小学部教材『今解き教室』

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当塾の小学部は,国語科教材に朝日新聞社が刊行する『今解き教室』を導入しています。

 

『今解き教室』は朝日新聞に掲載された記事や図表を題材に,現代社会が抱えるさまざまな問題について学ぶことができる教材です。

当塾が『今解き教室』を授業に導入した経緯および目的は『集団指導コース・小学部』のページにて紹介しておりますので,そちらをご覧ください。

 

当塾は2017年 4月より『今解き教室』を導入して現在で 3年目となりますが,子どもたちの様子から大きな手ごたえを感じています。

小手先の受験テクニックの追求や詰め込み指導とは一線を画し,今後も私たちは子どもたちの読解力や表現力の礎を『今解き教室』を活用して身につけさせたいと考えております。

 

東京大学合格! (理科一類)

 

本日,東京大の前期入試の合格発表があり,現地へ出向きました。

大学入試の合格発表へ出向くのは 2年前の名古屋大の時以来ですが,旧帝大となると志願者数も膨大ですし,何より雰囲気が違います。

 

 

彼女は当塾に在籍する高3生 (滝高) で,東京大学の理科一類に合格しました。

 

私が彼女と知り合ったのは彼女がまだ小3生だった頃で,今から 9年前に遡ります。

この 9年間,彼女が成長に成長を重ねて今日という日を共に迎えられたことが本当に嬉しいですし,長きにわたって彼女の指導に携われたことを誇りに思います。

 

 

宇宙物理学を専攻したいとの想いから,中2生の時点で東大に志望校が定まっていました。

ハイペースの指導にも彼女はしっかりとついてきてくれ,高1生の冬の時点で英語⋅数学⋅国語のセンター試験レベルを修了し,以降は東京大の二次試験に向けた取り組みを開始しました。

 

高2生の11月には高3生⋅過年度生対象の『全統マーク模試』を受験してもらい,この時点でセンター試験レベルの英語⋅数学⋅国語は 9割に到達できることを確認しました。

なお,この『全統マーク模試』では 5教科 7科目の合計得点で807点に達し,高2生ながら理科一類のボーダー得点 (810点) まであと 3点という結果を残しています。

 

 

高3生になってからは『全統マーク模試』で常に全国100位以内,駿台の『東大実戦模試』でも成績優秀者として氏名が冊子掲載されるなど結果を残し続けての本日の合格です。

センター試験での856点 (得点率95.1%) も含め,これは長期にわたる弛まぬ努力の積み重ねが生んだ結果であり,当然ながら,過去問や予想問題に縋って捻り出した結果ではありません。

 

 

本日の彼女の合格は,私たちに “確たる目標をもって日々取り組むことの大切さ” を改めて認識させてくれた,そんな気がします。

 

将来設計指導《2018年12月度》

 

本日,定例で実施している将来設計講座『みらい』を実施しました。

今回は “プロフェッショナルから学ぶ” をテーマに Web エンジニアを招き,小5生から中2生,高1生を対象に講演を聴いてもらいました。

 

 

本日実施した講演の骨子は以下の通りです。

 

・自己紹介

・中学生および高校生の頃を振り返って

・現在勤務している会社について

・Web エンジニアの 1日

・Web エンジニアになるためには

・今後の目標と将来設計

 

以前のブログでも紹介したことがありますが,彼は私の教え子で,京都大学の工学部情報学科を経て現職に就いております。

 

私が彼に指導をしていたのは彼が中1生から高3生だった 6年間で,非常に優秀な生徒でありました。

当時も日々成長を実感していましたが,久々に再会した本日も成長し続けていることを実感できました。

 

 

彼の現在の活躍は,彼の勤務する会社のホームページでも紹介されています。

 

幼い頃からコンピュータに触れ,大学に入学する以前からプログラミングに関心を持って取り組んできた彼は,努力を重ねて「好きなこと」を仕事にしました。

私は,彼に続く「好きなこと」を仕事にできる生徒の育成に今後も尽力したいと考えております。

 

秋期募集を終了しました

 

先日,秋期募集を終了致しました。多くの方からのお問い合わせ,誠にありがとうございました。

 

この 9月・10月も意欲あふれる多くの生徒たちが入塾してくれました。

塾内が良い意味でさらに活気付いたと確信しております。

 

今回の募集では上のお子様が高校生,下のお子様が小中学生というご家庭が多かったのですが,当塾が過去問等を用いた定期テスト対策指導を一切行なっていないことに驚かれているご様子でした。

これまでのブログでも申し上げましたが,定期テストや各種模試など各種テストにおいて過去問や予想問題を駆使して捻り出した得点に価値はないと私たちは考えます。

 

写真は岐阜高に通う高2生 (理系) の前期期末テストの数学の答案を撮影したもので,数学 II と数学 B のいずれも100点を獲得してきました。

前期中間テストに続き,非常に頑張っていると思います。

 

彼は中2生の頃から当塾に通っている生徒です。

過去問や予想問題といった安易なものに頼らなくとも範囲をきっちりと理解してテストに臨めば得点できるということを体現してくれており,非常に嬉しいです。

 

また,彼は目標を持って当塾の日々の授業を受けているだけでなく,自習室の利用頻度が非常に高いうえに,科目を問わず私たちに頻繁に質問してくれます。

ここが各種テストで 結果を収める秘訣です。

 

前期期末テスト《塾生たちの頑張り・中学生》

 

中学生の前期期末テストが終わり,塾生たちから続々と結果が寄せられています。

今回は近隣の中央中に通う塾生で,前期期末テストで自己ベストを更新しつつ顕著な結果を残してくれた 5名を紹介します。

 

482点《中央中・中3生 (通塾歴 1年 0ヶ月) 》

473点《中央中・中3生 (通塾歴 2年 5ヶ月) 》

469点《中央中・中1生 (通塾歴 0年 6ヶ月) 》

464点《中央中・中3生 (通塾歴 1年 7ヶ月) 》

461点《中央中・中1生 (通塾歴 1年 6ヶ月) 》

 

これまでのブログでも紹介しましたが,当塾は定期テスト前に過去問に取り組ませたり,ましてや予想問題に取り組ませたりといった “付け焼刃” の指導を一切行なっていません。

私たちは,そういったものを駆使して捻り出した結果に価値はないと考えているからです。

 

決められた範囲をきっちりと熟し,それを理解したうえで定期テストに臨めば,結果は自ずとついてくるものです。

そのことを当塾の塾生たちは結果でもって示してくれています。

 

夏特講 2018

 

今年度も,受験学年を対象とした集中講義である『夏特講』を実施しました。

早いもので『夏特講』の開催は今回で 4回目となりますが,受講生数は一昨年の50名,昨年の53名を超えて年々増加しています。

 

 

中3生は高校入試に向けた内容で 5科の授業を行ないました。

英語を例にとると,彼らは通常授業では 6月時点で中学内容を修了して現在は高校履修内容を学んでもらっていることから,この『夏特講』は中学内容の復習の期間と位置づけています。

7ヶ月後に控えた高校入試でしっかりと結果を残せるよう,英語だけでなく他の科目もしっかりと学んでもらいました。

 

 

高1生は数学 IA・国語,高2生は英語・数学 IA・数学 IIB・国語の講義および『センター試験』型の “テスト & ゼミ” を実施しました。

当塾の高1生は 7月で数学 IA を修了しており,まだ高校に入学して 4ヶ月程ではあるものの『センター試験』の問題に取り組むことが可能です。

高1生には,高2生・高3生が『夏特講』で取り組む数学 IA の同じ問題を,60分の制限時間で解答してもらいました。

 

高1生は『センター試験』から『共通テスト』に切り替わる世代であり,数学 IA に関してはマーク式のみの出題に記述式が 3題追加され,試験時間が10分延長されることが予告されています。

早い段階で現行の受験生が取り組む問題を熟せる力をつけ,『共通テスト』にも対応できる力を身につけさせたいと私たちは考えております。

 

 

同じく,当塾では高2生も既に数学 IIB を修了しております。

つまり『センター試験』まであと17ヶ月の時点で,当塾の高2生は国語・数学 IA・数学 IIB と文系生の生物基礎・化学基礎など多くの科目において入試レベル問題を解答することが可能です。

来春までに全科目で『センター試験』に向けた準備を一通り終え,彼らには早い段階で国公立大の二次試験に向けた準備に入るカリキュラムで学んでもらっています。

 

 

高3生は『センター試験』で必要となるすべての科目の “テスト & ゼミ” を行ないました。

『全統マーク模試』などの『センター試験』を想定した模試でも大きな成果を残してくれている彼らですから,大学合格実績もこれまで以上の結果を残してくれると大きな期待を寄せています。

 

  

 

今年も夕涼みに,受講生たちにかき氷を振る舞いました。

授業中や授業の合間の休憩時間は机に向かう彼らも,この時間はとても楽しそうです。

 

前期中間テスト《中学生》

 

今回の写真は前期中間テスト前に撮影した,中学生の自習室の様子です。

 

中1生にとって,今回は初めての定期テストでした。

授業の前後の時間帯にコツコツとワーク類に取り組んだり,授業のない曜日にも自習へ来たりと,中2生⋅中3生の姿を横目に “小学生から脱却しよう” と真剣に取り組む姿が印象的でした。

 

ただ,当塾は定期テストで点数を取らせることに特化した指導を行なっている塾ではありませんし,まして補習塾でもありません。

あくまで日々の学習の延長線上に定期テストや実力テストがあるのであり,塾の指導で過去問や予想問題に取り組ませて “見かけの得点” を取ることに意味はないと私たちは考えております。

 

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現在,中1生は集団指導コースで15名が学んでおり,彼らの 5科合計平均点は435.4点という結果でした。

学校の 5科合計平均点は蘇原中が327点,中央中が318点などと聞いておりますから,この平均点からすれば,彼らならもう少し得点できたのではないかと思います。

 

なお,彼らの 5科合計点の上位10名の結果は以下の通りです。

 

470点 (蘇原中)

465点 (桜丘中)

461点 (蘇原中)

452点 (各務原中央中)

449点 (各務原中央中)

448点 (各務原中央中)

440点 (各務原中央中)

439点 (蘇原中)

438点 (各務原中央中)

431点 (稲羽中)

420点 (各務原中央中)

 

多くの生徒が「ケアレスミスによる失点が響いてしまった」「記述問題への対応が甘かった」と反省の弁を口にしていました。

夏休み明け直後に行なわれる前期期末テストに向けて今からコツコツと取り組むことは当然ながら,いかにミスなく現場で解き切れるか,記述問題の練習を積み,添削を依頼できるかがカギです。

 

新高2生・新高3生の集団指導コースが定員となりました

 

新高2生と新高3生の集団指導コースが定員に達しました。

 

現在,新高2生の在籍生は集団指導コース個別指導コースを合わせて21名,同じく新高3生は18名となっており,塾内は非常に活気が溢れています。

在籍高別に見ると最多は岐阜高で,以降は岐阜北高,滝高,加納高,岐阜東高と続きます。

 

新高3生にとっては 1年後,新高2生にとっては 2年後に控えた大学入試を見据え,どの生徒もきちんと目標を掲げて日々の学習に取り組んでくれているところが素敵です。

 

 

開塾から 3年が経過し,当塾の高校部もようやく形になってきました。

 

これまでのブログでもお伝えしている通り,当塾では定期テスト対策指導はもちろんのこと,実力テストや『進研模試』等の各種外部模試の対策指導は一切行なっておりません。

当塾は眼前の各種試験のために奔走する (させる) のではなく,生徒たちが “長い目で見た学力を身につける” ことを目標として日々の指導を行なっております。

 

新高2生⋅新高3生は定員となりましたが,新高1生はまだ 3名の定員の空きがあります。

公立高の合格発表を数日後に控えている中ではありますが,興味のある新高1生およびその保護者様はお気軽にお問い合わせください。

 

当塾の中学部の指導概要

 

新中1生から新中3生のお問い合わせが増えてきましたので,当塾の中学部の指導概要を簡単に紹介させていただきます。

 

当塾は中学部を『高校部への準備』と位置付けており,中学生向けの一般的な塾で行なわれているような定期テスト対策や実力テスト対策,高校入試対策を行なっていません。

また,学校準拠指導でもありませんから,私立に見られるような『中高一貫指導』をイメージしていただくとわかりやすいと思います。

 

ちょうど現在も中1生と中2生は学年末テスト前ですが,対策授業は行なわず,通常授業を止めて質問受付を行なっています。

当塾では定期テストの過去問に取り組ませたり,まして予想問題に取り組ませたりということは一切しません。

そういったものを用いて獲得した得点は “虚像” に過ぎず,指定された出題範囲をきちんと網羅してテストに臨めば得点できると当塾は考えているからです。

 

過去問や予想問題といった “お膳立て” を駆使して獲得した450点と,指定された範囲を網羅して獲得した450点とでは,どちらに価値があるかは自明の理です。

当塾は来るべき高校入試,大学入試に向け,中学生のうちから『決まった範囲をきちんと網羅し,漏れをつくらない』習慣をつけさせたいという願いから,このようにしているのです。

 

なお,以前のブログ『予想問題というものに対する私見』も併せてお読みいただけると幸いです。

 

 

中3生は公立高校入試まで 3週間あまりとなりましたが,当塾では特段変わった指導をしているわけでもなく,当塾の中3生諸君は淡々と自身のすべきことに向かっています。

彼らはこれまでも “過去問や安易な予想に頼らない学習” に励んできましたから,焦っている様子も全くありません。

 

公立高校入試は基本的に学区内の競争に過ぎず,今回の入試から全県 1区になるとは言っても難易度は高が知れています。

さらには競争倍率が 1.1倍から 1.3倍という,大学入試ではなかなかお目にかかれない倍率ですから,ここをクリアするために全精力を注ぎこむというのは,私はちょっと違うと考えています。

 

過去問から出題傾向を分析し,それをもとに作成した予想問題に取り組んだところで,出題傾向が大幅に変更となれば太刀打ちできなくなります。

もちろん当塾でも公立高校入試の過去問演習は実施しますが,志望校の得点率に到達できているかを見るのみで,解き方の解説授業を行なったり,類題の演習を行なったりということはしません。

 

今春も当塾の中3生の最多受験先は岐阜高に落ち着きそうですが,岐阜高の合格は彼らにとってのゴールではありません。

これは岐阜高に限らず,例えば岐阜北高や加納高でも同様のことが言え,高校合格の瞬間から次の競争が始まっているのです。

先日のブログでも紹介したように,当塾は公立高校入試の翌日から高校部の授業を開始し,翌週の合格発表を待たずに大学入試に向かわせます。

 

「入試が終わった春休みくらいは遊びたい」という気持ちは,高校入試を大きな壁と位置付けている表れだと思います。

3月 9日(金) から合流する新入塾生を含め,当塾の高校部で学ぶことが決まっている中3生諸君は,高校入試は『小さな小さな通過点に過ぎない』ということをよく理解してくれています。

 

 

この意識の差が 3年後にどう表れるか。

旧帝大や医学部医学科,または難関私大を受験する際,中高一貫で学んできた全国の私立の上位生と対峙することになると考えると,高校入試で齷齪しているようでは勝負は見えています。

 

高校生の模試に関して

 

高3生は先日の『全統センター試験プレテスト』にて年間の模試の全スケジュールを終え,いよいよ 1月のセンター試験,2月の私大入試および国公立大二次試験へと向かっていきます。

当塾の生徒たちを含め,全国の受験生諸君は来るべき本番へ向けて悔いの残らない 1ヶ月,2ヶ月を過ごしてもらいたいものです。

 

写真は当塾に在籍する高2生 (理系) の,先日返却された進研模試成績個表 (11月実施分) です。

私たちは彼女が小4生だった頃から指導しているということもあり,志望校合格に向けて順調に成績を推移させてくれていることを嬉しく思っています。

 

ただ,進研模試は全国の “同学年のみ” で競い合う形態です。

受験時に競い合うことになる浪人生は当然ながら分母に含まれておりませんし,全国を見渡すと同学年においても進研模試を受験していない生徒が一定数おります。

つまり,進研模試で好成績を収めているからといって安心はできないというわけです。

 

以前のブログでも申し上げましたが,いわゆる合格判定も “合格保証” の位置づけではありませんから,目安に過ぎないということを理解しておかなければなりません。

これは進研模試に限った話ではなく,全統模試や駿台模試においても同様のことが言えます。

 

 

模試に向けて過去問や予想問題を用いて指導する塾や予備校があると聞きますが,そういったものを駆使して捻り出した成績に果たして意味はあるのでしょうか。

 

“模試のための準備” を繰り返したところで真の実力は身につきませんし,好成績を収めたとしてもそれは虚像である可能性が高いのです。

上記の理由から,当塾では授業において進研模試を含めた模試の対策指導は一切行なっておりません。

 

なお,当塾は高校生の入塾基準として進研模試の偏差値を活用しておりますが,これは近隣の高校のほぼ全員が受験しているために一律の基準として活用できると考えているからです。

 

日々の積み重ねの成果として模試で一定の成果を残せることを前提とし,そこにプラスアルファの指導を行なう。

これが進路探究塾 Mirai の指導です。