進路探究塾 Mirai 塾長のブログです。
塾長ブログ
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高校部の入塾基準
当塾に高校部より入塾される場合,当塾が指定する以下に記載の高校に在籍されているか,指定高以外で入塾を希望される場合は以下に示した成績基準に到達していることが条件となります。
なお,当塾の中学部から高校部に進級される場合はこの限りではありません。
[公立高] 岐阜高・岐阜北高・加納高 (普通科)
上記以外の公立高に在籍の場合,以下に記載する成績に到達していることが入塾の条件となります。
(1) 高1生の 4月から高1生の12月
→ 中3生の学年評定が36以上かつ中3生の 9月以降の実力テストで430点以上であること (通知表および実力テスト成績帳票の原本をお持ちください)
(2) 高1生の 1月から高2生の12月
→ 進研模試の 3科全国偏差値が 2回連続して65以上であること (成績帳票の原本をお持ちください)
(3) 高2生の 1月から高3生の 7月
→ 進研模試の 5科全国偏差値が 2回連続して68以上であること (成績帳票の原本をお持ちください)
[私立高] 東海高・南山高 (女子部)・滝高
上記以外の私立高 (鶯谷高や岐阜東高など岐阜県内の私立高を含む) に在籍の場合,以下に記載する成績に到達していることが入塾の条件となります。
(1) 高1生の 4月から高1生の 8月
→ 公立中出身者は中3生の 9月以降の実力テストで450点以上,中高一貫生は 1年以内に実施の駿台模試および全統模試で 3科全国偏差値が58以上であること (成績帳票の原本をお持ちください)
(2) 高1生の 9月から高2生の12月
→ 1年以内に実施の駿台模試および全統模試で 3科全国偏差値が58以上,または進研模試で 3科全国偏差値が65以上であること (成績帳票の原本をお持ちください)
(3) 高2生の 1月から高3生の 7月
→ 1年以内に実施の駿台模試および全統模試で 3科全国偏差値が60以上,または進研模試で 5科全国偏差値が68以上であること (成績帳票の原本をお持ちください)
多少の語弊があることを承知で申し上げると,当塾の高校部は「できる子をさらに伸ばせるよう指導する」塾として特化しています。
最近では「逆転合格」などという耳障りの良い言葉を謳い文句に受験生の支持を集めている塾もあるようですが,当塾の方向性はその真逆を行くものです。
当塾の高校部は難関大の現役合格を目指す高校生の受験対策指導に特化しており,例えば定期テスト対策など学校準拠指導は授業内では行なわず,自習時の質問受付にて対応しています。
卒塾生の諸君の頑張りで開塾からの10期で東大・京大をはじめ,東京科学大や医学部医学科など卒塾生の半数以上が国公立大に現役合格を勝ち取っており,今後はさらに実績が伸長する見込みです。
現在の高校部に在籍する塾生諸君 (当塾11期生から13期生) は卒塾生を超えるべく頑張っていますし,彼らの良好な学習環境を守るためにも指定 6高の生徒を中心に運営したいと考えています。
開塾以来,当塾の高校部は一定の基準を設けて新入塾生を受け入れてきましたが,そのうちの約 4割は成績基準に到達していないケースでも本人が強く希望すれば入塾を許可してきました。
しかし,入塾時は「頑張る」と言ってくれていたものの,結局は半数以上が当塾の指導ペースについていけない等の理由で卒業まで持たずに途中退塾してしまうケースが後を絶ちませんでした。
例えば,公立高を受験するにあたり内申が36に到達できなかった,または実力テストで400点を超えられなかったというのは忍耐力や最低限の基礎学力が不足していると言わざるを得ません。
忍耐力や基礎学力が不足した状況で大学受験,まして難関大の突破に向けた学習に臨むことは厳しいという考えから,当塾では高校部からの新規入塾者の在籍高を絞る決断をした次第です。
よって,今後 (2025年 9月 1日以降) は当塾指定以外の高校で入塾を希望される場合,基準を下回っている場合は入塾をお断りさせていただきますのでご了承ください。
進研模試《2025年 7月実施》
7月実施の進研模試 (ベネッセ総合学力テスト) の結果帳票が返却されており,高校部の塾生諸君から続々と報告が寄せられています。
写真は現時点での高2生 (当塾12期生) 塾内トップの成績帳票で 3科計の全国偏差値は80を超え,志望校の合格に向けて順調に伸ばしてきています。
この夏も夕食を持参してほぼ毎日13時30分から自習室に来て頑張っていましたし,本人も課題だと自覚している数学は自習用に課している教材に熱心に取り組む姿を何度も見かけました。
回収中の高1生 (当塾13期生) も現時点での高1生の塾内トップは昨年と同様に 3科計の全国偏差値が80を超えており,さらに高3生 (当塾11期生) の塾内トップも全国偏差値が80を超えています。
当塾は 1学年の在籍数が10名程度の小さな塾であることに加え,進研模試を含む各種テストの対策指導は一切行なわないにもかかわらず,塾生諸君はなかなかの成績を収めてきます。
これは当塾の高校部の塾生諸君が目標を持って取り組んでいるからであり,日々の授業や質問受付,そして添削指導といった当塾が提供するサービスを使い熟しているからこその結果と言えます。
『岐阜県 No.1』を標榜する大手塾さんは進研模試の対策を熱心に行なっているそうなので,当塾の塾生諸君より好成績を収める生徒さんが何百名,何千名と在籍していらっしゃることでしょう。
これまでのブログでもたびたび申し上げているように,当塾は眼前のテストに向けた対策は一切行なわない主義なので,今後もそれらの大手塾さんに迎合することは一切ないと断言します。
当塾の高校部が目指しているのは難関大の現役合格であり,途中経過に過ぎない模試で結果を残すために都度準備するという “急場凌ぎ” は私たちの考え方とは相反するものです。
高1生の数学
高1生 (当塾13期生) は 7月に数学 1A を修了し,本日から数学 2 を突き進んでいます。
例年,当塾の高校部は高1生の 7月に数学 1A を修了,高2生の 5月に数学 2BC を修了,高2生の 1月に数学 3 を修了するペースで指導を行なっています。
高校部の塾生諸君にはハイペースの授業と併せて自習用に課している問題集を熟してもらい,疑問点は質問受付にて対応するという流れです。
以前のブログでもお伝えしたように,当塾の高校部は難関大の現役合格に向けての指導に特化しており,授業内で定期テストはもちろん各種模試の対策指導などは一切行なっていません。
冠模試ならまだしも,途中経過に過ぎない普通の模試を準備して臨むという考え方が理解に苦しむものですし,貴重な授業枠を模試の対策に充てること自体が私たちの考えから外れるものです。
もちろん私たちは定期テストや各種模試を軽視しているわけではありませんから,塾生諸君には各科の疑問点がある場合は授業後の時間帯や自習の際に質問して解決してもらうことにしています。
当塾の合格実績表記に関して
当塾の高校部は旧帝大や地元国公立大へ進学することを前提に指導を行なっています。
開塾から10期,累計108名の卒塾生のうち私立大を第一志望先として受験したのは15名で,これは全体の13.9%に過ぎません。
これを直近 3ヶ年に限ると30名の卒塾生のうち私立大を第一志望先として受験したのはわずか 3名で,当塾内で私立大を第一志望先にする塾生は年を追うごとに減少しています。
また,国公立大が第一志望の塾生諸君は併願受験する私立大の数は平均して 2大学ほどで,大半が共通テスト利用による受験で現場に出向くのは少数派というのが当塾の現状です。
中には共通テスト利用さえも出願せず,私立大の併願受験を一切しないという塾生も毎年一定数います。
繰り返しになりますが,当塾は基本的に国公立大への進学を前提とした指導を行なう塾ですので,私立大に何名合格したかは当塾にとってはあまり意味のない指標であると結論付けました。
よって,実進学先の表記は残したうえで,ホームページ内での私立大の合格者数の掲載は今後も当塾生が第一志望に据える可能性がある早大・慶大・医学部医学科に限る形に変更しました。
将来設計指導《2025年 7月度》
本日,小5生から中3生,そして高校生の希望者を対象に将来設計講座『みらい』を実施しました。
前回の医師,前々回の Web エンジニアに続いて,今回は東海地区の国立大学の医学部で勤務する薬学博士を招いての講演でした。
これまでの将来設計講座と同様に,今回の講演を担当してくれた薬学博士も私の教え子で,中学生の頃から高校卒業まで約 4年間にわたって指導した教え子です。
彼は大学病院で薬剤師を指導したり医学部の学生に薬理学を指導する立場であると同時に,研究者として学会で幾多のプレゼンの場を踏んでいることもあって本日の講演も感心しきりでした。
開塾以来,さまざまな分野のプロフェッショナルを招いて将来設計講座を実施してきましたが,どの講演者も塾生たちにとってお手本となる素晴らしい人材ばかりでした。
これからも当塾は,受験合格に向けた指導に終始することなく,塾生諸君の将来の夢の実現に向けて多面的にサポートする塾でありたいと考えています。
蘇原中の中間テスト《 6月実施分》
蘇原中の 6月実施の中間テストが返却され,塾生諸君の得点結果が揃いつつあります。
以下は現時点での当塾上位 3傑と自己ベスト更新者の 5科合計点で,各学年とも150点満点を500点満点に換算して掲載しています。
先日のブログで中央中と桜丘中の前期中間テストで数科目において満点が出たことをお伝えしましたが,蘇原中は範囲が狭いこともあって各科で満点が続出しています。
[当塾上位 3傑]
500点 (150点/150点) 《蘇原中・中1生 (通塾歴 1年 9ヶ月) 》 (内訳:国語 30点/30点,数学 30点/30点,英語 30点/30点,理科 30点/30点,社会 30点/30点)
493点 (148点/150点) 《蘇原中・中3生 (通塾歴 1年 3ヶ月) 》 (内訳:国語 28点/30点,数学 30点/30点,英語 30点/30点,理科 30点/30点,社会 30点/30点)
493点 (148点/150点) 《蘇原中・中3生 (通塾歴 2年 4ヶ月) 》 (内訳:国語 30点/30点,数学 28点/30点,英語 30点/30点,理科 30点/30点,社会 30点/30点)
[自己ベスト更新]
480点 (144点/150点) 《蘇原中・中3生 (通塾歴 1年 3ヶ月) 》 (内訳:国語 28点/30点,数学 30点/30点,英語 27点/30点,理科 30点/30点,社会 29点/30点)
中1生は 1名が全科とも満点を達成したものの,同学年の他の 4名はテストに向けたスケジューリングに課題があるので,取り組み方も含めて引き続き指導していこうと考えています。
7月度の月次お知らせ
7月の月次お知らせです (画像をクリックまたはタップすると拡大します)。
当塾の LINE アカウントでもお知らせ済みですが,集団指導コースに在籍する小5生から中3生は 7月20日(日) に『将来設計講座』を実施します。
今回の『将来設計講座』を担当してくれるのは,中2生の終わりから大学合格までの間を私が英語科の指導をした教え子で,現在は国立大学 (医学部) の講師として活躍している人材です。
以上,宜しくお願い致します。
定期テストで100点満点が続々と《中央中・桜丘中》
桜丘中の中2生は 3名が中学校に入学する前から当塾へ通ってくれており,各務原市内には大手さんをはじめ多くの学習塾が軒を連ねる中,当塾をお選びいただいていることを嬉しく思っています。
先日の前期中間テストはその 3名とも数学が100点という結果で,授業や自習の際など日頃からコツコツと取り組んでいる成果がちゃんと得点に表れていました。
平均はおよそ70点と易しめだったようですが,これまでの頑張りを発揮してミスなく取り切ってくれたことを評価したいと思います。
これまでのブログでもたびたび申し上げているように,当塾は中高生に対して定期テストを含む各種テストの過去問や予想問題に取り組ませる指導を一切行なっておりません。
出題範囲として提示されたところをきっちりと理解してテストに臨めば過去問や予想問題は不要ですし,そういった “急場凌ぎ” に頼らず得た結果の方が価値があることは言わずもがなです。
今回のブログは,上記の彼ら 3名を含めて先日の前期中間テストで100点の科目があった塾生の 5科合計点上位 3傑を紹介します。
[前期中間テスト素点 3傑]
479点《桜丘中・中2生 (通塾歴 1年 3ヶ月) 》
〔内訳:国語 93点,数学 100点,英語 100点,理科 90点,社会 96点〕
471点《中央中・中3生 (通塾歴 3年 5ヶ月) 》
〔内訳:国語 96点,数学 94点,英語 93点,理科 100点,社会 88点〕
464点《中央中・中2生 (通塾歴 0年 3ヶ月) 》 ※ 自己ベスト更新
〔内訳:国語 85点,数学 97点,英語 100点,理科 86点,社会 96点〕
中央中の中2生は『岐阜県 No.1』を標榜する大手塾さんから今年の 3月に移ってきた塾生で,入塾から 3ヶ月で初の英語100点と 5科460点超えを達成して自己ベストを更新しました。
その大手塾は定期テスト対策指導が非常に充実していると多くの方からお聞きしていましたし,過去問にも徹底的に取り組ませていると伺っています。
ただ,上記の結果や過去の転塾生の成績向上を見る限り,子どもたちに過去問や予想問題を与えることは彼らから考える力を奪い,成長を阻害していると言って過言ではありません。
これが当塾が定期テストや実力テストといった各種テストの過去問や予想問題を指導に取り入れない理由です。
夏期時間割 (サマーターム日程)
当塾の LINE アカウントで既報のものとなりますが,サマーターム期間 ( 7月22日(火) から 8月31日(日) ) の時間割を掲載します (画像をクリックまたはタップすると拡大します)。
高1生から高3生は通常時間割から変更ありませんが,小5生から中3生は通常時間割に授業を追加する形で日程を編成しています。
また,中3生から高3生はお盆前に集中講義『夏特講』を実施しますので,こちらも併せて日程表をご確認いただきますよう宜しくお願い致します。
年間予定表でもお伝えしている通り,8月 5日(火) から16日(土) は授業実施週ではありませんが,8月 5日(火) から 8日(金) の間に小5生から高2生の集団指導コース生は追加授業を設定しています。
なお,この間は個別指導コース専科生は休講期間となりますのでご了承ください。
以上,宜しくお願い致します。
高校合格は小さな通過点
高校合格は小さな通過点であり,大切なのは大学合格とその先であると私たちは日頃から塾生諸君に説いています。
先日のブログでもお伝えしたように,当塾の中学部集団指導コースは在籍の半数以上が岐阜高へ進学し,現在の中学部で学んでいる塾生諸君の取り組みからも同様の傾向が当面続く見込みです。
また,直近 2ヶ年は全員が公立高 (岐阜高・岐阜北高・加納高・長良高) に合格を勝ち取りましたが,それ以前は公立高に合格できず不本意ながら併願先の私立高へ入学する塾生もいたのは事実です。
当塾には開塾からの10期で,公立中から県内の私立高に進み,かつ高校卒業までの間を当塾の高校部で学んだ卒塾生が累計で16名おります。
そのうち14名が国立大の現役合格を勝ち取っており,以下にその詳細を列記します。
[2016年 春] 1期生
岐阜東高 → 岐阜大学 教育学部 (一般選抜・前期日程)
[2017年 春] 2期生
岐阜東高 → 名古屋大学 文学部 (一般選抜・前期日程)
[2019年 春] 4期生
岐阜東高 → 岐阜大学 地域科学部 (一般選抜・前期日程)
[2020年 春] 5期生
鶯谷高 → 名古屋大学 教育学部 (学校推薦型選抜)
岐阜東高 → 名古屋大学 工学部 物理工学科 (一般選抜・前期日程)
岐阜東高 → 岐阜大学 教育学部 (学校推薦型選抜)
[2022年 春] 7期生
岐阜東高 → 奈良女子大学 生活環境学部 食物栄養学科 (学校推薦型選抜)
岐阜東高 → 岐阜大学 応用生物科学部 生産環境科学科 (一般選抜・前期日程)
[2023年 春] 8期生
岐阜東高 → 岐阜大学 社会システム経営学環 (一般選抜・前期日程)
[2024年 春] 9期生
岐阜東高 → 名古屋工業大学 工学部 情報工学科 (一般選抜・前期日程)
岐阜東高 → 岐阜大学 地域科学部 (一般選抜・前期日程)
岐阜東高 → 岐阜大学 地域科学部 (一般選抜・後期日程)
[2025年 春] 10期生
岐阜東高 → 東京科学大学 物質理工学院 (一般選抜・前期日程)
岐阜東高 → 名古屋工業大学 工学部 社会工学科 (総合型選抜)
14名の内訳は,東京科学大が 1名と近隣の国公立大では学ぶことができない分野を学べる奈良女子大が 1名,自宅から通学可能な国立大が12名 (名大 3名・名工大 2名・岐大 7名) となっています。
上記の14名の進学先には,先日のブログで紹介したような入学辞退率の高い国公立大が一切含まれていないというところもポイントで,例年から多くの志願者を集める大学ばかりです。
言うまでもないことですが,上記の大学は岐阜高や岐阜北高,加納高でも多くの不合格者がいる大学であり,そういう意味では高校 3年間の頑張りで状況を変えたという見方もできます。
彼らは「公立高生に負けたくない」という気概と,「大学受験では結果を残したい」という想いを持って当塾の高校部の授業を受けていましたし,質問受付の時間も積極的に活用していました。
また,部活動はそこそこに平日は夕方から当塾の自習室に来て,当塾の授業のない日曜日も 6時間から 8時間にわたって自習に励むということを彼らは 3年間通してやり切りました。
これだけ頑張っての合格であり,彼らの合格はいずれも偶然の産物ではないということを強調します。