名古屋市立大学の医学部医学科に 2名が現役合格!

 

当塾に在籍する高3生 (岐阜高) が名古屋市立大学の医学部医学科に一般入試 (前期日程) で合格を勝ち取り,先日の推薦入試に続いて 8期生で 2人目の国公立大医学部医学科の合格となりました。

 

彼は高2生 7月の進研模試で 3科全国偏差値 80.7,同じく高2生 2月の駿台模試で 3科全国偏差値 72.9 と結果を重ね,高3生になって以降も本当に頑張っているなと感心する場面が多々ありました。

私の担当科目である英語科に関して言うと,彼が私に寄せる和訳や英作文が夏以降は回を重ねるごとに上達し,洗練されていく様が添削の度に見て取れ,大きな成長と手応えを感じる日々でした。

 

併せて,彼がこうして無事に医学部医学科の現役合格を勝ち取ることができたのは,彼の頑張りはもちろんのこと,ご家庭の温かな支えがあったからに他なりません。

彼のご家庭とはもう 5年を超えるお付き合いをさせていただいておりますが,彼のお父様,お母様ともに本当に素敵な方で,彼のような真っすぐな子が育つのも頷けます。

 

 

当塾には昨年度は 1名,今年度は 2名の医学部医学科志望の塾生がおり,結果的に 3名全員が自宅から通学圏内の国公立大医学部医学科に現役合格を勝ち取りました。

昨春の 1名は岐大 (一般入試),今春の 2名は名市大 (推薦入試と一般入試) に計 3名が国公立大の医学部医学科に現役合格ですから,合格率は 100% ということになります。

 

また,以前のブログでも紹介したように,3名全員が地域枠ではなく一般枠での合格というところも大きなポイントです。

 

 

先日のブログでも申し上げたように,通学圏内には名大・名市大・岐大と 3つの医学部医学科がありますから,ますはこれら 3校の一般入試を乗り越えられる努力をするところから始まります。

名市大の医学部医学科の岐阜県の高校出身者による合格者数は昨年が 1名 (浪人生),一昨年にいたっては合格者さえいない中,当塾から 2名の現役合格者を出せたことを非常に誇らしく思います。

 

今後も当塾から彼らに続く医学部医学科の合格者が出てきますが,安易に地域枠という選択をすることなく,彼らと同様に一般枠で合格を勝ち取れる努力をしてほしいと考えています。

 

学年末テスト《中学生》

 

当塾に在籍する中2生 (当塾12期生) の 2名が,学年末テストで素晴らしい結果を残してくれたのでブログにて紹介します。

 

473点《桜丘中・中2生 (通塾歴 1年11ヶ月) 》〔中1生前期中間から中2生学年末までの 8回の定期テストの平均は479.3点!〕

453点《中央中・中2生 (通塾歴 1年 5ヶ月) 》〔後期中間テストより31点アップ! (自己ベスト更新)

 

5科の合計が473点の塾生は安定感が素晴らしいのですが,今回は解答欄のミス等もあったとのことで480点を切る結果に終わってしまったことを悔やんでいました。

次回 (中3生の前期中間テスト) こそは,この塾生が 1年前に獲得した自己ベストである491点を超えてほしいと思っています。

 

もう 1名は,入塾時は 5科で320点 (中1生の前期期末) だった合計点が入塾後は388点,402点,422点と段階的に向上させ,今回はついに目標としてきた450点を超えて 5科で453点を取りました。

過去問や予想問題に縋らなくとも,学習習慣を確立すれば結果は自ずとついてくると証明してくれたことを嬉しく思うと同時に,ふと名大に現役合格した 5期生のことを思い出しました。

 

週 3日の授業に加え,週 2日の自習で積み上げた “確たる学力” は,やはり力強いなあと改めて思いました。

 

 

中学生が通う普通の塾であれは,定期テスト前は過去問や予想問題でひたすら対策し,お子さま方が高得点を取れるサポートをすることが一般的だと思います。

しかし,これまでのブログでもたびたびお伝えしている通り,当塾はそういった指導は行なわず,指定されたテスト範囲を徹底して理解するのを促すにとどめています。

 

中学部でそのように指導してきた塾生たちが高校へ進学し,大学受験で次々と大きな成果を上げてくるのを見ると,“与え続ける” ことが必ずしも成功につながるわけではないことが明白です。

 

大学合格速報《2023年 2月18日 時点》

 

国公立大二次試験の前期日程 (一般入試) まであと 7日となり,日に日に緊張感が高まってきています。

当塾 8期生は 7名がこれに挑み,3月 6日(月) から始まる合格発表を待つことになります。

 

 

合格実績のページでもご案内している通り,当塾では既に 3名が学校推薦型選抜 (いわゆる推薦入試) で国公立大の現役合格を勝ち取り,進学先を確定した塾生たちがおります。

 

名古屋大学 工学部 マテリアル工学科 (岐阜北高) ※ ブログはこちら

名古屋市立大学 医学部 医学科 (岐阜高) ※ ブログはこちら

岐阜大学 教育学部 社会科教育講座 (加納高) ※ ブログはこちら

 

今回の彼らの合格は,共通テスト結果はもちろん,評定を取るための 3年間の努力,志望理由書や面接の準備など,二次前期日程の準備と並行して取り組んできたことに対する評価です。

彼らは前期日程にも全く同じ大学・学部・学科へ出願していたのですが,彼らのこれまでの模試の結果からすれば,仮に推薦で合格できなくても前期日程で合格していたことは間違いありません。

 

 

併願先の私立大の合格報告が 8期生の諸君から寄せられていますが,当塾は私立大の合格は例年ほとんどが共通テスト利用によるもののため,私立大の合格者数は非常に少ないのが特徴です。

 

併願の私立大は基本的に共通テスト利用でササっと終わらせるというのが当塾の流儀で,併願数も例年 1名あたり平均 2校に満たない数で落ち着きます。

また,共通テストから前期日程までの間はひたすら二次の準備に充て,前期日程で出願するところに推薦入試の募集があって,条件が揃っていればそれも受験する期間と当塾では位置付けています。

 

 

海外大を受験する 1名を除く当塾 8期生の11名 (理系 9名・文系 2名) が本日までに勝ち取った私立大の合格は以下の通りです (すべて掲載しています)。

 

自治医科大学 医学部 医学科 (岐阜高) ※ 正規合格 (いわゆる最終合格)

東京理科大学 薬学部 薬学科 (岐阜高) ※ 乾坤の真理奨学金の採用候補者として合格

東京理科大学 薬学部 薬学科 (岐阜高)

東京理科大学 工学部 工業化学科 (岐阜高)

東京理科大学 先進工学部 マテリアル創成工学科 (岐阜北高)

関西学院大学 生命環境学部 生命医科学科 (加納高)

立命館大学 情報理工学部 情報理工学科 (岐阜北高)

芝浦工業大学 工学部 材料工学科 (岐阜北高)

中京大学 経営学部 経営学科 (長良高)

中部大学 経営情報学部 経営総合学科 (長良高)

 

 

東京理科大の奨学生合格は 3年前にも当塾の塾生が勝ち取っており,これまでの頑張りを評価してもらえたという意味で非常に光栄なものと受け止めています。

ただ,高校入試と同じで,国公立大が第一志望の受験生にとっては “滑り止め” に過ぎない私立大にどれだけ合格しようとも,肝心の第一志望先に合格できなければ何の意味もありませんからね。

 

前期日程を受験する当塾 8期生の 7名を含め,全国の受験生諸君が納得する形で春を迎えられるよう祈るばかりです。

 

名古屋大学合格!(工学部マテリアル工学科)

 

彼は小学部から当塾で学んでいる岐阜北高の生徒 (中央中出身) で,名古屋大学の工学部マテリアル工学科に学校推薦型選抜で合格しました。

 

彼は共通テストで722点 (得点率80.2%) を獲得し,2月に国公立大を受験する当塾 8期生のうち10名 (海外大を受験する 1名と私立大に進学する 1名を除く) で当塾内 5位の成績を収めました。

ちなみに,900点満点で722点という彼の結果は,模試パックを含むあらゆる練習を通じての自己ベストであり,コツコツと頑張り続けてきた成果を大舞台で発揮した “強者” です。

 

余談ではありますが,高校受験の際も目に見える『右肩上がり』で得点力を伸ばし続け,公立高入試の本番も 5科計で469点と好結果を残しています。

 

 

彼は高2生の11月の進研模試で 5科総合が岐阜北高内で 3位 (354名中),岐阜県内で42位 (6,905名中) を獲得したのを皮切りに,以降は岐阜北高内で概ね10位以内をキープしてきました

 

高校に入学してからの継続した頑張りが 1年半後に花開き,以降はそれを大学入試まで保持して走り切ったイメージで,決して “逆転合格” といった軽い表現で済ませる話ではありません。

彼はこちらから取り組むよう指示したものは,どんなに忙しくても徹底してやり切るという持ち前の素直さが功を奏し,大きな結果につながったということを私は強調したいと思います。

 

 

彼も名市大の医学部医学科に合格した塾生と同様に共通テストでボーダーを 5%以上も上回り,二次力も申し分ないものでしたから,一足早く志望校に合格できたことに何ら驚きはありません。

また,彼の合格で当塾の名大合格者は通算10名 (文学部 1名,教育学部 2名,工学部 6名,農学部 1名) となり,一つの節目を迎えました。

 

この 2月で彼の指導を始めてちょうど 7年が経ちますが,高1生の夏に彼が志望校に定めた名大工学部のマテリアル工学科の合格に立ち合えたことを非常に嬉しく思います。

 

名古屋市立大学合格!(医学部医学科)

 

彼は中学部から当塾で学んでいる岐阜高の生徒 (鵜沼中出身) で,3.1倍の競争倍率を勝ち抜いて名古屋市立大学の医学部医学科に学校推薦型選抜の “中部圏活躍型” で合格しました。

 

彼は全統模試で記述マーク共に名市大の医学部医学科の A判定を連発していたので,結果的には推薦入試で合格となりましたが,前期日程まで縺れたとしても合格を勝ち取っていたと思います。

また,先日のブログで紹介した塾生と同様に,彼も 1月の共通テストで志望校のボーダーを大きく超えていましたから,一足早く大学入試を終えたことに何ら驚きはありません。

 

昨年から 2年連続で国公立大の医学部医学科に合格者を出せたことが嬉しいですし,以前のブログでも申し上げたように,彼らが安易に地域枠という選択をしなかったことも非常に誇らしいです。

 

 

彼は中学生の頃に華々しい成績を残していたわけではなく,実力テストでは400点に届かない (岐阜高合格の目安は450点前後) こともありましたが,愚直に学び続けて岐阜高に合格しました。

そして,高校入学後は部活動と両立しつつ当塾で学び,高2生の11月の進研模試で 5科総合が岐阜高で15位 (355名中) を獲得したのを皮切りに,以降は岐阜高内で20位以内をキープしてきました

 

彼の合格は当塾が掲げる『高校合格はゴールではなく,夢への通過点』を体現するものであり,高校入学前や高校入学時点の順位は参考程度に過ぎないということを改めて証明してくれました。

こういうことからも,中学校で「学年 1位」など長い目で見れば何の関係もないことがわかりますし,その結果が高校入学後も担保されるものではないということが彼の合格からも明らかです。

 

彼は私の歴代の教え子たちの中でも人間的にすばらしく,模範的な存在であることも含め,彼は医師に相応しい人材だと断言します。

夢の実現に向けてコツコツと学び続け,長きにわたって第一志望に据えてきた名市大の医学部医学科に現役合格を勝ち取った彼を,私は心から称えたいと思います。

 

岐阜大学合格!(教育学部社会科教育講座)

 

彼は当塾に在籍する高3生 (加納高) で,岐阜大学の教育学部社会科教育講座に学校推薦型選抜の “ぎふ清流入試” で合格し,当塾 8期生による国公立大学の合格者第一号となりました。

 

今回,彼はいわゆる推薦入試での合格となりましたが,彼の共通テストの出来と二次力からすれば 2月25日(土) の前期日程で合格できると確信していました。

なお,彼以外にも共通テストで志望校のボーダーを大きく超え,前期日程と同じ受験校に推薦で出願している塾生がおりますので,彼と同様に一足早く大学入試を終える塾生が出てくると思います。

 

 

彼が当塾へ通い始めたのはコロナ禍の2020年 7月のことでした。

あれから 2年 7ヶ月が経ちましたが,生徒会活動や部活動も熱心に行ないつつ,順調に力をつけて入塾時の面談で話していた志望校の学部学科に合格を勝ち取ってくれたことに安堵しています。

 

昨年のブログでもお伝えしたように,当塾は開塾から切れ目なく岐大の合格者がおり,彼の合格によって当塾の岐大合格者は通算14名,8期連続の合格となりました。

 

中3生の実力テスト《2022年12月 および 2023年 1月実施分》

 

これは,蘇原中で本日返却されたばかりの中3生 (当塾11期生) の実力テスト成績帳票です。

 

まだ全員の結果は手元にない状況ですが,写真の塾生を含めて続々と好結果が寄せられており,前回 (10月実施) に続いて多くの塾生たちが非常に頑張ってくれました。

来週には私立高入試が実施されますし,3月の公立高入試に向けて彼を含む当塾11期生全員が,まずは志望校合格に向け気を引き締めて各自のすべきことに取り組んでほしいと思います。

 

 

上記の塾生は蘇原中でトップ10以内には入っているとは思いますが,正確な順位はわかりません。

 

なぜかと言うと,そもそも蘇原中は定期テストや実力テストで校内順位を公表していませんし,岐阜市や各務原市のほとんどの中学校が同様のスタンスを取っているからです。

生徒への聞きとりで順位を推測することも可能かもしれませんが,口外しない生徒やはぐらかす生徒も一定数いるでしょうから,これも正確な順位を把握するには現実的とは言えません。

 

先日,当塾の近くにある大手塾さんのホームページをたまたま拝見したところ,その塾には蘇原中の中3生で実力テスト『学年 1位』のお子さまが在籍していると記載がありました。

そのお子さまの合計点や,それがいつ実施されたものなのか等,詳細は何も付記されていませんでしたが,狭いコミュニティの中にもやはり上には上がいるものだと改めて感じた次第です。

ただ,高校であれば進研模試駿台模試などの模試で詳細な順位が帳票からわかりますが,蘇原中は順位が公表されていない中,どのように順位を把握されているか非常に興味があります。

 

仮にそれが事実確認せずに掲載したものであったり,100点の科目が 1つあったから『学年 1位』を標榜するものであるならば,それは優良誤認のおそれがある悪質な表記と言わざるを得ません。

“言ったもん勝ち” のようなやり方に違和感を覚えずにはいられませんが,信憑性を高める意味でも点数と併せて成績帳票を写真で公開することも是非ご検討いただきたいところです。

 

とは言え,私としては高め合える存在がいたほうが頑張れると考えていますから,当塾の中3生の合計点を上回る『学年 1位』のお子さまがその大手塾さんにお見えになられると信じてやみません。

 

共通テスト自己採点会 2023

 

共通テスト終了後,8期生の諸君は文系生が17時頃,理系生が19時頃から続々と集まり始め,在籍生全員が出席のもと,各科担当教員が見守る中で20時からの自己採点会に臨みました。

 

8期生は中学部からだけでなく小学部から当塾で学び続けている生徒もおり,高校部から入塾した生徒も含め,今日まで共に頑張ってきた彼らは私たちにとっての誇りです。

また,新型コロナの感染者数が増え続ける中で 8期生全員が万全の体調で共通テストを受験できた幸運に感謝したいですし,これは本人たち並びにご家族の日頃の感染対策の賜物かと思います。

 

8期生12名の英語・数学・国語の上位 3名および各科の平均点は以下の通りです ( ★ は “同日実施” で当塾内にて受験した高1生・高2生のうち,当塾の高3生の上位に匹敵する得点を獲得した生徒)。

 

[英語・リーディング (100点満点) ] ※ 当塾平均 73.1点

86点 (岐阜高・理系),84点 (岐阜北高・文系),82点 (岐阜高・理系) ★ 85点 (加納高・文系)

[英語・リスニング (100点満点) ] ※ 当塾平均 82.3点

96点 (岐阜高・理系),96点 (岐阜高・理系),87点 (岐阜高・理系) ★ 91点 (加納高・文系)

[数学 1A (100点満点) ] ※ 当塾平均 81.6点

100点 (岐阜高・理系),97点 (岐阜高・理系),88点 (岐阜高・理系) ★ 89点 (岐阜高・理系)

[数学 2B (100点満点) ] ※ 当塾平均 84.4点

97点 (岐阜高・理系),96点 (岐阜高・理系),93点 (岐阜高・理系) ★ 該当なし

[国語 (200点満点) ] ※ 当塾平均 142.8点

163点 (岐阜高・理系),154点 (岐阜高・理系),153点 (岐阜高・理系) ★ 161点 (岐阜高・理系)

 

8期生は理系生が多いこともあって数学は普段通りの結果を残してくれたと思いますが,英語のリーディングと国語は 9割達成者がおらず,平均も含めてやや残念な結果となりました。

英語はもっとできるはずですから,二次では貯金をつくれるようにしっかり頑張ってほしいと思います。

 

 

続いて理科・社会の結果です。こちらも上位 3名および各科の平均点を掲載します ( 5名以上が受験した科目のみ)。

 

[化学 (100点満点) ] ※ 当塾平均 76.7点 [ 9名]

94点 (岐阜高・理系),90点 (岐阜北高・理系),87点 (岐阜北高・理系)

[物理 (100点満点) ] ※ 当塾平均 90.8点 [ 8名]

100点 (岐阜高・理系),95点 (岐阜高・理系),92点 (岐阜北高・理系),92点 (岐阜高・理系)

[日本史 B (100点満点) ] ※ 当塾平均 80.3点 [ 8名]

91点 (岐阜高・理系),88点 (岐阜北高・理系),83点 (岐阜高・理系)

 

物理は解きやすかったのか,8名の平均が90点を超えました。すばらしい。

どちらかと言うと 8期生は二次力のあるメンバーが揃っていますから,各大学の個別試験でも結果を残せるよう引き続き頑張っていこう!

 

 

満点など顕著な得点を獲得した生徒がいれば,皆が拍手でその生徒を称える。

当塾では高3生の共通テスト (旧 センター試験) の採点会において,毎年このような光景が何度も見られます。

 

共に頑張ってきた仲間であり,互いに敬意を払い合っているからこそ,自分のことのように心の底から喜べるのだと思います。

 

 

8期生の 5教科 7科目 (900点満点) の平均点は 684.9点 で,得点率は 76.1% という結果でした。

併せて,当塾で最も主流の選択パターン (理系生で理科が物理・化学,社会が日本史を選択) の 6名の平均点は 734.3点 で得点率は 81.6% に達し,6名のうち実に 5名が 80% を超えています。

 

なお,当塾 1位の生徒 (岐阜高・理系) は 798点 で,得点率は 88.7% で自己ベストを更新しました。

彼は中学部から当塾で学んでおり,中3生の頃は中学校で実施の実力テストで400点に満たずに苦戦した時期もありましたが,メキメキと力をつけて高2生からは好成績を連発してきました。

 

センター試験時代も含めた当塾の最高得点率 95.1% には及ばなかったものの,彼以外にも自己ベストを更新した生徒も多く,2月の入試に向けて弾みがついたと思います。

 

 

岐阜県内だけを見渡しても素晴らしい指導を行なう塾や予備校が多数ありますから,当塾の生徒たちよりも高得点を収めた生徒が相当数いるでしょうし,まして全国となれば尚更です。

間もなく開塾から丸 8年を迎える当塾も,地域の皆様にとって必要な存在となれるよう,今後も子どもたちの将来に向けたサポートを全力で行なっていく決意です。

 

共通テストまであと30日

 

本日で共通テストまで残り30日となりました。

 

岐阜高は先週 (12月 8日・9日) ,今週 (12月12日・13日) と駿台や代ゼミ等の大手予備校が作成している共通テスト型の実戦パックに本番さながらの形で取り組んだと塾生たちから聞きました。

学校でそのような取り組みがあったという話を聞くと,いよいよだなあという思いがこみ上げてきます。

 

共通テストの 1ヶ月前に学校でそういった実戦的な場があることも素晴らしいと思いますが,何より 2日足らずで個人成績表を作成し,それが生徒の手に渡っていることが素晴らしいと思いました。

岐阜高の先生方の仕事の早さに頭が下がる思いですし,生徒たちが大切にされていることも十分に伝わってきました。

 

 

本日提出があった 3名の成績表を見ると,3名とも合計点が岐阜高内で上位10%以内に入っており,彼らの高1生の頃の進研模試結果 ( 3科計の校内順位が252位など) を鑑みると大躍進と言えます。

先日のブログでもお伝えしたように,高校入学時点での序列や高1生・高2生の頃の順位は何の意味もなさないことが今回の数字からもよくわかります。

 

ただ,成績表を見る限り欠席等で30名近い未受験者がいるようですから,普段なら上位に入る層の一定数が何らかの理由で回避した影響で彼らがこの順位になっている可能性も否定できません。

とは言え,彼らが本番に向けて結果が上向いてきているのは間違いありません。

 

彼らをはじめとする当塾 8期生のメンバーを含め,全国の受験生諸君が本番で全力を出し切り,悔いの残らない結果を出してくれることを祈るばかりです。

 

長い目で見た学力向上

 

この写真は先日返却されたばかりの11月実施分の高2生 (当塾 9期生) の進研模試成績帳票で,入学からの 1年半で徐々に成績が向上していることが見て取れます。

 

この塾生の高校入学から 3ヶ月あまりが経過した高1生の 7月は,国数英総合の全国偏差値が66.9,同じく国数英総合の岐阜高での順位が221位/361名という結果でした。

しかし,高校に入学して 1年半が経つ高2生の11月には国数英総合の岐阜高での順位が 64位/353名,5科総合では 26位/353名 (全国偏差値は75.3) で入学時と比較して大きく躍進しています。

 

当塾はこのように徐々に成績が上がっていくというケースが多く,高校入学からコツコツと取り組んだ結果として,気付けば校内で上位に到達していたということが往々にして起こります。

 

 

こちらは高3生 (当塾 8期生) の,上記と同時期にあたる高2生11月実施分の進研模試成績帳票で,先に紹介した高2生と同様に入学から 1年半かけて右肩上がりを実現しています。

 

高校入学から 3ヶ月あまりの高1生の 7月は,国数英総合の岐阜高での順位が168位/360名という結果でしたが,高校に入学して 1年半が経つ高2生の11月には 18位/355名まで向上しています。

5科総合では岐阜高での順位が 15位/355名 (全国偏差値は79.2) でしたから,校内はもちろん全国で見てもかなり上位となる結果です。

 

この時点から 1年が経過した今,該当の塾生はこれと同程度またはそれ以上の成績を残してくれており,年明けの大学受験本番も非常に楽しみになってきました。

 

 

こちらは当塾 5期生 (岐阜高) の進研模試成績帳票で,高1生の 7月は国数英総合が校内で 51位/362名 だった順位が,高2生の 1月には 3位/360名 (全国偏差値は84.7) と大きく躍進しています。

 

なお,5科総合では岐阜高での順位が 2位/360名 (全国偏差値は85.3) で,全国順位は 26位/275,976名という非常に素晴らしい結果でした。

入学した当初は目立つ成績ではなかったものの,彼は高3生の 1年間も上記と近しい成績を残し続け,志望校に首席で合格を勝ち取りました。

 

 

入学した当初は特段上位ということはなく普通の成績だったにもかかわらず,なぜ当塾のような 1学年10名程度の小さな塾でこのような成績向上が幾例も見られるのでしょうか。

 

私は,当塾の生徒たちがスロースターターということではなく,当塾が “進研模試のための準備” に取り組ませていないことが大きいのではないかと考えています。

当塾は高3生に上がる頃には地歴・公民以外の全科目を学び卒えるカリキュラム・ペースで指導を行なっているため,例えば授業内で進研模試の対策を行なうことは一切ありません。

 

学年が上がり,回数を経るごとに真の実力が問われるようになっていく試験において,過去問や予想問題を用いて小手先の準備を繰り返したところで “長い目で見た成績向上” はあり得ないのです。

結局のところ,付け焼刃の対策が通用するのは序盤だけに過ぎないということが,当塾の生徒たちの右肩上がりの成績数値を見れば一目瞭然です。

 

こういった成績向上を目の当たりにするたび,1回 1回のテストにやれ過去問だやれ予想問題だと対策に時間をかけることが本当に無駄なことだと言わざるを得ません。

当塾の合格実績を含め,上記で紹介した塾生たちの結果を併せてご覧いただければ,短期的な結果を追い求めることがいかに無力なものであるかをご理解いただけると思います。

 

 

以前のブログでも申し上げたことがありますが,高1生・高2生が受験する進研模試は当然ながら同学年で競い合うのみで,さらには一部の中高一貫校で進研模試を受けない高校も一定数存在します。

つまり,進研模試は同学年も全員が受験していないばかりか,現場で確実に対峙することになる過年度生 (浪人生) もいない環境下で実施される “規模が大きめの一斉テスト” に過ぎないのです。

 

難関大を志望しているのであれば,そのような限られた競争相手しかいない環境で高得点・高順位を取ったからと喜んでいるようでは先が思いやられます。

ですから,私は塾生たちに高2生の終わりまでの模試の結果はさほど重要ではなく,高3生になってから受験する模試,例えば全統模試で結果を残せるよう頑張ればいいと話しています。

 

真のポジショニングが判明する高3生に上がるまでの間は,大学受験に打ち勝つための力を蓄える期間と私たちは捉えています。

そこまでの途中経過にこだわっても意味がありませんし,そんな暇があるなら大学受験に向けてコツコツと取り組んだほうが有意義だというのが私たちの考えです。

 

 

先述した通り,高1生・高2生の頃の順位なんて簡単に入れ替わってしまうものですし,例えば高1生の時点で〇〇高校で□□位だから△△大学に行けるなどという話はないのです。

ちなみに岐高の2022年春の東大・京大の現役合格者数は25名,ここに左記を除く国公立大医学部医学科の現役合格者数25名を合わせると計50名が最難関に現役合格を勝ち取った計算になります。

この50名全員が,3年間を通してずっと岐高で上位50位以内だったかと言われれば決してそんなことはないでしょうし,国公立大の医学部医学科も十把一絡げにしてはいけない状況もありますしね。

 

ただ,以前のブログでも紹介したように,国公立大の医学部医学科は一般入学と推薦入学ではかなりの学力差がありますし,推薦でも地域枠ともなると一般入学者との差は言わずもがなです。

さらには,岐阜から遠く離れた都道府県,中でも日本海側の雪深いところや四国にある人口の少ない県まで足を延ばすと,医学部医学科と言えども難易度に相当ばらつきがあります。

 

将来の夢や目標を持ち,長い目で見た学力向上を達成すること。

これまでのブログでもたびたび申し上げてきたことですが,これが私たちが目指す指導の方向性です。