中学生の実力テスト

 

夏休みが明けてすぐに実施された中3生の実力テスト結果の返却が始まっています。

 

写真は小学部から当塾に在籍する中央中の中3生のもので,分布からも中央中で上位にいるとわかりますが,市内の中学校では順位が公表されていないため正確な順位を知ることはできません。

一昨年のブログでも申し上げたように,公表されていない中学校内の順位を憶測してああだこうだと言うのは時間の無駄です。

 

各務原市内で生徒数が多い中央中・蘇原中・那加中の,今回の実力テストにおける 5科平均点と451点以上の割合を中3生数の降順で示します。

 

[中央中]

中3生数 → 241名,5科平均 → 268.8点,451点以上の割合 → 約 2% ( 4名から 5名)

[蘇原中]

中3生数 → 240名,5科平均 → 265.7点,451点以上の割合 → 約 3% ( 5名から 6名)

[那加中]

中3生数 → 196名,5科平均 → 272.8点,451点以上の割合 → 約 5% ( 8名から 9名)

 

8年前のブログでも申し上げましたが,実力テストの平均点や401点以上,451点以上の割合は当時も現在も中学校間でかなり差があることがわかります。

ですから,○○中で□□位という指標は高校受験に向けては何の役にも立たないことが明白ですし,そもそもそこにこだわること自体がナンセンスというわけです。

 

あえて目指すところを申し上げるなら,岐阜高を目指す中3生は今回の実力テストであれば 5科で440点は確保しておきたかったところです。

中3生は秋から冬にかけてまた実力テストや外部模試が複数回実施されますから,今回は納得のいく結果を残せなかった中3生も次こそはという気概で学習に励んでほしいと思います。

 

冠模試で総合 A判定!

 

8月に実施された『京大オープン』や『名大オープン』など冠模試の結果が返却され,受験した高3生 (当塾10期生) より帳票の提出がありました。

 

昨年に続いて今年度も『名大オープン』で総合 A判定を獲得した塾生がおり,当塾のような 1学年10名程度の小さな塾から優秀な成績を収める塾生が次々と出てくることを嬉しく思っております。

なお,彼女も中学部から継続して当塾で学んでいる塾生で,長い時間をかけて培ってきたものが数字に表れていることが何より嬉しいです。

 

 

これは上記した『名大オープン』で総合 A判定を出した塾生の,高1生の 7月から高2生の11月までの進研模試の成績推移です。

 

以前のブログでも紹介したように,当塾の塾生は高2生の夏・秋頃から目に見えて成績が上がるケースが多く,彼女も例外なくそこに当てはまります。

彼女の高1生の進研模試の岐高内での順位と全国偏差値 (英数国 3科計) は以下の通りで推移しました。

 

[高1生 7月] 113位/357名 (全国偏差値71.9) → [高1生11月] 90位/356名 (全国偏差値72.4) → [高1生 1月] 184位/356名 (全国偏差値68.3)

 

高1生の頃はそれほど目立つ成績ではなく当塾の塾生にありがちな成績推移で,卒塾生の諸君も同じような推移をしていました。

 

この要因としては,当塾は一般入試で難関大を目指すスタンスのため指導ペースも速く学校準拠指導ではないということと,当塾が進研模試対策を全く行なわないことにあると考えています。

当塾は例えば数学 1A は高1生の 7月で修了し,数学 2BC も高2生の 6月には修了するペースで指導を行なっており,塾で学んでいることと高1生の進研模試で出題される範囲と乖離しています。

 

例年,過去問や予想問題を駆使した進研模試対策を行なう塾や予備校に通うお子さま方に,特に高1生の間は当塾の塾生諸君は後塵を拝してしまうケースがほとんどです。

しかし,これが高2生になって学びの蓄積が効いてくると,当塾の塾生諸君は進研模試の 3科計の校内での順位がどんどん上がっていきます。

 

[高2生 7月] 43位/353名 (全国偏差値76.9) → [高2生11月] 22位/351名 (全国偏差値79.5)

 

岐高生に限らず,こんな上昇が高2生の秋にかけて毎年のように見られるため,高1生の頃に当塾の塾生たちの前にいたお子さま方は一体どこへ行ってしまったのかと訝しんでいます。

結局,高1生・高2生の頃に好成績を収めていたとしても,高3生になって結果が出せなかったり肝心の大学受験でさっぱりということになれば,序盤のリードは何の意味もなさないのです。

 

全統共通テスト模試《2024年 7月実施》

 

7月末に実施された第2回全統共通テスト模試の結果返却が始まっており,当塾の高3生 (当塾10期生) 諸君から続々と報告が寄せられています。

 

今回の全統共通テスト模試は,現役生と過年度生を合わせて約32万人が受験したとのことです。

基本的に現役生のみの受験で,かつ一部の高校では不採用の進研模試とは異なり,全統模試は国公立大を志望する受験生が多く参加していることから駿台模試と併せて当塾が重視している模試です。

 

写真の帳票は岐阜東高に在籍する当塾10期生のもので,6教科 8科目の偏差値は70に達しました。

この成績なら県内トップ高である岐阜高でも理系で上位20位程度に相当しますから,難関大に現役合格する挑戦権を得たと言って差し支えない成績です。

 

これは高校入学から 2年も経てば,入学時点での序列は崩れ去ることが如実にわかる事例と言えるのではないでしょうか。

 

前期期末テスト《中学生・自己ベスト更新》

 

中学生の前期期末テスト結果が続々と寄せられており,今回のブログでは中2生・中3生で 5科で400点以上かつ自己ベスト更新を勝ち取った塾生を更新点数の降順で紹介します ( 9月13日時点)。

蘇原中は中間テストの実施形態が他の中学校と異なるため,これまでの期末テスト結果と比較しました。

 

460点《蘇原中・中2生 (通塾歴 0年 7ヶ月) 》〔自己ベストを73点更新!〕 → 初の400点超え かつ 初の450点台到達!

456点《蘇原中・中3生 (通塾歴 1年 0ヶ月) 》〔自己ベストを31点更新!〕 → 初の450点台到達!

437点《蘇原中・中2生 (通塾歴 1年 0ヶ月) 》〔自己ベストを27点更新!〕

454点《中央中・中3生 (通塾歴 2年 6ヶ月) 》〔自己ベストを24点更新!〕 → 初の450点台到達!

419点《蘇原中・中2生 (通塾歴 0年 7ヶ月) 》〔自己ベストを23点更新!〕 → 初の400点超え!

468点《中央中・中3生 (通塾歴 3年 6ヶ月) 》〔自己ベストを17点更新!〕

414点《中央中・中3生 (通塾歴 3年 6ヶ月) 》〔自己ベストを16点更新!〕 → 初の400点超え!

452点《蘇原中・中2生 (通塾歴 1年 6ヶ月) 》〔自己ベストを 4点更新!〕 → 初の450点台到達!

 

蘇原中の中3生は岐阜県を中心に愛知県にも教室を展開する大手塾から転塾してきた塾生で,足掛け 1年で自己ベストの更新と長らく目標に掲げてきた450点台の到達を同時に勝ち取りました。

なお,前期中間テストの合計も473点 ( 5月・6月・7月の合算) でしたから,不思議なことに定期テスト対策指導を行なわない当塾へ移ってからのほうが得点が伸びています。

 

当塾は塾生に過去問や予想問題を与える代わりに,授業や自習室をはじめとする良質な学びの環境に加え,質問受付添削指導を提供することで彼らの成績向上や志望校合格に寄与しています。

上述した塾生に関しても,過去問や予想問題に頼った学習スタイルからの脱却に成功し,1年かけて積み上げてきた成果が目に見える形で表れていることを非常に嬉しく思います。

 

進研模試《2024年 7月実施》

 

7月実施の進研模試 (ベネッセ総合学力テスト) の結果帳票が返却されており,高校部の塾生諸君から続々と報告が寄せられています。

 

写真は 3科の合計点が高1生の当塾トップの塾生の成績帳票で,得点は242点 (満点は300点) で全国偏差値が80を超える結果を残し,1学年上の代に匹敵する結果を残してきました。

当塾 2位の塾生も合計点こそ 1位の塾生には届かなかったものの,英語は95点で全国偏差値が82.8,全国順位が216位 (440,957人中) という結果でした。

 

 

以前のブログでもお伝えしたように,当塾は長い目で見た成績向上を実現させる目的で,中高生に定期テストや実力テスト,進研模試等の外部模試の対策指導を行なっていません。

 

県内に多くの校舎を構える塾・予備校は過去問を駆使して進研模試対策を熱心にやっておられると聞きますので,当塾の塾生よりも高成績を収める生徒さんが何百,何千といらっしゃることでしょう。

当塾はそれらと一線を画す意味でも今後も目先の結果を追う指導は行なわず,塾生諸君の成績向上と将来の夢の実現をサポートしていく決意です。

 

前期期末テスト《中学生・途中経過》

 

桜丘中と稲羽中の塾生から前期期末テスト結果の報告がありましたので,現時点での各学年の塾内 1位の得点結果を紹介します。

 

470点《桜丘中・中1生 (通塾歴 0年 6ヶ月) 》

462点《桜丘中・中2生 (通塾歴 1年 8ヶ月) 》 ※ 英語が100点

484点《稲羽中・中3生 (通塾歴 4年 8ヶ月) 》 ※ 英語が100点

 

これまでのブログでもたびたびお伝えしているように,当塾は中学生・高校生に対して過去問や予想問題を用いた定期テスト対策指導を一切行なっておりません。

当塾の塾生たちは学校から指定されたテスト範囲をきっちりと理解し,学習習慣を確立して真摯に取り組んだ結果として上記の得点を獲得しているのです。

 

以前のブログでも取り上げたことがありますが,当塾の近隣には定期テスト対策指導に強みがあり,各中学校の学年トップが何名も在籍していることをアピールしている大手塾があります。

そんな塾であれば当塾よりも高得点を収める生徒さんがたくさん在籍していらっしゃるでしょうし,当塾は定期テスト対策指導はもちろん,高校受験対策指導の全般において足元にも及びません。

 

前期中間テスト《中学生》

 

中学部の前期中間テスト結果が出揃いましたので,自己ベスト更新や目標点達成など,顕著な結果を残した塾生を各学年より 1名ずつ紹介します。

 

475点《桜丘中・中1生 (通塾歴 0年 4ヶ月) 》〔目標点を25点オーバー!〕

483点《中央中・中2生 (通塾歴 2年 6ヶ月) 》〔前回より46点アップ! (自己ベスト更新)

398点《中央中・中3生 (通塾歴 3年 4ヶ月) 》〔前回より32点アップ! (自己ベスト更新)

 

これまでのブログでもたびたびお伝えしているように,当塾は中学生・高校生に対して過去問や予想問題を用いた定期テスト対策指導を一切行なっておりません。

当塾の塾生たちは指定されたテスト範囲をきっちりと理解し,学習習慣を確立して真摯に取り組んだ結果として上記の得点を獲得しているのです。

 

定期テスト対策指導に強みがある塾には当塾の塾生たちよりも高得点を収める塾生がたくさん在籍していると思いますが,当塾はそういった塾とは一線を画していますので追うことはしません。

 

 

以前のブログでもお伝えしたことがありますが,当塾14期生にあたる中2生は学力・意識とも非常に高い塾生が多く在籍しています。

中2生の集団指導コースには15名の公立中生が在籍していて,そのうち10名が450点を超えました (蘇原中生の得点は 5月・6月・7月実施の中間テストの 3回の合計点)。

 

483点《中央中・中2生 (通塾歴 2年 6ヶ月) 》

482点《蘇原中・中2生 (通塾歴 1年 5ヶ月) 》 ※ 5月実施が 146点/150点,6月実施が 169点/175点,7月実施が 167点/175点

478点《蘇原中・中2生 (通塾歴 1年 3ヶ月) 》 ※ 5月実施が 145点/150点,6月実施が 169点/175点,7月実施が 164点/175点

478点《蘇原中・中2生 (通塾歴 0年 9ヶ月) 》 ※ 5月実施が 143点/150点,6月実施が 167点/175点,7月実施が 168点/175点

471点《蘇原中・中2生 (通塾歴 0年 4ヶ月) 》 ※ 5月実施が 135点/150点,6月実施が 165点/175点,7月実施が 171点/175点

462点《鵜沼中・中2生 (通塾歴 7年 0ヶ月) 》

462点《中央中・中2生 (通塾歴 7年 4ヶ月) 》

460点《桜丘中・中2生 (通塾歴 1年 6ヶ月) 》

460点《蘇原中・中2生 (通塾歴 0年 5ヶ月) 》 ※ 5月実施が 131点/150点,6月実施が 168点/175点,7月実施が 161点/175点

450点《中央中・中2生 (通塾歴 6年 6ヶ月) 》

 

中2生の集団指導コースはあと 1名の入塾枠が残っていますので,高校受験で終わることなく大学合格や将来の夢の実現に向けて当塾の塾生諸君と共に頑張れる新入塾生をお待ちしています。

 

過去問に頼らずとも

 

昨年度,蘇原中で集団指導コースに在籍する中2生 (当塾13期生) は 3名でしたが,今春より 3名が加わって 6名となり,自己ベスト更新など目に見える形で成果が出ています。

 

これまでのブログでもたびたびお伝えしているように,当塾は中高生に定期テストや実力テストの過去問・予想問題に取り組ませる指導を一切行なっていません。

安易に過去問や予想問題に頼るのではなく,決められた範囲をきっちりとやり抜くといった当然の準備をして臨めば結果は自ずとついてきます。

 

今回のブログは13期生の 6名全員から提出があった 6月の中間テスト結果で,彼らの平均は500点に換算すると476点。過去問に頼らずと考えるとなかなかの結果と言えます。

 

[蘇原中の 6月実施分の中間テスト] ※ 500点換算

482点 (169点/175点)〔内訳:国語 97点 (34点/35点),数学 100点 (35点/35点),英語 85点 (30点/35点),理科 100点 (35点/35点),社会 100点 (35点/35点)〕

482点 (169点/175点)〔内訳:国語 97点 (34点/35点),数学 88点 (31点/35点),英語 100点 (35点/35点),理科 97点 (34点/35点),社会 100点 (35点/35点)〕

480点 (168点/175点)〔内訳:国語 94点 (33点/35点),数学 100点 (35点/35点),英語 85点 (30点/35点),理科 100点 (35点/35点),社会 100点 (35点/35点)〕 ※ 自己ベスト更新

477点 (167点/175点)〔内訳:国語 100点 (35点/35点),数学 100点 (35点/35点),英語 82点 (29点/35点),理科 100点 (35点/35点),社会 94点 (33点/35点)〕

471点 (165点/175点)〔内訳:国語 88点 (31点/35点),数学 88点 (31点/35点),英語 100点 (35点/35点),理科 100点 (35点/35点),社会 94点 (33点/35点)〕

462点 (162点/175点)〔内訳:国語 97点 (34点/35点),数学 100点 (35点/35点),英語 71点 (25点/35点),理科 100点 (35点/35点),社会 94点 (33点/35点)〕 ※ 自己ベスト更新

 

子どもたちを “過去問漬け” にすることは,決められたテスト範囲をやり抜く意識が薄れることに加え,何より最も恐ろしいのは彼らから考える力を奪うことです。

高得点を取らせるため過去問にひたすら取り組ませる塾 (大手) があると塾生諸君から聞いていますが,岐高や北高へ進んでも全く伸びない生徒が多数いる要因はここにあるのではないでしょうか。

 

眼前の結果を追うのではなく,長い目で見た子どもたちの成長と彼らの将来の夢の実現が Mirai の目指す方向性です。

 

好結果が続々と《中央中》

 

中央中は市内の他の中学校よりも先行して前期中間テストを実施したこともあって,5科の結果が揃う塾生が続々と出てきています。

まだ集計中ではありますが,5科計が400点を超えている塾生で前回 (学年末テスト) よりも得点を向上させた中央中の 5名を紹介します。

 

462点《中央中・中2生 (通塾歴 7年 3ヶ月) 》〔前回より63点アップ!〕 ※ 自己ベストタイ

448点《中央中・中2生 (通塾歴 3年10ヶ月) 》〔前回より47点アップ!〕

483点《中央中・中2生 (通塾歴 2年 5ヶ月) 》〔前回より46点アップ!〕 ※ 自己ベスト更新

448点《中央中・中3生 (通塾歴 3年 3ヶ月) 》〔前回より36点アップ!〕

450点《中央中・中2生 (通塾歴 6年 5ヶ月) 》〔前回より17点アップ!〕

 

これまでのブログでもたびたび申し上げてきたように,当塾は定期テスト前に過去問や予想問題に取り組ませる指導は一切行なっていません。

ですから,彼らの得点は決められたテスト範囲をきっちりとやり抜いた結果であり,過去問や予想問題に縋って捻り出した得点ではないということが大きなポイントです。

 

過去問や予想問題に頼らない姿勢は,高校進学後に大きな差となって表れます。

 

課題テストでクラス 1位!《岐阜高・新高1生》

 

高校生の課題テスト結果返却が始まっており,岐阜高に通う新高1生が「クラスで 1位でしたー」と笑顔で報告してくれました。

 

以前のブログでも申し上げたことがありますが,ご存じの通り各務原市内の公立中学校は各種テストの学年順位やクラス順位を公表していません。

でも,中学校と違って高校はこうやってクラスや学年の順位が明確に出るのがいいですね。励みにしている子もいるでしょうし。

 

該当生は中学部から当塾に通ってくれている塾生で,中学生の頃はもちろん高校生になった今も頻繁に各科目の質問をしてくれます。

そういう前向きな姿勢が結果につながっているのだと思いますし,彼には次の大きな目標もありますから引き続きサポートしていこうと思います。

 

今春,新高1生は集団指導コース個別指導コースを合わせて 5名が入塾してくれましたが,集団指導コースはまだ定員に余裕がある状態ですので興味のある方はお問い合わせ下さい。