“双方向オンライン授業” 以外にも

 

当塾が全学年に “双方向オンライン授業” を開始して 2週が過ぎました。

 

ここまで大きなトラブルもなく授業を実施できているのは,ご家庭でのオンライン環境の構築および iPad や PC といった端末のご用意など,多岐にわたるサポートのおかげです。

改めまして,厚く御礼申し上げます。

 

 

授業とは別に,当塾では中学生と高校生に対し,Zoom を用いて “オンライン自習室” と “オンライン質問受付” を実施しています。

 

写真は日曜日の昼間に実施した中1生のもので,どの生徒も集中して取り組んでくれていました。

さらに,同時間帯でかなりの数の質問に対応できたので,今後も “オンライン自習室” と “オンライン質問受付” を定期的に実施していきたいと考えています。

 

 

さらに,中学生は Skype を用いて “オンライン懇談” も併せて実施しています。

 

1名あたり10分程度の時間を取って,現在の学習状況の確認や日々の過ごし方などの聞き取りが中心です。

それに対するフィードバックとアドバイスを行ない,種々の改善を図るとともに子どもたちの不安の解消に努めています。

 

 

中学生の自習・質問受付・懇談は 2名の正社員に任せ,高校生は私が仕事をしながら彼らが自習する様子を見守っています。

 

質問がある場合はこちらに呼びかけるよう伝えており,やはり一定数の質問が出ます。

日頃なら塾内でできることを,現在はオンラインでやらざるを得ない状況ではありますが,彼らが頑張ってくれていることが非常に嬉しいです。

 

Zoom を用いた “双方向オンライン授業”

 

コロナ禍で塾内での対面授業が実施できない中,多くの塾が Web を利用して授業を行なっています。

録画した授業を配信する形式や,Skype や Zoom 等のアプリケーションを用いて “双方向オンライン授業” の形式など様々です。

 

タブレットやスマートフォン,PC で “双方向オンライン授業” を実施するためのアプリケーションとして,多くの塾で Zoom が採用されていると聞きます。

Zoom は使い勝手の良さから急速に支持を集めており,当塾も例外ではなく Zoom を採用してその恩恵に与っています。

 

当塾は Zoom のプロアカウント (いわゆる有料版) を 5件契約しており,これらを授業用として使用しています。

 

 

当塾は Zoom を導入するにあたってセキュリティの問題をどう解決するか,複数台の端末で授業を同時実施した際に不具合は出ないか等を,2週間にわたる全家庭との接続テストで洗い出しました。

 

Zoom はミーティング ID とパスワードを知ってさえいれば誰でも侵入できてしまう等,インターネット上ではセキュリティに問題がある旨の記載が散見されます。

『Zoom 爆撃』なる言葉もあると聞きますが,これはきっちりと対策を施せば防ぐことができる事象です。

 

当塾の場合,該当生徒へ授業開始15分前に案内メールを送信し,生徒たちはそのメールから待機室に入り,こちらの承認を待って入室してもらう方式を採っています。

これは毎回で非常に手間ではありますが,生徒たちは日頃から 5分前入室を守ってくれておりますので,授業の開始が遅れるということもありません。

 

さらには,外部からの侵入を防ぐ目的でミーティング ID は授業ごとに設定しており,同じ学年の授業であってもミーティング ID は固定しておらず,パスワードも毎週変更しています。

そして,そもそもこちらの承認を経なければ入室できない設定ですから,外部からの侵入はあり得ないというわけです。

 

 

併せて,塾内の無線 LAN 機能として,そして塾内の PC やタブレット端末内のデータを守り,インターネットセキュリティ全般を担う役割として,当塾では写真の機器を使用しております。

 

当塾がこの機器を導入したのは2018年のことで,将来的に ICT 教育を取り入れることになった際の備えとして導入していました。

この備えがあったためにコロナ禍の状況下で慌てずに済みましたが,やはり備えは重要だと痛感しました。

 

 

当塾が小5生から高3生の全学年に対し,本格的に Zoom で “双方向オンライン授業” を開始したのは 4月28日(火) からでした。

 

急場凌ぎ,または見切り発車で導入して子どもたちがうまく接続できないとか,授業が成立しないということを起こしたくなかったので,準備にじっくりと時間をかけたために開始が遅れました。

先述したように,全家庭との接続テストを兼ねてオンライン自習室を 2週間にわたって開催しましたから,子どもたちも Zoom の使い方に慣れてくれていましたし,こちらも熟知できました。

 

当塾のオンライン授業は塾内での対面授業の分数と同じく,1コマあたり小学生は60分,中学生は70分,高校生は90分 (科目によっては70分) を維持しています。

メール送信や承認待ちの時間を考慮し,17時開始の授業が16時40分開始,20時50分開始の授業が21時開始など開始時刻の調整はしましたが,分数の短縮などはありません。

 

全学年の “双方向オンライン授業” の開始から 4日が経ち,ここまで全く問題が起きていないのも保護者の皆様のご協力があってのことです。

また,今回のオンライン授業の導入にあたって iPad を購入・新調されたご家庭も多いと聞いております。いつも当塾の運営に対し,ご理解とご協力をいただきまして本当にありがとうございます。

 

 

コロナ禍が落ち着き,また子どもたちが教室へ戻ってきてくれるのを今から楽しみにしています。

 

オンラインでの指導をスタートしました

 

学校の休校が 5月末日まで延長と決まりました。

当塾もこれに倣い,新型コロナウィルスの感染拡大が落ち着くまでは塾内での対面指導をストップし,オンラインで指導を行なっていく方針です。

 

今週より中1生から高3生を対象に,各ご家庭との接続テストを兼ねて “オンライン自習室” と “オンライン質問受付” を実施しています。

来週からはこの対象を小5生と小6生にも拡大し,接続テスト完了後は全学年に対して “双方向ライブ授業” の実施へ移行していきます。

 

お子さま方が操作方法やオンラインでの指導の環境に慣れるまでの間,保護者の皆様方にご負担をおかけする可能性があることは重々承知しております。

しかし,新型コロナウィルス感染拡大防止のため,また,お子さま方の学びの機会を創出するためにご協力いただきますよう宜しくお願い申し上げます。

 

名古屋大学工学部の環境土木⋅建築学科に合格最高点で合格!

 

県による非常事態宣言の発出を受け,当塾は今週より対面による指導をストップし,オンラインによる指導に切り替えました。

 

当塾は開塾以来,対面による指導にこだわってきましたが,コロナウィルス感染拡大防止の観点からも,現在お子さま方に塾へお越しいただいて授業を受けていただくという選択肢はありません。

落ち着くまでの間はオンラインによる指導で,お子さま方の学びの機会を創出したいと考えております。

 

今週は,写真にもあるような小グループでの授業や “オンライン自習室” などでご家庭との接続テストを兼ねた各種トライアルを実施中です。

来週からは順次,全学年を対象としてオンラインによる “双方向ライブ授業” を実施していきます。

 

 

コロナ禍の中ではありますが,非常に嬉しい知らせがありました。

 

今春の名古屋大学の入試結果の開示が始まっており,当塾から合格を掴んだ生徒たちからも続々とメール等で報告がありました。

そのうち 1名は結果が印字されたハガキを持参し,直接報告に来てくれました。

 

彼は中2生の 1月から高3生の 3月まで約 4年にわたって当塾で学び,今春に工学部の環境土木⋅建築学科に合格を勝ち取っています。

なんと,彼は学科内において合格最高点で合格していました (センター試験 563点/600点 (93.8%) と二次試験 959点/1,300点 (73.8%) で,合計 1,522点/1,900点 (80.1%) )。

 

2020年度入試における名古屋大学の学部⋅学科ごとの合格点の詳細はこちらをご覧ください (名古屋大学のホームページに移動します)。

 

 

拡大した画像を掲載します (念のため,氏名は消させていただきました)。

 

名古屋大学のような旧帝大に合格する,さらにはそれらに上位で合格するとなると,大手の予備校や塾で学ぶことが得策と考える方も多いでしょう。

しかし,今春の名古屋大学工学部の環境土木⋅建築学科に関しては,大手の予備校や塾で学んだ生徒ではなく,中学生の頃から大学合格まで当塾で学んだ生徒でした。

 

私共のような 1学年あたりの生徒数が15名あまりの地方の小さな塾から,昨春の東大の合格に続いてこのような素晴らしい結果が出たことを嬉しく思います。

 

 

当塾の塾生が『名大オープン』で優秀な結果を収めたと昨年のブログで紹介しましたが,この写真の帳票は彼のものです。

 

なお,彼は 8月実施分,11月実施分ともに成績優秀者として氏名が冊子掲載されました。

模試だけでなく,入試本番でもきっちりと持てる力を発揮してくれたことが非常に嬉しいです。

 

合格率

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東京大・京都大・東北大・九州大・北海道大・大阪大・名古屋大の 7大学は “旧帝大” と括られ,主要学部が揃った総合大学であることと,その歴史と伝統から毎年多くの志願者を集めます。

競争倍率は 3倍程度とそれほど高くはないものの,求められるレベルは高く,一筋縄では合格を勝ち取ることはできません。

 

旧帝大の定員は 7大学合わせておよそ 2万人で,現在の各世代人口がおよそ120万人ですから,同世代の60人に 1人 (1.7%) に枠がある計算になります。

これらに現役で合格するとなると,実に同世代のおよそ90人に 1人 (1.1%) という狭き門です。

旧帝大と同列に語られることが多い一橋大・東工大・神戸大,そして国公立大の医学部医学科まで含めると上記の計算は変わってきますが,今回は旧帝大に絞って話を進めます。

 

 

毎年この時期になると,Web やチラシで塾・予備校がこぞって合格実績を掲載します。

しかし,飛び交うのは “合格者数” が一般的で,“合格率” を目にすることはなかなかありません。

 

合格率というのは非常に重要な指標のはずです。

しかし,残念なことに,合格者数だけが画面上や紙面上で躍り,数で圧倒するといった “前近代的な” 手法が幅を利かせている現状があります。

教育において,時代は “個” へ向かっているはずなのに,この部分は昔のまま何ら変わっていないということです。

 

 

当塾から旧帝大を受験した生徒は開塾からの 5年間の累計で15名おり,そのうち11名が現役合格を勝ち取っています。

 

当塾の旧帝大の合格率は 73.3% で,さらに名古屋大のみに絞ると11名受験して 8名が合格で,率は 72.7% となります。

これらの合格率が高いのか,それとも低いのかを検証してみましょう。

 

岐阜高のホームページに,2019年度の大学入試結果の詳細が掲載されています。

それを見ると,岐阜高から現役で旧帝大を受験した生徒が184名おり,そのうち67名が合格で,合格率は 36.4% です (名古屋大のみに絞ると86名が受験して30名が合格で,合格率は 34.9% )。

つまり,単純に率だけで比較すると,当塾の旧帝大の合格率は岐阜高のそれの 2倍以上となるわけです。

 

全国展開の大手予備校はもちろんのこと,県内に複数の教室を構える塾や予備校と比べれば当塾の合格実績など足元にも及ばないことは重々承知しております。

しかし,わずか59名の卒塾生のうち11名が旧帝大に現役合格 (東京大 1名,京都大 2名,名古屋大 8名) を果たしており,これは塾生のおよそ 5名に 1名が旧帝大に現役合格している計算です。

さらには,医学部に次いで難易度の高い国公立大の獣医 (大阪府立大岐阜大) にも 2名が現役合格しておりますから,小規模塾ながら当塾の塾生たちは本当によく頑張ったと思います。

 

素直な気持ちで弛まぬ努力を続けた塾生たちの頑張りはもちろんのこと,開塾から 5年が経ち,集団指導+個別指導による “少人数定員制” の指導が結実し,形になってきたと実感しています。

 

在籍生の 76.5% が国公立大に現役合格!《 5期生》

 

本日で,今春の国公立大の合否結果が出揃いました。

 

当塾の高3生 ( 5期生) は17名の在籍生のうち13名が国公立大の現役合格を勝ち取り,その率は 76.5% に達します。

先日のブログでも申し上げたように,この合格率は彼らが長きにわたってコツコツと頑張ってきたからこそ出せた結果だと思います。

 

詳細は以下の通りで,合格実績ページにも同内容を掲載致します。

 

[推薦入試 (センター試験を課す) ]

名古屋大学 教育学部 (鶯谷高)  [併願合格校 南山大・中京大]

名古屋工業大学 工学部 生命⋅応用化学科 (加納高)  [併願合格校 名城大・中部大]

岐阜大学 教育学部 (岐阜東高)  [併願合格校 なし]

岐阜県立看護大学 看護学部 (長良高)  [併願合格校 岐阜医療科学大・岐阜聖徳学園大]

 

[一般入試 (前期) ]

名古屋大学 工学部 物理工学科 (岐阜高)  [併願合格校 東京理科大・名城大]

名古屋大学 工学部 物理工学科 (岐阜東高)  [併願合格校 豊田工業大]

名古屋大学 工学部 機械⋅航空宇宙工学科 (岐阜高)  [併願合格校 同志社大・豊田工業大・名城大]

名古屋大学 工学部 環境土木⋅建築学科 (岐阜高)  [併願合格校 東京理科大・明治大・名城大]

名古屋大学 工学部 環境土木⋅建築学科 (岐阜高)  [併願合格校 なし]

金沢大学 人間社会学域 法学類 (岐阜高)  [併願合格校 愛知大・名城大]

岐阜大学 教育学部 (各務原西高)  [併願合格校 岐阜聖徳学園大]

 

[一般入試 (後期) ]

名古屋工業大学 工学部 生命⋅応用化学科 (岐阜高)  [併願合格校 名城大]

名古屋工業大学 工学部 生命⋅応用化学科 (岐阜高)  [併願合格校 東京理科大・名城大]

 

私立大の結果に関しては先日のブログにて紹介しておりますので,そちらも併せてご覧ください。

 

 

進路探究塾 Mirai は開塾から 5年が経過しました。

 

当塾の卒塾者は累計で59名で,うち30名が国公立大学に現役合格を勝ち取っており,その率は 5割を超えています。

上述したように,今年度は国公立大の現役合格者が 7割を超え,中学部から継続して当塾で学んでいる生徒たちを中心に,大学入試で大きな成果を残してくれていることが非常に嬉しいです。

 

しかし,私が理想とする状態にはまだ程遠いというのが実状です。

今年度で見ると,高3生の夏の時点で掲げた第一志望に合格できたのは17名のうち11名に過ぎず,6名は第二志望に入学または浪人の道を選択することになった現実があります。

不合格や直前になってからの志望校変更など,辛い思いをさせてしまった生徒が 1名でもいるうちはまだまだだと言わざるを得ません。

 

 

大学入試は公立高校入試のように 1倍台の競争倍率ではなく,3倍台が多く,高いところだと10倍を超える競争倍率のところもあります。

なお,今年度の国公立大学の前期⋅中期⋅後期各日程の募集人員は計100,146名に対し,志願者数は439,565名で倍率は 4.4倍,前期日程のみで見ると倍率は 3.0倍となります。

 

これだけの倍率をくぐりぬけて国公立大学の合格,ましてや現役で合格を勝ち取るためには,公立高であれば入学直後から着々と準備を始めていかなければならないのです。

 

新高1生 新入塾生募集

 

進路探究塾 Mirai では新高1生の募集を行なっております。

公立高入試が終わったばかりですが,今回のブログでは改めて当塾の高校部に関してご紹介致します。

 

 

当塾の高校部は集団指導コース個別指導専科コースを設置しており,いずれのコースも学校準拠指導を一切行なわず,国公立大および難関私立大の受験対策指導に特化しています。

 

高1生の集団指導コースの募集対象は岐阜高・岐阜北高・加納高 (普通) の公立高,または岐阜東高 (蛍雪)・鶯谷高 (英進 I 類) の私立高へ進学予定の生徒に限ります (県外私立高は応相談)。

上記いずれかの高校・コースに通うことが決まっていて,大学入試に向けた強い決意のある生徒のみが受講対象となります。

指導開始は公立高入試の合格発表当日の2020年 3月18日(水) で,高校入学前から英語・数学 I・数学 A・古文の 4科目の予習内容を突き進みます。

 

興味のある方は,お気軽にお問い合わせください。

 

名古屋大学合格までの道のり

 

先日のブログでも申し上げましたが,当塾の今年度の高3生は中学部から通い続けて高校入試と大学入試を共に戦ってきた生徒が多く在籍しています。

 

今回のブログでは,名古屋大の工学部に合格した生徒のうち,私にとって非常に感慨深い 1名を紹介します。

彼は中2生の 7月から当塾で学び続けてくれた生徒で,在籍期間は 4年 8か月に達します。

 

「名大の工学部に現役で合格するような生徒だし,中学生の頃もさぞかし成績優秀だったのだろう」

 

多くの方がそう考えるだろうと思いますが,入塾時,彼の 9科の評定は 16  ( 5科の評定ではありません) で,定期テストの 5科合計点も136点と高校進学すら危い状態でした。

彼の中学時代の定期テストや実力テスト得点の推移は,3年前のブログでも紹介しておりますのでそちらをご覧ください。

 

 

彼が現役で名古屋大に合格できたのは,この 4年 8ヶ月を逃げることなく課題に向き合ってくれたことと,弛まぬ努力はもちろんのこと,彼の持ち前の素直さが大きかったと思います。

高校入試をゴールとせず,大学入試で勝つために取り組んできた成果が今回の名古屋大の現役合格につながったのです。

 

この 4年 8ヶ月の間,伸び悩んだ時期も当然ありましたし,叱責しなければならない場面も幾度となくありました。

しかし,インターネットで合格者受験番号が公開されてわずか 2分後に彼から朗報が届き,これまでの苦労が報われた気がして泣けてきました。

 

本当に合格おめでとう。

 

教え合う

 

授業後の時間帯になると,高3生が写真のような “討論する” または “教え合う” 光景が塾内のあちこちで見られます。

写真は化学の二次試験問題の解説講義を受けた後,討論を行なっている様子です。

 

 

今年度の高3生は,“討論” および “教え合い” を通じて地理や日本史でかなり成果を上げました。

彼らのセンター試験本番における日本史の平均点 ( 8名) は 83.7点で最高点は100点,同じく地理の平均点 ( 9名) は 80.4点で最高点は 95点という結果を残しています。

 

いずれも平均点で 8割を超える結果を残してくれましたが,地理は 5月の全統マーク模試では散々な結果で,彼らの地理の平均点は 5割に届いていませんでした。

これを打開するために導入したのが “討論” および “教え合い” というわけです。

 

日本史および地理は全範囲の講義を夏までに終えて素地をつくり,以降,講義はたまに行なう程度とし,生徒たちに演習 + 討論の形態を続けさせました。

理系生にとって日本史や地理といった社会科の学習は捗らないばかりか,どうしても後回しにしがちな科目です。

しかし,彼らは “討論” および “教え合い” で楽しみながら日本史や地理に取り組めていましたので,結果的に彼らの得点は飛躍的に伸びました。

 

なお,“討論” および “教え合い” は完全に生徒任せにはせず,写真のように教員が仲介に入ってサポートすることもありました。

ともすれば,“討論” および “教え合い” はただの “雑談” に終わる可能性も否定できませんし,ダラダラと長い時間をかけたところで生産性が上がらないこともあります。

 

 

『ラーニングピラミッド』という概念をご存知でしょうか。

 

『ラーニングピラミッド』はアメリカ国立訓練研究所という機関が発表した研究結果で,学習方法による知識の定着率を表したものです。

近年では学校現場でのアクティブ・ラーニング熱の高まりとともに,書籍やネット上で『ラーニングピラミッド』のような概念図を目にする機会も増えました。

 

図中の定着率を鵜呑みにはしませんが,単なる座学よりも “討論” および “教え合い” を経たほうが定着率が高まるということは,当塾の高3生の成果を見ても明らかです。

講義を受けるだけ (映像を見るだけ),または本を読むだけでは限界がありますからね。

 

それでは,“討論” および “教え合い” はどんな生徒にも有効かと問われれば,私は No と答えます。

導入部の学習においては講義や読書を通じた学習は絶対に欠かせないものであり,基礎の段階から “討論” および “教え合い” をするのは非効率です。

また,生徒間の学力差が大きいと “討論” および “教え合い” の効果性は下がると考えます。

 

知識の定着に向けた手法は様々であり,何も机に向かうだけが学習ではないのです。

当塾は今後も生徒たちに様々な学びの機会を提供し,将来に向かって取り組める子どもたちの育成に力を注ぎます。

 

右肩上がりの中3生たち

 

高校受験を目前に控えた今年度の中3生から校内実力テストの結果提出があり,目を見張るレベルの『右肩上がり』を達成してくれた生徒が数名おりました。

 

まず 1名,この生徒 (鵜沼中) は中2生の終わりから当塾へ通ってくれており,中3生になって 5月が 383点,9月が 439点,11月が 465点と順調に得点を向上させました。

そして 1月には 484点を達成し,5月から 1月の 8ヶ月で実に 101点の向上を果たしました。

志望校が固まって以降よく頑張っていますから,これまでの積み重ねが如実に表れてきています。すばらしい!

 

当塾の中学部高校部は定期テストや各種実力テストに向けて過去問や予想問題を行なうことはありませんが,そういったものがなくとも結果は残せるということを証明してくれています。

 

 

もう 1名,同じく『右肩上がり』を達成してくれた生徒で,こちらは 5月に 400点,9月に 413点,11月に 446点,1月には 477点に到達しました。

 

この生徒 (中央中) は小学部から通塾してくれており,この 4年余りの期間でコツコツと成果を積み上げてきました。

今後も共に頑張っていきたいと考えています。

 

 

上記 2名の他,今年度の中3生で校内実力テストで『右肩上がり』を達成したのは 3名。

 

・ 5月 373点,9月 419点,11月 446点,1月 461点 ( 5月から 1月で 88点アップ) 》

・ 5月 401点,9月 405点,11月 445点,1月 448点 ( 5月から 1月で 47点アップ) 》

・ 5月 290点,9月 293点,11月 336点,1月 378点 ( 5月から 1月で 88点アップ) 》

 

自己ベスト更新を目指し,彼らがコツコツと取り組んできた成果を発揮できてよかったです。

 

1月実施分で自己ベストを更新するも,完全な『右肩上がり』を達成できなかった生徒,例えば 11月で一度下げてしまってからの自己ベスト達成という生徒も数名いました。

高校入試では自己ベストを達成し,次の大きな目標に向かって頑張ってほしいと思います。