのか,それとも経営的な観点,例えば人件費を抑えるためにそのようにしているのかは不明ですが,私が当然と考える指導形態はどうやら少数派のようです。
もし,これから個別指導塾への入塾を検討されているという方は,その塾がどういう指導形態かを確認してみるとよいでしょう。
写真は滝中に通う中2生 (当塾15期生) の数学の授業時に撮影したもので,当日 ( 5月31日) は高校履修内容である二次不等式と確率の演習を実施していました。
このペースで授業を進めると高1生の秋には数Ⅲを修了する予定で,以降は志望校合格に向けてひたすら演習を積み,関東をはじめとする全国の中高一貫校の猛者たちと戦う準備を進めます。
なお,当塾の授業では各種テストの対策等は一切行なっていませんが,先日の定期テストは代数が99点,幾何が100点,3種類ある英語もそれぞれ97点,92点,99点と非常に良好です。
中学校で学ぶ内容の疑問点は授業後や自習に来た際の質問受付時に解決してもらうように指示しており,当塾の授業はあくまで大学受験に向けた位置づけと切り分けることで効率化を図っています。
当塾の個別指導コースが目指すものは,定期テストなど眼前のテストに向けた指導ではなく,お子さまの『将来の夢の実現に向けた志望校合格のサポート』です。
写真は左が滝高を経て東大の工学部宇宙工学科に進んだ当塾 4期生で (撮影時は高3生) で,右が東大の二次試験の国語の解説をしている当塾の教員です。
当時,彼女は東大を志望する受験生でしたが,以前のブログでも紹介したように,東大の現役合格を勝ち取ってからも努力を重ね,夢の実現に向けて着々と歩みを進めてました。
現在は社会人として彼女が当塾の目指す方向性を体現してくれていることを非常に誇らしく思いますし,今後も彼女のような高い志を持って学び続けることのできる塾生が続くと確信しています。
東大や京大などの旧帝大,または医学部医学科を志望する私立中高一貫生はぜひ,当塾の個別指導専科コースをご検討ください。
6月度の月次お知らせ
6月の月次お知らせです (画像をクリックまたはタップすると拡大します)。
当塾の LINE アカウントでもお知らせ済みですが,集団指導コースに在籍する中学生は 6月 1日(日) に『定期テスト前復習講座』として各科の自習・質問受付および一部の科目で演習を実施します。
時間帯は10時から17時30分で,先週と同様にお子さまの昼食・飲み物をご用意いただきますよう宜しくお願い致します。
すべての保護者様に,お子さまのお迎え時の駐停車に関するお願いです。
当塾が入居する建物の直下に22台分の駐車枠がございますが,お迎えの際に満車となっている場合は北側の大駐車場をご利用いただき,駐車マス以外の箇所にお停めにならないようご協力ください。
以上,宜しくお願い致します。
国公立大学の入学辞退に関して
国公立大学は全国に180あり,一般入試で見ると競争倍率は例年 4倍前後で推移 (約10万人の定員に対して約40万人の受験生が志願) する状況となっています。
ただ,ご存じの方も多いと思いますが,国公立大学は合格したら必ず入学しなければならないということはなく,国公立大学全体でも例年合格者の10%前後が入学を辞退しています。
辞退に至る要因は志望度の高い大学 (国公立大に中後期とも合格のケースや私立大) に合格した,海外大へ進学する等が考えられますが,中には合格者の半数以上が入学を辞退する公立大もあります。
以下の16大学は直近の 3ヶ年の入学辞退率の平均が25%を超える国公立大学で,左から2022年度・2023年度・2024年度の入学辞退率,( ) 内は2024年度の合格者数と辞退者数を表記しました。
数値は文部科学省『国公私立大学入学者選抜実施状況』の令和4年度・令和5年度・令和6年度の報道発表資料より抽出しました。
釧路公立大 [公・北海道] 59.95%・58.50%・67.39% (926名の合格者のうち624名が入学辞退)
――― 入学辞退率が 3ヶ年平均で60%超 ―――
新潟県立大 [公・新潟県] 55.70%・56.49%・56.24% (866名の合格者のうち487名が入学辞退)
――― 入学辞退率が 3ヶ年平均で50%超 ―――
下関市立大 [公・山口県] 41.47%・45.63%・40.31% (851名の合格者のうち343名が入学辞退)
――― 入学辞退率が 3ヶ年平均で40%超 ―――
都留文科大 [公・山梨県] 35.54%・34.89%・30.55% (1,280名の合格者のうち391名が入学辞退)
三条市立大 [公・新潟県] 47.44%・27.12%・26.19% (126名の合格者のうち33名が入学辞退)
岐阜薬科大 [公・岐阜県] 33.70%・28.87%・35.47% (172名の合格者うち61名が入学辞退)
北見工業大 [国・北海道] 31.85%・31.32%・33.98% (668名の合格者のうち227名が入学辞退)
国際教養大 [公・秋田県] 28.33%・31.62%・33.46% (272名の合格者のうち91名が入学辞退)
高崎経済大 [公・群馬県] 31.43%・30.45%・30.33% (1,378名の合格者うち418名が入学辞退)
奈良県立大 [公・奈良県] 27.43%・34.26%・29.96% (237名の合格者うち71名が入学辞退)
――― 入学辞退率が 3ヶ年平均で30%超 ―――
長野大 [公・長野県] 29.70%・26.88%・32.83% (527名の合格者うち173名が入学辞退)
兵庫県立大 [公・兵庫県] 30.76%・27.51%・25.38% (1,718名の合格者うち436名が入学辞退)
岡山県立大 [公・岡山県] 30.70%・28.65%・22.82% (517名の合格者うち118名が入学辞退)
山陽小野田市立山口東京理科大学 [公・山口県] 31.63%・24.44%・24.87% (595名の合格者うち148名が入学辞退)
公立諏訪東京理科大 [公・長野県] 29.77% 22.31%・27.77% (443名の合格者うち123名が入学辞退)
室蘭工業大 [国・北海道] 22.85%・28.14%・25.03% (855名の合格者うち214名が入学辞退)
辞退者がかなり出ることを見越して多めに合格者を出しているとはいえ,国公立大学でありながら合格者の 4人に 1人以上が入学を辞退する状況は決して好ましくない状況です。
中期日程での実施等,辞退者数が多いのは日程が影響しているという声もありそうですが,私は中期日程と一部の公立大学で採用されている特別日程は廃止すべきと考えています。
入試が多様化している昨今,そもそも中期日程は時代に合っていると言えませんし,もし前期日程に切り替えて受験生が集まらなくなるのであれば,そこまでの大学ということでしょう。
なお,上記16大学の中には国公立大学にもかかわらず,前期日程で共通テストは 3科目であるうえボーダーが40%台,さらには二次試験を実施しないという大学まであります。
共通テストは 6教科 8科目で二次試験は記述式という,多くの方が国公立大学の入試で一般的と考える選抜方法とは大きくかけ離れたやり方で選抜を行なっている大学があることに驚かされます。
どういう受験生がどういう意図でもって受験し,入学辞退率がここまで高い状態になっているのか。
以前のブログでも取り上げたことがありますが,これが国公立大の合格者数を 1名でも多く見せることを目論む方々によって “つくられた” ものであれば非常に残念です。
小学生と高校生が交流する塾
これは小6生 (当塾17期生) の12名が漢字テストに取り組んでいる際に撮影した写真です。
先日のブログでも申し上げたように,当塾の高校部は小学生の頃から継続して学んでいる塾生が年々増加しており,その大半が岐阜高へ進んで将来の夢の実現に向けて今も Mirai で頑張っています。
現在小学部に在籍する17期生・18期生は授業前後の時間帯での自習に加え,土曜日も自習に来て頑張っている塾生がたくさんいますから,その多くが高校部の塾生諸君と同じ道を辿ると思われます。
これは高1生 (当塾13期生) が 2名の小6生 (当塾17期生) と話をしている際に撮影した写真です。
右に写る高1生は小4生の終わりから継続して Mirai で学んでいる岐高生で,高校受験の際は滝高の併願合格も勝ち取るなど13期生の中でも優秀かつ模範的な存在です。
先日のブログでも紹介したように Mirai は中学部にも模範的な塾生が多く在籍しておりますので,小学生の頃からそういった存在に幾度となく触れられる環境は Mirai ならではと言えます。
“縦のつながり” として過去のブログでもさまざまな事例を紹介してきましたが,これまで結果を出してきた卒塾生や高校生はもれなくこの環境を上手に使い熟してきたと言って過言ではありません。
5月度の月次お知らせ
5月の月次お知らせです (画像をクリックまたはタップすると拡大します)。
当塾の LINE アカウントおよび年間予定で 4月27日(日) から 5月 5日(月) は完全休塾期間とお伝えしていましたが,5月 2日(金) を自習室開放および休講分の振替対応で塾を開けることにしました。
5月 2日(金) は17時から22時30分の時間帯で自習室を開放しますので,各学年とも積極的に自習室を活用するようにしてください。
以上,宜しくお願い致します。
高校生の自習の様子
これは 4月 6日(日) の10時30分頃に撮影した高校生向けの自習室の様子で,15名の高校生が自習に励んでいます。
15名の内訳は岐阜高が12名と鶯谷高が 3名で,自習室内を巡回したところ,こちらで指示している課題や塾生自身で考えて取り組んでいる課題など,各自のすべきことに熱心に取り組んでしました。
週明けからは新学年がスタートしますが,高校から課されている春期課題の遂行に追われている塾生はいないようで安心しました。
当塾の自習室は月曜日を除く平日と土曜日は13時30分から22時30分で開放していて,日曜日は10時から18時または13時30分から22時で開放する日もあれば,お休みをいただく日もあります。
塾生諸君は当塾の LINE 公式アカウントで自習室の開放時間を把握し,本日のように午前から昼食を持参して 7時間から 8時間にわたって自習に励むのが一般的です。
以前のブログでも取り上げたように,当塾の自習室では私語をする生徒は皆無で,スマートフォンに触れる生徒も音楽を聞きながら自習するという生徒も皆無です。
いずれも明確に禁止を通達しているわけではありませんが,これは卒塾生の諸君が作り上げた文化であり,現塾生の諸君もこれを受け継いで実践してくれていることが非常に嬉しいです。
新高1生の募集に関して
当塾の新高1生は公立高入試翌日の 3月 6日(木) から授業を開始しており,例年以上にハイペースかつ順調にカリキュラムを消化しています。
例えば,当塾は高1生の例年なら 7月末に数学 1A を修了するペースで指導を行なっていますが,現在のペースだと 1ヶ月近く修了が早まる見込みです。
当塾13期生にあたる新高1生は大半が東大や京大,医学部医学科など難関大志望で意欲あふれる塾生が非常に多いですから,彼らには今のペースで学びを積み上げ続けてほしいと考えています。
先日のブログでもお伝えしたように,当塾は難関大や地元の国公立大を志望する高校生向けの指導を行なう塾ですので,高校準拠指導や進研模試の対策を行なう塾・予備校とは一線を画しています。
当塾の高校部は学校準拠指導ではありませんから,例えば定期テスト対策指導や過去問が必要ということであれば,そういった指導に定評のある県内の大手塾さんをあたられると良いでしょう。
内申を稼いで医学部医学科の推薦枠,中でも地域枠推薦を狙う方針で指導されている大手塾さんもあるらしいので,医学部医学科に進めるなら何でも良いという方はそちらをあたってください。
ただ,当塾の高校部は定期テスト対策指導を一切行なわず自習の際に各科の質問を受けるにとどめているものの,先日のブログでも紹介したように当塾の塾生諸君はある程度の結果を収めてきます。
大学に進んでからも学びは続くわけですから,高校の定期テストくらいなら自身の力である程度は熟していくことも重要だと私たちは考えます。
通知表《中学生》
中学生の後期 (学年) 通知表結果が揃いましたので,ブログにて紹介させていただきます。
当塾の中学部は 1学年の在籍数が平均して10名程度の小所帯ではありますが,5科でオール 5を獲得してくる塾生が多く在籍しています。
以下は当塾で 1年以上在籍した中1生から中3生で,令和 6年度の学年評定の 5科でオール 5を獲得した塾生諸君です ( 5科オール 5だが在籍期間が 1年未満である塾生 6名を除く)。
[ 1位] 9科計 45 ( 5科計 25)《桜丘中・中2生》
[ 2位] 9科計 44 ( 5科計 25)《桜丘中・中1生》
[ 2位] 9科計 44 ( 5科計 25)《稲羽中・中3生》 ※ 岐阜高に合格
[ 4位] 9科計 43 ( 5科計 25)《桜丘中・中1生》
[ 4位] 9科計 43 ( 5科計 25)《中央中・中3生》 ※ 岐阜高に合格
[ 6位] 9科計 42 ( 5科計 25)《蘇原中・中2生》
[ 6位] 9科計 42 ( 5科計 25)《中央中・中2生》
[ 8位] 9科計 41 ( 5科計 25)《蘇原中・中2生》
[ 9位] 9科計 39 ( 5科計 25)《蘇原中・中3生》 ※ 岐阜高に合格
学年評定で 9科オール 5を達成した中2生は昨年に続く達成となりましたので,中3生の学年評定でも 9科オール 5を達成して “完全制覇” を果たしてほしいと思います。
なお,全学年の 9科学年評定の平均は 39.7 ( 5科学年評定の平均は 23.6) に達し,塾生諸君が中学校生活においても努力を惜しまず取り組んでいることが評定結果からも伝わってきます。
先日のブログでもお伝えしたように今春の高校入試では在籍の半数以上が岐阜高へ進みましたが,評定結果からも来春,来々春以降も同様の流れが継続する見込みです。
大学院の修了にあたり
東大に進んだ卒塾生 (当塾 4期生) が大学院の修了を報告してくれました。
以下は彼女からのメールで非常に印象深かった箇所で,そのまま引用する形で紹介させていただきます。
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昨日,東京大学大学院を無事に修了いたしました。
この六年間,レベルの高い学びに触れられたのはもちろんですが,何よりも素晴らしい仲間と先生に出会えたことを実感しています。
大変な事もありましたが,振り返ると楽しく充実した日々で,大きく成長できた時間でした。みらいでのご指導があったからこそ,ここまで来ることができました。本当にありがとうございました。
社会人になっても,これまでの学びを生かしながら,自分らしく,楽しむ気持ちを忘れずに精進してまいります。
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先日のブログでも紹介したように,彼女は東大を志望している中高生や航空宇宙工学を学びたいと考えている中高生にアドバイスをするなどさまざまな形でサポートを行なってくれています。
彼女は 4月から社会人になりますので,これまでに積み重ねてきた学びや頑張りを今後は社会貢献のために活かしてほしいと願っています。
また,私が塾生諸君に繰り返し説いている “楽しむ (愉しむ) 姿勢” を忘れずに成長し,今後も当塾の後輩たちにとって目標であり続けてくれたら嬉しいです。
教え子との再会 Vol. 036
開塾10周年を祝して,社会人である卒塾生 (当塾 2期生) が綺麗なお花を贈ってくれました。
彼女の指導をしていたのは小5生から大学合格までの 8年間で,名古屋大を卒業して現在はちょうど社会人 4年目が終わるところです。
学生時代は当塾の講師として中学部の社会と高校部の日本史を担当し,公立高入試で社会科が満点の塾生やセンター試験 (現 共通テスト) の日本史で満点の塾生を複数出すなど活躍してくれました。
彼女と関わりを持つようになって生徒の頃から通算すると早いもので16年が経ちましたが,こうやって気が利くところは昔から全く変わりません。
食事の席では現在の仕事に関して話を聞かせてくれて,しっかりと社会に貢献できていることが窺い知れて嬉しくなりました。