塾長ブログ


進路探究塾 Mirai 塾長のブログです。

Mirai には理系の生徒が多い

 

開塾以来,当塾はどちらかと言うと理系生が多く在籍しています。

 

当塾の高校部で学んできた卒塾生 (総勢90名) は理系生が59名と文系生が31名で,これを比で表すとおよそ 2 : 1 となります。

感覚的なものではなく,その比率からも当塾は理系生のほうが多いというのは間違いなさそうです。

 

ただ,当塾は理系に偏る傾向が年を追うごとに強まっており,例えば新高2生 (当塾10期生) は15名の在籍のうち理系生が13名,文系生が 2名と明らかに理系に偏っています。

彼らの多くが平日の夕方や土曜日の昼間の時間帯,さらには日曜日も含めて自習室で頑張っている姿をたびたび目にしていることもあり,10期生は私が大きな期待を寄せている学年の 1つです。

 

当塾の卒塾生で,特に顕著な成果を残した理系生 5名を紹介します。

 

[当塾 1期生 (岐高から京大の工学部に現役合格) ]

京都大学大学院工学研究科物質エネルギー化学専攻修士課程を修了後に大手化学企業へ就職 ← ブログはこちら

 

[当塾 4期生 (滝高から東大の理科一類に現役合格) ]

東京大学工学部航空宇宙工学科の卒業時に学業優秀者として日本航空宇宙学会学生賞を受賞 ← ブログはこちら

 

[当塾 5期生 (岐高から名大の工学部に現役合格) ]

名古屋大学工学部環境土木建築学科に首席で合格 ← ブログはこちら

 

[当塾 7期生 (滝高から岐大の医学部医学科に現役合格) ]

岐阜大学医学部医学科に前期日程 (志願倍率10.4倍) で合格 ← ブログはこちら

 

[当塾 8期生 (岐高から名市大の医学部医学科に現役合格) ]

名古屋市立大学医学部医学科と自治医科大学医学部医学科に合格 ← ブログはこちら

 

1学年の在籍数が10名程度の小さな塾としては非常に優れた実績だと自負していますし,文系生を含め,今後も当塾から彼らに匹敵する成果を上げる塾生が続いていくものと確信しています。

また,大学へ進んでからも卒塾生の諸君が方々で評価されているということが本当に嬉しいです。

 

桜丘中と那加中の校区から 3名も!

 

この 2週間だけで,桜丘中と那加中の校区から 3名も入塾がありました。

 

お住まいの地域からはある程度の距離がある中,数ある塾の中から当塾をお選びいただいたことを非常に嬉しく思います。

また,車でお子さまの送迎をしていただけることに感謝し,お子さまの学ぶ意欲と保護者様のご期待にお応えできるよう頑張ります。

 

2023年4月22日 | カテゴリー : その他 | 投稿者 : ito

公立高入試の得点開示《2023年》

 

現在,公立高入試の得点開示期間中であることから,新高1生 (当塾11期生) の諸君から続々と入試結果が寄せられています。

 

先日のブログでもお伝えしたように,今春は当塾から岐阜高に 5名,岐阜北高に 2名,加納高に 1名,岐山高に 1名,長良高に 2名の計11名が合格しました。

今回のブログは,直近 3か年で公立高入試において 5科合計で高得点を獲得した当塾の塾生たち上位10名を紹介します (合計点の降順・聞き取り数は24名分)。

 

[ 1位] 5科計 489点 (国語と数学が100点)《蘇原中出身》 ※ 岐阜高に合格

[ 2位] 5科計 485点 (英語と理科が100点)《中央中出身》 ※ 岐阜高に合格

[ 3位] 5科計 483点 (数学と理科が100点)《蘇原中出身》 ※ 岐阜高に合格

[ 4位] 5科計 473点 (英語と社会が100点)《鵜沼中出身》 ※ 岐阜高に合格

[ 4位] 5科計 473点 (数学が100点)《蘇原中出身》 ※ 岐阜北高に合格

[ 6位] 5科計 472点 (理科が100点)《鵜沼中出身》 ※ 岐阜高に合格

[ 7位] 5科計 470点 (英語が100点)《蘇原中出身》 ※ 岐阜北高に合格

[ 8位] 5科計 469点 (理科が100点)《蘇原中出身》 ※ 岐阜高に合格

[ 9位] 5科計 467点《蘇原中出身》 ※ 岐阜高に合格

[10位] 5科計 465点 (英語が100点)《鵜沼中出身》 ※ 岐阜高に合格

 

上記の得点はいずれも自己採点結果ではなく,高校より開示されたオフィシャルな結果です。

昨年のブログでも申し上げたように,5科合計点が460点を超えてくると何らかの科目で100点がある感じですね。

 

 

当塾は 1学年10名程度の小さな塾ですが,塾生たちが高校合格を小さな通過点と捉えることができているからこそ,上記のような素晴らしい結果を収めてくる塾生が多いのだと思います。

なお,489点を獲得したのは小4生の終わりから当塾で学んでいる新高1生で,今春の岐阜県の公立高入試は例年よりも難しかったようですから非常に素晴らしい結果と言えます。

 

彼は岐高に入学した今も当塾で頑張っており,彼には大きな夢がありますから,その夢の実現に向けて引き続き共に頑張っていこうと思います。

 

海外大へ進学 !(Arkansas State Univ.)

 

彼女は当塾に在籍する高3生 (岐阜北高) で,アメリカ合衆国にあるアーカンソー州立大学への進学が決まりました。

 

高2生の秋までは都内の大学への進学を検討していたものの,その年の冬に彼女から海外大を目指したいという申し出を受け,以降は英語を軸に個別指導へ切り替えて授業を行なってきました。

留学ではなく進学ですから英語は TOEFL のスコアが必要となるわけですが,TOEFL は国内大学の受験英語とは比にならない難易度のため,語彙の指導から見直す必要がありました。

 

私は英語科を指導する立場として自己研鑽の目的で TOEFL iBT を中心にこれまでに何度も受験してきましたから,その経験が彼女の指導に活用できたことは言うまでもありません。

ご存知の方も多いと思いますが,日本では一般的な英検や TOEIC は,こと海外大へ進学となると何の役にも立たないというのが実態です。

 

 

彼女は当塾から海外大へ進学する最初の生徒ということになりましたが,今後もおそらく彼女のように当塾から国内を経ずに直接海外大へというケースが出てくると思います。

当塾はこれからも,塾生諸君が志す多彩な進路をサポートできる塾でありたいと考えています。

 

昼の自習室

 

4月に入って春休みも終盤に差し掛かり,子どもたちの新学年のスタートが目前となっています。

 

当塾は春休みや夏休みなど長期休暇中,平日は13時30分を過ぎると中学生と高校生を中心に塾生たちが自習室へ姿を見せ始めます。

昼から自習室へ来る塾生で19時30分から授業がある場合,夕刻でいったん帰宅してまた出直してくる塾生もいれば,お弁当を持参してそのまま授業を受ける塾生もいます。

 

この春休みは新中1生や新高1生の姿もあり,彼らを見て新学年へ向けた気合いが漲っているなあとしみじみ感じたことと,自らの意志で自習室へ来てくれていることが何より嬉しいです。

特に中央中・蘇原中・桜丘中へ進学する新中1生の 6名,新高1生では岐阜高・岐阜北高・鶯谷高・岐阜東高へ進学する新高1生の 7名は,自習室で頑張っている姿を何度も見かけました。

 

彼らが確たる目標を持ち,それに向かって走り続けることができるようサポートしていきたいと思います。

 

教え子との再会 Vol. 032

 

先日,古い教え子が久しぶりに元気な姿を見せてくれて,3時間ほど話し込みました。

 

彼女は中1生だった頃から高校卒業まで私が指導した教え子で,現在は岐阜県内の大規模病院 (民間) にて勤務する医師です。

当時から頑張り屋さんでしたし,非常に礼儀正しく,人間的にも素晴らしい模範的な存在でしたが,医師となった現在も当時と変わらない気配りや細かな所作が垣間見れて感心しました。

 

以前のブログでもお伝えしたように,教え子たちが立派になっていくのを目の当たりにできることがこの仕事の醍醐味ですし,社会へ出てからも会いに来てくれるのが本当にありがたいです。

当塾から昨春は 1名,今春は 2名が医学部医学科へ進みましたが,彼らにも将来は彼女のような素敵な医師になってほしいと心から願います。

 

校舎ごとの合格者数

 

毎年この時期になると各塾が高校や大学の合格者数をチラシ等で公開し,その数を誇示する光景が見られます。

 

例えば岐阜高に80名の合格者がいる全県展開の大手塾があるとして,その塾が岐阜学区内に20校舎を展開しているとすれば,1校舎あたりの合格者数は 4名ということになります。

1校舎あたり 4名だと当塾の合格者数より少ないわけですが,全県展開の塾だと大垣や関,美濃加茂といった学区外でも岐阜高の受験を勧めるケースもありますから,実際は 4名を下回る計算です。

 

実際にお子さまが通うのは 1つの校舎なのですから,保護者が知りたいのはお子さまが通っている校舎,または通うことになる校舎から何名の合格者がいるかということです。

ですから,いくつもの校舎を展開する大手塾は恣意的な合算ではなく,校舎ごとの合格者数を公表するべきではないかと思うのです。

 

大手塾が公表する合格者数は学区内 (岐阜県内) 全校舎の合計であったり,例えば各務原市内の 3校舎の合計であったりと基準がまちまちです。

1つの組織の中で,片や校舎ごと,近隣数校舎の合算,片や全塾といったように基準がバラバラだと,何か意味があるのではないかと勘繰ってしまいますからね。

 

大手塾は大手塾らしく,あらゆる面で堂々としていてほしいものです。

 

通知表《中学生》

 

中学生の後期 (学年) 通知表結果が揃いましたので,ブログにて紹介させていただきます。

 

当塾の中学部は 1学年の在籍数が10名程度の小所帯ではありますが,昨年のブログでも紹介した通り,多くの塾生が通知表においてもなかなかの結果を残してきます。

以下は,学年評定で 9科計42以上の結果を残した塾生たちです。

 

[ 1位] 9科計 45  ( 5科計 25)《蘇原中・中3生》 ※ 岐阜北高に合格

[ 2位] 9科計 44  ( 5科計 25)《稲羽中・中1生》

[ 3位] 9科計 43  ( 5科計 25)《蘇原中・中3生》 ※ 岐阜高に合格

[ 3位] 9科計 43  ( 5科計 25)《蘇原中・中3生》 ※ 岐阜高に合格

[ 3位] 9科計 43  ( 5科計 25)《蘇原中・中3生》 ※ 岐阜高に合格

[ 3位] 9科計 43  ( 5科計 23)《中央中・中2生》

[ 7位] 9科計 42  ( 5科計 25)《桜丘中・中2生》

 

上記からも一目瞭然ですが,岐阜高や岐阜北高に合格するには通知表の 9科計で40超というのは一つの目安になると思います。

ただ,3ヶ年の 9科計の平均が36に満たなかったものの岐阜高の合格を勝ち取ってくる塾生もいましたので,9科計で40超という結果は “望ましい数値” に過ぎないのかもしれません。

 

これまでのブログでも何度かお伝えしたように,当塾は開塾からの公立高最多合格先が岐阜高 (次が岐阜北高) であり,今春の入試結果も例年に倣う形で落ち着きました。

当塾は市中に溢れる高校受験対策指導が主体の塾とは一線を画しておりますが,大学受験やその先を見据えて学んでいる中学生が多いからこそこのような結果となっているのだと思います。

 

当塾はこれからも『高校合格はゴールではなく,夢への通過点』と位置付け,子どもたちの成長をサポートしていきたいと思います。

 

個別指導専科コースのご案内

 

当塾は集団指導を基幹指導形態と位置付けておりますが,個別指導コースも開講しています。

 

当塾の個別指導専科コースは中1生から高3生を対象に指導を行なっており,指導形態は市中の個別指導塾でよく見られる 2 : 1 や 3 : 1 ではなく,完全 1 : 1 のプライベートレッスンです。

旧帝大や医学部医学科を志望する私立中高一貫校在籍の中1生から高3生と,東大・京大または国公立大医学部医学科を志望する公立校在籍の高2生・高3生が受講対象です。

 

開塾からの 8年で,当塾の個別指導専科コースから東大京大国公立大医学部医学科の現役合格者がおり,次々と夢を形にして当塾から巣立っていきました。

 

 

1 : 1 のプライベートレッスンであることを活かし,各科とも例えば高1生までに高校履修内容を完結させるハイペース指導であったり,難関大合格に向けてカギとなる添削指導を充実させています。

 

ハイペース指導は英語科と数学科,理科の各科 (化学・物理・生物) で実施しており,これまでも当塾の個別指導専科コースで学んだ多くの卒塾生がこれをうまく活用してきました。

録画による映像授業ではなく対面指導であることからも,お子さまの理解度により単元ごとに “緩急” を付けられることは当塾の強みであると考えています。

 

添削指導に関しては預かりになるものもありますが,基本的に授業内や授業前後の時間を活用してその場で添削を受けられるよう配慮しています。

これは 2 : 1 指導やそれ以上である一般的な個別指導であったり,または映像授業や通信添削では実現が難しいと思われます。

 

 

各学年とも定員は  2名で,現在は全学年とも募集を行なっています。

まだ志望校が明確に定まっていない中学生の方も,お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

 

2023年3月26日 | カテゴリー : お知らせ | 投稿者 : ito

成長し続ける卒塾生

 

卒業シーズンを迎え,小中学校や高校だけでなく各地の大学でも卒業式が挙行されています。

 

昨年のブログでも紹介したように,毎年この時期には教え子たちから卒業報告のメールをもらうことが多いのですが,本日も当塾 4期生で東大へ進んだ卒塾生からも卒業報告のメールがありました。

私たちが彼女の指導をし始めた頃はまだ小3生で 9歳でしたから,22歳になった今はもう13年以上の月日が流れたことになります。

 

東大へ進学してからは彼女とは年に 1,2回しか顔を合わせませんが,会うたびに成長していることが伝わってきますし,将来の夢に向かって着実に歩みを進めてくれていることが何より嬉しいです。

 

 

彼女からのメールは 4年間の学びの総括に加えて感謝の言葉も多く見られ,また一歩成長したことを感じさせてくれる内容で胸が熱くなりました。

 

また,日本航空宇宙学会学生賞という立派な賞をいただいたと報告がありました。

入学時から熱心に勉学に励んでいることは彼女から聞いていましたし,その頑張りを評価してもらっての受賞ですから彼女にとっても非常に感慨深かったことでしょう。

 

 

以下は彼女からのメールで非常に印象深かった箇所で,そのまま引用する形で紹介させていただきます。

 

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この四年間,自分のやりたかった勉強をとことんやりぬくことができ,とても楽しく充実した時間を過ごすことが出来ました。改めてこの大学に入学することができて良かったと感じています。

東京大学に入学してここまで成長することが出来たのは,伊藤先生をはじめみらいの先生方が,受験勉強のその先にある学びへの興味関心を引き出してくださったからです。

塾で学んだ時間はとても楽しく,その姿勢のままで大学生活を送ることが出来ました。(中略) 4月からはそのまま院に進むので,引き続き楽しむ姿勢を忘れずに研究に励んでいきたいと思います。

 

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私は塾生たちに,学習はそれぞれの夢や希望を具現化するために必要なものであり,学習する際は “楽しむ (愉しむ) 姿勢” でもって臨んでほしいと日頃から話しています。

 

彼女からのメールを読む限り,当時から私が彼女にも話していたことがきちんと伝わっていて,大学生になってもそれを実践してくれているということが本当に嬉しいです。

現在,当塾で学んでいる塾生諸君や大学へ進学した卒塾生諸君も,彼女のように “楽しむ (愉しむ) 姿勢” で学び続け,成長してほしいと心から願っています。