学生講師から学ぶ

 

来週の木曜日から岐阜高,同じく金曜日から岐阜北高で前期期末テストが実施されます。

 

塾生たちの自習室での取り組みの様子からも,多くの塾生が前期期末テストまで 1週間を切り,緊張感が高まりつつあるのが伝わってきます。

本日は当塾の卒塾生である学生講師 3名 (名大の農学部・名市大の医学部・名大の工学部) が自習室に入り,各科の質問受付にあたりました。

 

 

高校部の塾生たちにとって,学生講師は成績向上や志望校合格に力を貸してくれる存在であると同時に,目標であったり,よき相談相手であったりと役割はさまざまです。

 

また,上記した学生講師 3名の出身高校はそれぞれ岐阜高 (蘇原中)・岐阜高 (鵜沼中)・岐阜北高 (中央中) ですから,彼らは多くの塾生にとって高校の先輩でもあります。

つまり,彼らには数学や物理・化学・生物の質問ができるだけでなく,高校時代にどうやって定期テストに備えていたか等も伝授してくれる “有用な情報源” でもあるわけというわけです。

 

学生講師を模範的存在として塾生たちは彼らから多くを学んでくれたら嬉しいですし,学生講師の諸君も塾の仕事を通じて社会に出る前の準備をしてほしいと願っています。

 

高校生の単語テスト

 

進路探究塾 Mirai の高校部の集団指導コースでは,高1生の 9月から高2生の12月までの期間で毎週にわたって単語テストを行なっています。

 

題材として用いているのは Z会出版の『速読英単語 入門編』と『速読英単語 必修編』です。

この 2冊を約20か月かけて共通テストに必要な約5,000語レベルを網羅させ,単語テスト終了から 1年後に控えた共通テストに挑んでもらうという算段です。

 

当塾の中学部から高校部に進級した塾生諸君は,中2生の 9月から中3生の 8月までの期間に『速読英単語 中学編』のテストを経ていることもあって毎週の単語テストは苦ではなさそうな印象です。

また,東大や京大,医学部医学科の一部など難関大を志望する塾生には,高2生の 9月から12月までの期間に『速読英単語 上級編』にも並行して取り組んでもらっています。

 

 

この単語テストは『速読英単語 入門編』と『速読英単語 必修編』をもとに私が作成したオリジナル版で,センター試験・共通テストおよびや主要大学の入試問題を分析して作成したものです。

 

生徒たちが今後英文を読んだり書いたりする上で重要な語彙やイディオム,さらに英文法・語法問題として重要性が高いものを精選してあります。

よって,一口に単語テストと言っても,10個から20個の単語を日本語訳にそってただ書き出すだけという形式ではなく,英文の穴埋めからイディオムの出題も用意しています。

 

私が共通テストの 1年前の時点で完結するカリキュラムを立てしている理由は,テスト終了後に 2周目,3周目と生徒が繰り返し落とし込んでいく作業が不可欠だからです。

語彙力は一朝一夕には身につきませんから,とにかく繰り返し書く,電子辞書を用いてその単語の発音を聞いたり例文を確認する,声に出すことの 3点を徹底するよう指示しています。

 

 

繰り返し書いたり声に出したりすることで意識の底に落とし込む手法は,幼い子どもが母国語を習得し,新しい単語を獲得していくプロセスと酷似しています。

 

日常的に英語を用いる環境にいないからこそ自発的にそういう環境にすることが大切であり,語彙力なくして読解力もなければ表現力もありませんし,リスニング力もつくはずもありません。

当塾の合格実績を形づくってきた卒塾生たちをはじめ,これまでに大きな成果を上げてきた私の教え子たちはこの部分を大切にしてきたと言って過言ではないのです。

 

英語の学習のみならず,他教科も周到な準備を進めていかなければならない。もちろん,高校から課される課題や予習もしなければならない,部活もある。

どの科目もバランスよく,かつ,いかに計画的に熟すか。それが受験生には求められています。

 

ただし,効率性は常に追求しなければならないものの,安易に近道を探す,求めることはしてはいけないと塾生たちに話しています。

 

前期期末テストで得点アップ!

 

今回のブログは小学部から継続して当塾に通い,前期中間テストよりも 5科得点を向上させた中1生の 3名を紹介します。

 

471点《中央中・中1生 (通塾歴 1年 8ヶ月) 》〔前回より 1点アップ!〕 ※ 数学が100点

466点《中央中・中1生 (通塾歴 5年 8ヶ月) 》〔前回より41点アップ!〕

462点《中央中・中1生 (通塾歴 6年 6ヶ月) 》〔前回より19点アップ!〕 ※ 数学が100点

 

上記 3名のうち 2名は夏休み期間中に自習室で熱心に取り組む姿を何度も見かけていましたから,得点向上を勝ち取れたことに安堵しています。

今回の結果に満足せず,さらなる高みを目指してほしいと思います。

 

なお,まだ全員の結果が揃っていない状況ではありますが,現時点での中1生の平均は442.7点で前回より向上しそうな雰囲気です。

 

前期期末テストが終わりました

 

本日で各務原市内の中学校の前期期末テストが終了しました。

 

桜丘中や蘇原中など,週初めに前期期末テストが実施された一部の中学校では答案の返却が始まっており,中には 5科すべて返却されたという塾生もいます。

写真は桜丘中の中3生の答案で 5科合計は478点。英語・社会がそれぞれ100点だったものの,得意の数学・理科でケアレスミスを多発して得点を伸ばしきれなかったことを悔しがっていました。

 

例年と同様,特に中1生前期中間テストに比べると難しかったと口にしていました。

来週の終わりには結果が揃うと思いますが,この夏は頑張っていた塾生もたくさんいましたし,彼らの結果を楽しみにしておこうと思います。

 

教え子との再会 Vol. 033

 

お盆前後に卒塾生たちが何名か顔を出してくれたので,まとめてブログに綴ります。

 

1人目は当塾 8期生で,現在は名古屋市立大学医学部医学科で学ぶ卒塾生。

医学部での学びやこの春から始めたというゴルフに関して 2時間ほど話し込みましたが,充実した日々を送れているとのことで安心しました。

 

 

続いては当塾 2期生の 2名で,左は大阪府立大 (現 大阪公立大) を経て現在は獣医師,右は社会人 3年目で名大在学中は当塾でアルバイト講師として活躍してくれた卒塾生。

2名とも中学生だった頃から高校受験を経て,大学合格まで指導した教え子ということもあって彼女らの今の姿は感慨一入です。

 

この代は高校卒業から 6年が経ち,医療系に進んだ卒塾生や院進した卒塾生もこの春から社会人になっています。

それぞれが夢を形にして社会で活躍してくれていることが私には何より嬉しいですし,今の塾生たちも彼女らのように立派に成長してくれたらと願ってやみません。

 

中1生の頑張り

 

これは本日15時に撮影したもので,中学生が自習している様子です。

 

13時30分に自習室を開け,来た順に前から詰めて着席してもらっているのですが,最前列は中1生が占めるなど自習室内に中1生の姿が数多くあることが印象的です。

今夜,中1生は19時30分から22時まで授業が組まれている中,お弁当を持参してこのまま授業開始の時間まで頑張るという塾生もいて感心です。

 

夏休み明けすぐに実施される前期期末テストに向けた取り組みが中心にはなりますが,前期中間テストである程度の結果を残した塾生たちにはこの夏に “プラス α” の学習もするよう指示しました。

 

 

中1生は18名が在籍しており,定期テストが変則実施となっている蘇原中を除く14名の前期中間テスト平均は439.2点と上々の結果を残してくれました。

 

蘇原中の中1生の諸君も,直近 ( 7月) のテストで170点/175点 (500点換算で486点) や168点/175点 (500点換算で480点) など,非常に頑張っていることが得点から伝わってきます。

上記の結果と彼らの学習に取り組む姿勢からも,前期期末テストにおいても結果を残してくれるものと確信しています。

 

医学部医学科を志望する高2生・高3生へ

 

当塾は現在,医学部医学科の現役合格を目指す高2生・高3生を両学年とも 1名に限り募集しています。

 

指導形態は個別指導専科コースでの完全 1 : 1 のプライベートレッスンが基本となりますが,科目によっては集団指導コースでの受講も可能です。

指導を担当するのは,これまでも医学部医学科や旧帝大などの合格をサポートしてきた教員です。

 

先日のブログでもお伝えしたように,当塾は昨春・今春と連続して医学部医学科の合格者がおり,3名の医学部医学科の志望者に対して 3名全員が国公立大に現役合格を勝ち取っています。

 

[2022年 春]

岐阜大学 医学部 医学科 (一般入試 (前期日程) )

 

[2023年 春]

名古屋市立大学 医学部 医学科 (一般入試 (前期日程) )

名古屋市立大学 医学部 医学科 (推薦入試 (学校推薦型選抜) )

自治医科大学 医学部 医学科 (正規合格)

 

医学部医学科に現役合格を目指す,意欲あふれる高2生・高3生のお問い合わせをお待ちしております。

 

2023年7月22日 | カテゴリー : お知らせ | 投稿者 : ito

学習サイクル

 

これは授業後の高2生の教室を撮影したもので,22時40分を少し過ぎた頃の様子です。

 

この時間帯だと既に帰宅している生徒もいましたが,自習に励んだり学生講師に質問したりと頑張っている生徒の姿も見受けられました。

当塾の卒塾生である名大の農学部・名市大の医学部・名大の工学部の学生講師 3名が各科の質問に対応しており,授業が終わった後だというのに活気が感じられました。

 

当塾10期生にあたる今年度の高2生は熱心な生徒が多く,土曜日は昼から夕食持参で自習に来て,夜は授業というサイクルを確立している生徒もいます。

ちょうど10期生は医学部医学科志望も名大志望も多くいることですし,先輩たちに続けるよう今の学習サイクルを大学受験まで維持してほしいと思います。

 

前期中間テスト《中学生》

 

中学部の前期中間テスト結果が出揃いましたので,各学年の塾内 1位の得点結果を紹介します (実施形式の異なる蘇原中を除く)。

 

482点《桜丘中・中1生 (通塾歴 0年 5ヶ月) 》 ※ 数学が100点

487点《稲羽中・中2生 (通塾歴 3年 5ヶ月) 》 ※ 英語・数学・理科が100点

480点《桜丘中・中3生 (通塾歴 2年 3ヶ月) 》 ※ 数学が100点

 

これまでのブログでもたびたびお伝えしているように,当塾は中学生に対して過去問や予想問題を用いた定期テスト対策指導を一切行なっておりません。

当塾の塾生たちは指定されたテスト範囲をきっちりと理解し,学習習慣を確立して真摯に取り組んだ結果として上記の得点を獲得しているのです。

 

定期テスト対策指導に強みがあり,各中学校の学年 1位が集うような塾でしたら,当塾の塾生たちよりも高得点を収める塾生がたくさん在籍していらっしゃることでしょう。

当塾は定期テスト対策指導はもちろん,高校受験対策指導の全般においてそういった塾の足元にも及びませんから,比較したところで結果は見えています。

 

 

今回のブログは,中学生の定期テストに纏わる逸話を 1つ紹介します。

 

当塾から名市大の医学部医学科に現役合格した卒塾生 (岐阜高) は,中1生の頃は定期テストで一度も450点を超えられず,8回目の挑戦となる中2生の学年末テストでようやく450点を超えました。

以前のブログでも紹介したように,彼は高2生の秋から高校卒業まで岐阜高で上位をキープして医学部に現役合格しましたが,中学時代は決して華々しい成績を収めていたわけではなかったのです。

 

つまり,中1生・中2生の頃の定期テスト結果は長い目で見れば “その程度のもの” に過ぎず,その先の成績を担保するものではないということです。

特に,定期テストの高得点が過去問や予想問題を駆使して獲得したものであるならば,実力を伴わない虚像の可能性すらあるということを心に留めておく必要があるのではないでしょうか。

 

この逸話は,目先の結果に左右されることなく,目標と信念を持って愚直に努力できる者が最後に大きな結果を掴む良い例だと考えます。

 

中学部の塾生の頑張り

 

中学生の前期中間テスト結果が順次返却されており,塾生たちから続々と結果報告が寄せられています。

自己ベスト更新や目標点達成など,顕著な結果を残してくれた塾生を各学年より 1名ずつ紹介します。

 

482点《桜丘中・中1生 (通塾歴 0年 5ヶ月) 》〔目標点を32点オーバー!〕

473点《中央中・中2生 (通塾歴 2年 5ヶ月) 》〔前回より27点アップ! (自己ベスト更新)

480点《桜丘中・中3生 (通塾歴 2年 3ヶ月) 》〔前回より 7点アップ! (定期テスト全 9回の平均は479.3点!) 〕

 

中1生の482点は,一昨年前に樹立された定期テスト “デビュー戦レコード” である490点に次ぐ好記録です。

日頃から自習室に足繁く通って熱心に取り組む姿を何度も見てきましたから,今回の彼女の結果は納得できるものですし,今後の成長も非常に楽しみです。

 

これまでのブログでもたびたびお伝えしているように,当塾は定期テストや実力テストに向けて過去問や予想問題を用いた指導を行なっておりません。

そういった安易なものに頼らずとも塾生たちが結果を残していることを嬉しく思いますし,何より得点結果は彼らが確実に成長していることを裏付けるものと言えます。